皆さま、おはようございます!


先月末に体験した青森県下北の「とびない旅館」宿泊記、

今回含めてあと2回です。

最後までお付き合いくだされ。

(前回分はこちらからです)

青森県下北のディープスポット「とびない旅館」に泊まってみた。(その1)

青森県下北のディープスポット「とびない旅館」に泊まってみた。(その2)


東京からやって来たブロガーさんと一緒に案内された、

とびない旅館の向かい側にある別館「下北妖怪ハウス」
f07143/とびない旅館

飛内さんの案内で見せて頂けることになりました。

最初は飛内さんがお酒を買いに行ってる時間に

「勝手に見てってよ」的な話のはずでしたが、

さぞ、作品のことを語りたかったのでしょう。

こちらは田名部町を走っていた

国鉄大畑線(→下北交通 平成13年廃止)の亡霊列車だそうです。

確かに車体が国鉄色ですね。

f07148/とびない旅館

列車のそばには時刻表が掲げられておりました。
f07150/とびない旅館

始発列車の発車時刻が25時(深夜1時)とは芸が細かい!
時刻表を調子に乗って書きすぎて、

最終列車が、辺りが明るくなった31時(午前7時)発な点は

目をつぶっておきましょう。


おっ、ゲゲゲの鬼太郎の猫娘!
f07151/とびない旅館

これは左のイラスト立体化をしたものか?

顔の表現に神経を注ぎ過ぎて、

こぶしの製作まで意欲が続かなかったのか?

ちなみに自分、実写版・田中麗奈さんの猫娘に恋したことがあります。

もちろん、飛内さんの作品に対して恋感情は芽生えませんが。


ここで飛内さんが「地獄を見る?」と言い出しました。

今まで体験してきたことも、いろんな意味で地獄でしたけど、

飛内んが表現した「真の地獄」が妖怪ハウスの中にあるというのです。


一同は飛内さんの先導の元、妖怪ハウスの2階へ案内されました。
f07152/とびない旅館

おおっ、何やら怪しげな光が灯っている!

そして中を覗いてみると…


地獄だ~!!!
f06356/向山駅愛好会


妖怪ハウスの2階、先に進んでも、更に進んでも…

地獄が続きます!!!
f07154/とびない旅館

妖怪ハウスの地獄ゾーンは回廊になっておりまして、

一旦入ると抜け出すまで、

飛内さん作の地獄をず~っと見せられるのですよ。


そしていよいよ地獄は終点へ。
f07155/とびない旅館


地獄を出たところで待つ飛内さん。

地獄の後の飛内さんの笑顔は、まるで神様のようです。

これも飛内さんが仕組んだ演出か?
f07156/とびない旅館


この後は再び食堂に戻り、

飛内さんを取り囲んでの呑み会タイムに突入です。

飛内さんを取り囲んだ…というよりも、

自分らが飛内ワールドに取り囲まれてしまってるのは

前回書いた通りです。
f06355/向山駅愛好会

飲み会では、飛内さんが体験した地獄についても聞かせて頂きました。

地元の皆さんとの折り合いが悪く天涯孤独でいたこと、

彼女も出来ずに今日まで独身を貫き通したこと、

昨年秋に旅館の屋根が吹き飛んで借金地獄に陥ったこと、などなど。

それは地獄とうよりも、自業自得のような気がしましたけど。

こうして話は3時間続く…


時刻は26時ちょっと前。
f07157/とびない旅館

ゲスト勢の眠たそうな様子を見て、

飛内さんのマシンガントークは一旦終了。

飛内さんのマシンガンに、これ以上弾が装填されたら朝になりそう。

それはそれでリアルな地獄を見そうでしたので、

床に就くことにしました。


案内されたお部屋がこちらです。
f07158/とびない旅館


このお部屋の見どころは勝手にドアがロックする点らしい。
f07159/とびない旅館

もちろん、オートロック機構とか、そいういうものではなくて、

心霊現象的な作用らしいです。

おいおい。

31時30分、もとい朝7時30分から

とびない旅館名物のイベントがあるので、早起きしなきゃ。















そして迎えた朝7時30分。
f06355/向山駅愛好会

「おはようございます!夜はゆっくり休めました?

ところで沖縄の基地問題の話の続きなんだけど…」

飛内さん、目覚めでその話はキツイです。

自分の中の地獄はまだ続いていたのか…?


実はお宿を発つこの朝、

ちょっとした感動体験をすることになりまして…

ここを訪れた誰もが飛内さんの魅力にはまる理由、

よくわかりました。


この続きはまたまた次回に。