●アダルトチルドレンが感情を感じられない理由② 感情を凍らせてしまう
こんにちは
生きる力を呼び覚ます
アダルトチルドレン専門セラピスト
心理セラピストの 宮岡真由美です。
今週の前半は、「アダルトチルドレンが感情を我慢してしまう理由」と、後半は「アダルトチルドレンのよくある悩み」について書いています。
アダルトチルドレンだけじゃなく、すべての人に当てはまるものなので、ぜひ読んでくださいね。
＜目次＞
１. アダルトチルドレンが感情を感じられない理由① 感情に対する誤解
２. アダルトチルドレンが感情を感じられない理由② 感情を凍らせてしまう←今日はココ
３. アダルトチルドレンが感情を感じられない理由③ 感情を表現しないと決めている
４. アダルトチルドレンが感情を感じられない理由④ 感情に対する勘違い
５. アダルトチルドレンが感情を感じられない理由 まとめ
６. アダルトチルドレンによくある悩み
７. 今週のまとめ
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昨日はアダルトチルドレンが感情を感じられない理由として、不快な感情はずっと続いてしまうのではないかと誤解していることが原因であると書きました。
ですが実は、感情は感じきると消化してなくなります。
自分の中に溜め込んでいるよりも、感じきってしまった方がすっきりするのです。
アダルトチルドレンが感情を感じられない理由の二つ目は、「ものすごくつらいことがあって、自分が感じられる許容範囲を超えてしまった」ということです。
感じる限度を超えてしまって、コンピューターがシャットダウンしてしまう感じです。
感情を凍らせてしまうのです。
ですが、ショックすぎる体験のせいで感情をシャットダウンさせてしまったとしても、そのとき感じた悲しい思い、腹が立つ思いは体の中に残っています。
そして後になって不具合が起きたりするのです。
不具合はどんな風に起きるかというと、心身症や神経症となって出てきます。
感情を溜め込んで心に不具合をおこすのが神経症、感情を溜め込んで体に不具合をおこすのが心身症です。
心身症や神経症は心や体からのメッセージなのです。
あまりにも怖い体験とは、具体的には
・親から叱られた
・親から暴力を受けた
・親に見放されそうになる
・学校や塾、仲間からのいじめ
・精神的、身体的、経済的な虐待
などです。
「幼い子どもにとって怖い体験」「その時の自分にとって怖い体験」があると、感情を凍らせてしまうのです。
あまりにも怖い体験という点では、自然災害もそうです。
東日本大震災や熊本大地震、阪神淡路大震災などの、自分の力を超えた出来事を体験すると、恐怖のあまり感情を凍らせてしまうのです。
これは、感情を凍らせてしまうことは、異常なことではありません。
心と体が正常に働いているのです。
私たちの心と体は、意識的にも無意識にも私たちを守ってくれているんです。
今日はここまでで、明日はアダルトチルドレンが感情を感じられなくなっている理由の３つ目をお伝えします。
・アダルトチルドレンが感情を感じられない理由の１つは、あまりにもショックな体験やつらい体験をしてしまって、感情を凍らせてしまったことである。
・感情を凍らせてしまうのは心と体が正常に働いている証拠である。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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