こんばんは、
七月ですね、すっかり夏に突入しましたね!
有賀千恵です。
さて、まだまだつづくの!?
どこまでもー!な、
これだけは知っておきたい女性疾患~妊娠編~
のやっと中盤編くらいでしょうか。
解剖学の勉強や本物臓器を触れたりして、
ますます自分の趣味が入っている気がしないでもないが、
どんまい!(Don‘t mind!)
でいきますよー⊂⌒~⊃。Д。)⊃
○妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)とは、
妊娠すると、以前ではなかったいろいろな以上が起こる場合があります。
いままで、高血圧、蛋白尿、むくみの症状が現れる病気を
「妊娠中毒症」と呼ばれていました。
ですが、
最近では、妊娠中毒症が、
『血管の病気』だと明らかにされました。
また、その中心的な原因が、
『高血圧』だと判明しました。
このために、
他の高血圧と区別するために、
妊娠高血圧症候群、と
言いあらためられています。
また、この高血圧がきっかけで、
尿蛋白や血管障害、臓器障害などを
発症する疾患でもあります。
○いつ頃、なるの?またどれくらいの割合でなるの?
一般的には、妊娠20週以降に高血圧がみられ、
出産後12週までに血圧が正常に戻るのが
妊娠高血圧症候群です。
20人に1人程度の割合で発症します。
この場合の高血圧とは、
収縮期血圧(最高血圧)が140mmHg以上、
または拡張期血圧(最低血圧)が90mmHg以上を指します。
妊娠高血圧症候群では、
このうちの拡張期血圧(最低血圧)が上昇する特徴があります。
○妊娠高血圧症候群の症状は?
〇高血圧
〇頭痛やめまい
〇倦怠感
〇むくみ
〇タンパク尿
などが現れます。
とてもわかりやすい自覚症状は、
「むくみ」です。
ただし、この「むくみ」は、
通常の妊婦さんの約30%にも起きるので、
妊娠高血圧症候群かどうかを判断するのは難しいようです。
なので、そのほかの症状をふくめて、
不安ならば、かならず、主治医や定期的な
妊婦検診などで相談したりしてくださいね。
次回は、なりやすい人の傾向、
症状の軽症、重症について、
また母子に与える影響などもかけたら、ご紹介しますね。
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