皆さま、おばんです!
今回も、平成22年7月の土砂崩れによって不通のままでいる、
JR東日本一の秘境路線、岩泉線の駅をいっちゃいますよ。
岩泉線・中里(なかさと)駅です!
中里駅は昭和41年10月に開業した駅です。
開業当時から単式ホーム1本1線だけの無人駅で、
写真にあるとおり、ホームに簡素な待合室があるだけの、
東日本ではよくあるタイプの無人駅なのでした。
岩泉・岩手和井内駅方面を見た中里駅ホームと、
茂市・岩手刈屋駅方向を見た中里駅ホームです。
岩泉線の他の駅が、岩泉線延伸開通に際して開業しているのに対し、
中里駅だけは、地域の要望を受けて開業した新設駅なのですよ。
確かに駅の周囲を見渡すと住宅地も多く、
終点の岩泉駅並みの乗降客数があるのもうなずけます。
1日に4往復(うち1往復は岩手和井内駅までの区間列車)
しか走らない岩泉線の列車。
岩手大川駅‐押角駅間の土砂崩れにより、
現在は代行バスにて運行中です。
岩泉線が幾度かの廃線のピンチを乗り越えていた理由のひとつに、
廃止後の代替道路の確保が困難な点をよく聞きます。
岩泉線同様に、
茂市を起点として岩泉方面に向かう国道340号線があるのですが、
国道340号線はこの先の押角峠に入ると、
急カーブ&急こう配の連続で、
(実際に車で走ったんですけど、軽自動車でもあのカーブはきつかったです)
バスをはじめ、大型車の走行は結構大変だと思いました。
そんな国道340号線も、最近は拡幅工事が進んでいるようで、
中里駅の前は、きれいな道路に仕上がっておりましたっけ。
中里駅の目の前を併走するのが国道340号線です。
しつこいようですが…
岩泉線、本当に最後まで頑張って欲しいですね。
↑(茂市駅方面)
中里駅(平成23年10月10日)