「やらないよりはいい」という気持ち
こんにちは。橋本です。
アトピー対策は、「やらないよりはいい」という気持ちが大切です。
子どもをお風呂で洗ってあげなければいけない・・・。
薬も塗らなければいけない・・・。
保湿剤も塗らなければいけない・・・。
掃除を干さなければいけない・・・。
病院に行かなければいけない・・・。
すべてを完璧にこなそうとすると、疲れてしまいます。
時間も無限にあるわけでもないですし、人によっては忙しくて、「ケアに回すような時間なんて、まともに作れないよ」ということもありますよね。
当然です。
しかし、努力している人に限って、完璧にケアできていないことに思い悩んだりします。
もう少し、きちんとアレルゲンを掃除できていれば・・・。
スキンケアを、もっとしてあげてたら・・・、と。
でも、よく考えてください。
「もう少しきちんと・・・」という言葉は、アトピーを治すために動いているからこそ言えることなんです。
完璧な掃除を100だとして、今日は30しかできなかったとしても、掃除をやらないよりは良かった。
少しでもやったほうが、やらないよりはいい。
「やらないよりはいい」という気持ちが大事です。
「完璧な100をやらなければいけない」と思うと、どうしても「やろう」とする気持ちに負担が掛かります。
「今日は疲れたから、いい加減でいいや」
もしそんな手抜きをしたとしても、「やらないよりはマシ」なんですね。
スキンケアにしても、アレルゲンの掃除にしても、続けることがいちばん大事。
1日だけ完璧にやっても、何も意味がありません。
小さな一歩。リトルステップを積み重ねたときに違いがあらわれてきます。
アトピーは慢性的な病気ですから。
「最短」「最善」「完璧」な治療が、必ずしもいいとは思いません。
手抜きであっても、おおまかなポイントさえおさえていれば、かまわない。
リトルステップを続けることに意味がある。
アトピー対策は、「やらないよりは(手抜きでもやったほうが)いい」という気持ちが大切。
今日は完璧にできなくても、50%でも、30%でもサクっとやれば、「何もやらないよりはいい」んです。