丸山古墳のあと、向かったのは徳川家康公をお祀りした「芝東照宮」。もともとは増上寺内にあった「安国殿」でしたが、明治の神仏分離令により切り離されてしまいました。境内には徳川三代将軍家光公のお手植えと伝わる御神木の大銀杏「大公孫樹」があります。この木は御神体の東照大権現像とともに東京大空襲で奇跡的に焼けずに残ったそうです。なんだか家康さんも家光さんもすごい力ですね。お参りするのも心が引き締まります。
ここの狛犬さんは台に紙垂と注連縄が彫刻してあります。これは珍しいのではないでしょうか・・・
手水をいただき、身を清めてお参りします。写っている人は案内と解説をしていただいた「交渉人」さん。
12月だけど銀杏はこの見事さ!戦火をも潜り抜けた大銀杏はさすがにパワフルです。こんな大きな銀杏はあまり見ないですね。東京都指定天然記念物だそうです。根元ももちろんとっても太いです。囲いの中で触れられないようになってます。よかった~~守られていてとちょっとホッとしました。
あまり知られてないかもですが、木の根っこてけっこうナイーブなので、出来ればあまりそばに行き過ぎないほうが踏まないですみます。抱きつくことなどしなくてもパワーはもらえます。むしろ老木が痛いって悲鳴をあげないようにほどほどの距離をとってあげましょう。ましてや木の皮を剥くなど自分勝手はダメですね。思いやりと敬意を持って接してあげましょう。
次は増上寺に向かいます。
増上寺の隣にある大きな仁王門。先には芝公園、そしてさらにずっと先に宝珠院があります。仁王門を通っても、コンクリートの広場が広がるちょっと不思議な空間です。
この仁王様はけっこう古い江戸中期のもののようです。千葉の方にあったものが移築されたとか・・・どういう経緯かはわかりませんが、仁王門の先がガランとした公園というのはとってもシュールな感じです。
増上寺黒門(方丈門)です。家光公寄進です。
増上寺の三解脱門。家康公の助成により江戸初期の面影を残す建物で国指定重要文化財です。この門を通ることで三つの煩悩(むさぼり、怒り、愚かさ)を解脱すると言われています。
正式名称は「浄土宗 大本山 増上寺」です。大堂にあるご本尊は阿弥陀如来様。室町時代の木像で東京都指定重要文化財。さて、大堂を写そうと思ったところで電池切れ・・・・画像を納めることが出来ませんでした。
しばらくお堂の中にいましたが、なぜかこっちに来いと引き寄せられたのが隣の安国殿。一緒にいる皆さんに伝えると交渉人さんとお友達の花霞さんもお付き合いいただけました。
安国殿の中には徳川家康公が大切にされていた秘仏「黒本尊(阿弥陀如来)」があり、前立ち本尊のお姿がありました。ああ・・・私が呼ばれたのはこちらの黒本尊様だ!それがわかりホッとしました。また、さらに西向観音様とたくさんの子育て地蔵様をお参りして、学生さんの集団にふらふらとついていきました。
やがて将軍の眠る墓所・・・「ここからは学生さんだけです」と言われたので少しだけ開いた扉から手を合わせました。きっとこれもお導き・・・裏まではお参りしなかったかもしれませんものね。徳川将軍家からは歓迎というほどではないですが、少なくとも嫌われなかったかな^^いい形でお参りできたと思います。
この後は愛宕神社にお参りして浜離宮でのんびりとお薄をいただきました。なかなか楽しい参拝ツアーでした。さてクリスマスも終わってお正月もすぐ・・・どうやらお正月は2日からお仕事です。お仕事も27日まではがっつりあります。大掃除はなんとか出来るか、御節は作れるか、年賀状は・・・微妙な感じですね^^;慌しい師走ですが頑張らなきゃ!
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