皆さま、おはようございます!
先月末、向山駅愛好会主催のイベント に向かう前日に、
青森県はむつ市内のとびない旅館に泊まってきました。
ここはブログ仲間で青森大好きっ娘のねこぜさん が
大絶賛するお宿なのです。
まぁ、秘境とか謎風習、闇風俗を好む彼女が勧めるくらいですので、
まともなお宿ではないことは確信してはおりましたが。
青森県むつ市、大湊線からも近い田名部町内にある旅館で、
客室数もそこそこにある大型旅館です。
創業したのは50年以上も前という老舗でして、
宴会場ではかつて結婚式も催されていたとか。
そんなとびない旅館がいつの日からか、
下北のディープスポットと呼ばれるようになりまして…
その原因を作ったのがこちらの、
彼の創作活動(工作、プラモデル作り、収集癖、などなど)
によって生み出された作品は、いつの日からか宴会場を占拠し、
今ではお宿そのものが
飛内さんのコレクションルームと化してしまったのです。
それ以上に、飛内さんの存在自体が
このお宿をディープスポットに格付けする理由だったりして…
そんなとびない旅館に宿泊してみようと5月、
ねこぜさんに相談した上で、飛内さんに予約の電話を入れました。
「あ、ねこぜんさんから聞いてた!
予約は大丈夫だけど、普通の旅館じゃないからね。
普通のサービスは期待しちゃだめだよ。それと…(以下10分続く)」
飛内さん話が長いわ!
菜の花畑で有名な、横浜町の菜の花プラザも土砂降りでした。
午後6時過ぎにとびない旅館に到着。
「こんばんは~!」
扉を開けるとすぐに飛内さんの声が返ってきました。
「台所に立ってたからちょっと待っててね、すぐ行くから。」
玄関を見渡すと、ここも既に飛内コレクションが浸食しているようです。
自分、今までいろんなお宿を利用しましたけど、
「お待たせ~、遠くからよく来たね。せっかくだからお茶でも飲もうよ。」
こうして案内されたのがこちらのお部屋。
ここって絶対に客間ではありませんよね?
ここで、飛内さんと一緒にお茶を戴きます。
「ねこぜさんから聞いてたよ。
駅が大好きなんだって?っていうか変態だよね?」
明らかに、出会ってから5分後の会話ではありませんが、
「ところでさ、俺の駅を活性化されるプランを聞いてくれる?」
どうやら飛内さん、
自分の趣味に併せて様々な計画を企ててくれた模様。
初めはそのことが嬉しく、企画内容を聞いておりましたが、
その計画の奥底には飛内さんの野望が秘められておりました。
そして話は1時間続く…
「そうだ!ご飯食べるよね。今作ってくるから。
その間にすごくいいDVDがあるからそれ見てて。」
こうして渡されたのが「久保みねヒャダこじらせナイト」のDVDです。
飛内さんの出演回ですね。
夜を迎える前に、これで
自分はヒャダインさんの大ファンですよ~!
それにしても…
重ね重ね言いますけど、ここって客間なんですよね?
す、すごい!豪華すぎる!
これは予想外でしたよ。
どれもこれも本当に美味しいんです。
飛内さんに話によれば、これでもいつもより手を抜いているらしい。
このお夕食が食べられただけでも来た甲斐あった感じでした。
食事中はずっと飛内さんが話しかけてきます。
普段だったら20分ぐらいで終わる食事が1時間もかかったのは、
これが理由ですね。
「今日は歩王さんの他に、東京のブロガーさん4人も泊まるからね。
青森県内のディープスポットを楽しんでからウチに来るんだって。
青森って、そんなに面白いトコロあるんかね?」
飛内さんはそのゴールがここだってこと、気付いてないのかしら?
この後も完全に飛内さんペースで夜が更けてゆきますが、
この続きは次回に。