この梅干し、塩と赤紫蘇だけでつけた無添加のものです。今はスーパーに行くと「調味梅干し」というのはありますが、塩だけで漬けたものはなかなか売ってないですよね。
母が漬けたり、私も青梅を買って漬けたりします。塩分の問題が云々言われますが、これは減塩の調味梅干しに含まれる怖ろしい添加物に比べたらはるかに可愛いもの・・・
ちなみに減塩梅干しの作り方は流水で梅干しを塩抜き、この時有効成分と梅特有の風味も水に流れてしまいます。それを補うために様々な添加物が加えられます。例えば化学調味料や人工甘味料、香料、色素・・・
こうしてあまり酸っぱくない（でも口になんとなく不自然な味が残る）、食べやすい（私には食べにくい）梅干しもどきが出来るわけです。減塩の効能より、添加物の毒素の方が問題だと思いますが・・・
それでも梅干しってすごく役に立つ食品です。塩だけでつけている梅干しを見つけたら「宝物」です。なければそんな難しいものでもないので自分で漬けてみるのもよいと思います。
私は何も食べられなかったこの数日間、ポカリスエットと梅干しのお世話になりました。ポカリスエットに梅干しの梅酢をちょっと入れるのです。塩分とクエン酸が吐き気を抑制してくれる感じでした。
少し食べられるようになったらおかゆに梅干しは本当にありがたかったです。今回相方とプチお花見をしましたが、それもご飯に無添加梅干しのおにぎりを作って持って行きました！梅のおにぎりは保存性もよくて、食中毒予防にもなりますね。死海の塩と走水の美味しい海苔でとっても贅沢なおにぎりになりました
梅干しの主な効能には、抗酸化作用、殺菌作用、血液浄化作用、動脈硬化の抑制、疲労回復作用、食欲増進作用、カルシウム吸収促進作用、胃がん予防・・・
ちょっとあげただけですごいでしょう？だいたい一日１粒でそうした効果が得られるそうです。ただし、添加物だらけの梅干しもどきではなく、本物の梅干しを選びましょう。
私はだいたい道の駅で農家の方が作っているものを買ってきます。材料をチェックし、塩のみで漬けているものを選びます。塩分より添加物の方が身体に悪いに決まってますから・・・
ついついコンビニなどで購入してしまう花見弁当ですが、手作りの梅干しのおにぎりって、ちょっと見なおしてみたいものです。