皆さま、こんにちは!


今回はいわき駅から磐越東線に乗って最初に着く、

こちらの駅をご紹介します。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06140

磐越東線・赤井(あかい)駅です!

大正4年7月に開業した駅です。

開業当初は石炭輸送が活発で、

多くの貨物側線とそのためのホームがあったようですが、

その貨物輸送も終了して早30年。

当時の面影を見ることは出来ませんでした。

残念!


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06141

その貨物輸送が終わった昭和59年に赤井駅は無人駅となり、

出札窓口もこんな感じに潰されてしまったようです。

開業当初からの駅舎が残っているだけでも、よしとするべきか。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06142

現在の赤い駅は単式ホーム1本だけになってしまいましたけど、

このホーム、やたらと広く感じたんでよね。

そして、ホームにある待合室を見ると、


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06144

ホームの両面に対応できる構造になってます。

それもそのはず、

このホーム、元々は島式ホームだったんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06145

駅舎側の使われていない面を見ると、

現在でも現役当時の白線が残っているんです。


ということは、ホームの隣にある工場、

元々の駅構内に建ってるんですね。

遊休用地の転用方法っていろいろあると思うんですけど、

これだけ駅の構内に組み込むような転用って、

なかなか見れないと思います。


…って思っていたら、磐越東線の駅には、

このような土地転用が他にもあったようで。



現在はすっかりと淋しくなってしまった赤井駅ですが、

かつてはこの駅からも、

多くの貨物専用線が延びていた時代があります。


中でも開業以来、石炭輸送で盛況していたのが、

常磐炭田のひとつ、

好間坑からの石炭輸送で利用されていた専用線で、

昭和44年の廃坑によって、その使命が奪われました。


昭和22年に撮影された航空写真を見ると、

西側に延びる専用線の姿が写っております。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06146

そしてこの専用線の跡地、

現在でも道路に転用されて、大部分が残ってるんですね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06147

…っていうか自分、ここ廃線跡だと気付かずに、車を走らせていたような…(;^ω^A


いわき周辺は炭坑関連の廃線跡が無数にあります。

しかも多くの遺構が、未だに残っているとか。

再訪したい気持ちでいっぱいなんですけど、

原発事情のために、仙台市といわき市って、

やたら遠くなっちゃいましたね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c06143

左側にある住宅地の辺りが、かつてのヤード跡だった場所。


再び赤井駅に訪れることが出来るのは、

いつになることやら。



訪問駅リスト(JR線)

磐越東線


↑(いわき駅)

赤井駅(平成24年6月5日)

小川郷駅(平成24年6月5日)

江田駅(平成24年6月5日)

川前駅(平成24年6月5日)

夏井駅(平成24年6月5日)

小野新町駅(平成24年6月5日)

神俣駅(平成24年6月5日)

菅谷駅(平成24年6月5日)

大越駅(平成27年9月8日) 前編後編

磐城常葉駅(平成24年6月5日)新駅舎(平成27年2月6日)

船引駅(平成24年6月5日)

要田駅(平成24年6月5日)

三春駅(平成24年6月5日)

舞木駅(平成24年6月5日)

↓(郡山駅)