2006年4月3日(月)ちょっと前の話になりますが、『Young Hannibal: Behind the Mask』の話題を1つ。
3月17日放送の「Entertainment Tonight」で、若かき日のハンニバル・レクターを演じる20歳のフランス俳優ギャスパー・ウリエルが撮影の様子などについてインタビューで語りました。
「まだハンニバル・レクターが人食いになったばかりで自分の影の部分の存在に目覚め、人殺しを楽しみ始めている頃の話だ。なぜ、後にああなったかが理解できると思う。」
演じるにあたって、G・ウリエルは過去3作品(『羊たちの沈黙』('91) ではアカデミー主演男優賞を受賞)でレクター博士役を務めたアンソニー・ホプキンズの演技を参考にしたようです。「特に『羊たちの沈黙』。50回近く観て、彼の身振りや目の動きを勉強した。」
G・ウリエルによれば、レクター博士の行動は陰惨で歪んではいるものの、観客の同情を買うものであるという。「彼にはきっと心を動かされる。そしてあれほどのヒドイ殺人を犯しても観客の理解を得ることができる。」
そう、レクター博士を語る上で彼の残虐な一面の描写は不可欠ですが、『Young Hannibal』にもこれまでのシリーズ同様、グロいシーンが用意されています。「かなり激しい殺人シーンが、特に後半にある。残虐性が高いほど過激になっている。」
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