003_l_s.jpg 2006年4月12日(水)

『Young Hannibal: Behind the Mask』に中国人女優のコン・リーが「ムラサキ婦人」役で出演することは既に報じられていますが、彼女の画像がBlackfilm.com で公開されました。(左画像をクリックすると拡大されます)

これまで明らかとなった情報をここでおさらいしておきます。

●スタッフ
◇監督:ピーター・ウェーバー
◇脚本:トマス・ハリス(原作も同時に執筆)
◇プロデューサー:ディノ・デ・ラレンティス、マーサ・デ・ラレンティス

●キャスト
◇ギャスパー・ウリエル ⇒若き日のハンニバル・レクター
◇コン・リー ⇒ムラサキ婦人(ハンニバルの亡き叔父の妻)
◇リス・エヴァンス ⇒ハンニバルの両親を殺害する人物
◇ケビン・マクキッド ⇒?
◇リチャード・ブレイク ⇒?
◇チャールズ・マクイグノン ⇒ポール "ザ・ブッチャー"(ハンニバルの最初の犠牲者)

※当初アンソニー・ホプキンズがナレーションとして参加予定でしたが、結局出演を辞退しています。

●ストーリー
リトアニアの豊かな家庭に生まれたハンニバル・レクターが、戦争によって富と両親を失い、妹と2人で取り残される子供時代から、その後パリを経て、やがてアメリカに渡るまでが描かれるようです。

以下がMGM社 のサイトに掲載されている作品紹介です:
----------------
公開日:2006年
概要:これは怪物ハンニバル・レクターの人格形成期を描く物語。彼の少年期から青年期における体験は
彼の医学、音楽、絵画、法医学に対する素晴らしい貢献へと繋がった。物語は、第二次世界大戦の最中、ハンニバルの先祖「Hannibal the Grim」によって中世期に建設されたリトアニアの城から始まる。ハンニバル少年は東部戦線の激戦とその後のソ連軍侵攻の余波を避けるため、フランスへ逃れる。そこにはハンニバルの亡き叔父の妻であり、源氏物語の作者、紫式部の子孫である妖艶な魅力を持つ日本人「ムラサキ婦人」がいた。彼女の優しく思慮深い助言によって、ハンニバルは次第に戦争の悲惨な記憶と向き合えるようになっていく。記憶を辿り、ハンニバルは東部戦線が崩壊した際に無力な者を食い物にし、自分の人生を変えてしまったならず者達を探し出す。そしてハンニバルは彼らに自らの犯した罪を認識させる過程で、次第に内に潜む本性に気付き始める。
----------------

なお、これまでのシリーズ同様、グロいシーンが用意されているらしく、G・ウリエルによれば「かなり激しい殺人シーンが、特に後半にある。残虐性が高いほど過激になっている。」

●制作状況
・撮影は2005年10月10日にチェコ共和国のプラハで開始。
・トマス・ハリスによる原作執筆の遅れ(同氏は本作の脚本と同時に原作小説を執筆中)の影響を受け、制作が中断してしまっている?
・2006年末に全米公開予定。(2007年初旬に延期との噂あり)

●関連記事●
若きレクターが語る
『Young Hannibal』の製作が中断
『Young Hannibal』のセットより新着画像
『Young Hannibal』最新画像
ハンニバル・レクター新作の画像公開
ハンニバル・レクター博士新作のキャスティング発表
『レクター新作』と『M:I-3』にミシェール・ヨー
2005年4月6日(水) の最新ニュース

--------------------
"@ the Movies"
http://www.asahi-net.or.jp/~rn6d-hnd/