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＞＞「ｖｏｌ．３ はじめてのスタッフマネージメント時代」 （２２才～）に、
続きます・・・
エステ業界で生きる、この道18年目のワタシ。
【現在３６才】
これまでのプロセスを抜粋して、綴っています
早くも？４話目ですね！
前回の「マネージメントのトラウマ」のお話で、
沢山の反響を頂きました。ありがとうございます
でも？今回が１番「重い？時代
」のお話なので・・
どこまで書いたらいいのか・・？
躊躇しないワケではないのですが・・・
ばばばーっと 書いてしまいます。
※５話目は、少しは明るくなります。（笑）
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＊エステティシャンから女性起業家への道＊
【ｖｏｌ．４ 役員時代 ＝ 私の暗黒時代 】
２３～２４才 札幌時代 最後のエステ生活 ・・・
その頃 私は１３店舗を統括し、「常務取締役」という立場にありました。
前回のブログ の『マネージメントの頭打ち』のおかげ？で、
人間的にも？とがったところが抜けて・・
人柄的にも円く、すこし柔らかく？ 変わっていったように思います。
売上は、何とか上がり続け・・ 順調に目標もクリアしていた。
そんな時です。。。
親会社の不動産の会長が （自社ビルを何棟も持ち、多額の借金があった）
エステの経営に、ズカズカ と・・ 入り込んで来て、
直接、「指揮」を取るようになっていった
この会長は？ もともと？
エステは＝金儲けの道具 としか思っていないような人で・・・
バブル崩壊後の影響で、不動産業界はどん底？の時代。
エステは＝「銀行融資の為の道具」＆「返済の為の金の生る木？」
としか思っていないような人でした。
・・・ 
←久々に思い出して腹が立つワタシ（笑）
時間をかけて・・作ってきた大切なモノ＝信頼。
・辞めないで残ってくれた、高い売上を上げてくれる人材。
・長年積み上げて来た→ 毎月必ず化粧品を買ってくれるお客様。
これら、すべてが みるみるうちに 崩されて いく・・・。
「暗黒時代」のはじまり？です！ 
キャーっ
不動産が抱えている莫大な借金！
これをエステの利益から返そうとするワケですから・・
凄い勢いで？「ノルマ」が、きつくなります
日中夜 問わず・・ 呼び出され・・
「無理難題」を要求される。
例えば？
「１０日間で、売上を→ 現金で、５，０００万円集めろ！」
「化粧品を２年分！？まとめ買い契約で、
２４０万円のキャンペーンを考えたから、月内に１５件決めろ！」
※後からわかった話で、この時 融資3,000万円の絵を↑コレで書いていた。
などなど・・・ これ以上のコトは？ここでは書けません・・。（汗）
少なくともこの時点では、親会社の経営悪化など知らなかった私。
エステの売上が悪い！と信じ込まされていた。
必死でやりましたが？ 少しでも足りないと？
「お前たちが売上を上げないから、会社は大変なんだ！
お前なんか、いつでもクビにできるんだ！」
怒鳴り散らされる。。。
私は心の中で、この人を「ヒトラー」と呼んでいた・・・。
仕事が終わって、家に帰ってからも？
真夜中まで・・ 毎日のように 「飲んでいる席」に呼びだされ・・・
ず～っと！ あーだこーだ と 言われる。。。
でも！私が行かないと？幹部や店長が、呼び出されるので、
それだけは、勘弁 と・・。 何を言われるか わからない。
だから 断れない。。。
上司である、エステの先生（２話で出てきた師匠）が、毎晩コレに付き合って
いるのを見ていて、私も頑張らないと！と、思えたのですが・・。
そんな状況ですから？
当時の婚約者とも見事に破局
こんな感じで、1回目の「婚期」を逃すワタクシ。（笑）
夜な夜な 呼び出されては？出掛けて行くワケですから・・
まぁ 普通は理解できないですよね
若いながらも・・ 一応 役員。
この「無理難題」を投げてくる会社の体制に？
社員が不信感を抱かせないようにと・・・
モチベーションアップに必死な私がいた。
週末は、自宅で鍋パーティをして・・
社員を呼んでコミニュケーションを取ったりも したな。
その後、資金繰りの悪化が・・・ サロンにもジワジワと忍び寄る
まず！
１・ある日突然！「商品や商材」が、届かなくなる。
支払が滞り、業者から商品が届かない・・・。
売上は上げなきゃ！でも「商品」が、見事に欠品だらけ！
何とか「予約販売」という苦肉の策で繋いでいた。
ボディの役務を契約したお客様の予約？「商材」も無い！
タラソパックが届かない・・ オイルが来ない・・・。
タラソ中止！全店分の市販のオイルを買って、せっせと届ける。
できるだけ、マシーン系を売るようにキャンペーンを作るなど・・。
※日々変わる状況に対応する為、「ポップ」や「メニュー表」などが
自分で作れるようにと、自分でワープロも購入。
文字の打ち方もわからないエステティシャンです。
いちからせっせと覚えるのに必死でした。
一番キツかったのは？
↓ これ！
紙ショーツが届かない！
毎朝のように・・ 各店から電話が鳴る 
「今日の分で終わりですーっ！どうにかして下さい！」
「今日の夕方のお客様の紙ショーツがありません」
「あと２枚しか、ありませーん」
紙ショーツは、どこに売っているんだろー？
トラベルグッズの専門店に行き→「紙ショーツ ある分全部下さい！」
市内のダイエーや、イトーヨーカドーに行き ←当時は１００均が無かった。 もちろんネット通販もありません。
ワゴンセールの安いショーツを買い占める。（＝使い捨てにする）
それを各店に届ける 
もちろん経費なんてありません。
この時、自分の生活費の大半を「ショーツ」に使った。
悪夢です 悪夢（笑）
２・お給料が遅れる
ある日、お給料日に？お金をおろしに行くと？お給料が
振り込まれていない。。。
最初は → １週間くらいの遅れ・・
そのうち→ １ヶ月くらいの遅れになり・・・
※この頃から末端社員は、少しずつ会社を離れて行く・・・。
私は、半年以上お給料が遅れ・・、４ヶ月以上もゼロ円に。（完全ストップしました）
何とか 現物支給で？（化粧品）を貰って、それを売って暮らしていました。
３・ 店舗縮小 リストラ
どんどん 店舗を閉めて・・・
近いエリアの社員とお客様を１つの店舗に統合させて行く。
一気に６店舗くらい閉めたでしょうか？
ある朝会長に呼ばれ、
この「告知」は？すべて私がやるようにと、言われた。
理由は＝エステの売上が下がったからだ！と、
上手く説明するように。。。と。
もちろん、断る選択肢なんて無い。命令ですから。
極めつけは？
当時の私の右腕だった「美容部長Sさん」が、リストラの対象になったコト。
半年後に「結婚」を控えていた彼女は・・
会長から嫌われてしまった。。。
「今、結婚するなんて、やる気がない！
どうせ結婚したら 使いモノにならない。切れ！」 と。。。
そして、その「告知」も私にするようにと、強い命令がありました。
売上が悪いから「良い見せしめだ！」と言う。
この時・・・
告知した時の彼女の「泣き顔」が、頭から離れずに・・
「なんて酷い事をしてしまったんだろう・・」と、自分をとことん責めて
毎晩、泣き続け、眠れない夜を過ごした。
ちなみに この時にアロマやセラピーにハマる。
しばらく時間を置いてから、会社に内緒で、本人と婚約者に謝りに行きました。
「悪いコト？って こうも続くの？」
そう思わざるを得ない事が？度重なり、おこる。
この時 同時に
・サロンが火事になったり・・
・サロンに泥棒が入ったり・・
・お金に困った社員が、売上金を盗んだり・・
もぉ 状況は どろどろ でした。
すべてが初めての対応。 
責任者として、すべてのトラブル解決をしなくてはなりませんでした。
※２話で登場した「宮ちゃん」も？ この頃、
会社に対する不信感一杯で、辞めて行きました。
これは、さすがに悲しくて、喪失感？やり場のない思いが込み上げました。
去っていく宮ちゃんの後ろ姿を、ビルの上から、姿が見えなくなるまで
見送りました。彼女にはそれ以来会っていませんが、元気かな。
さすがに２３才のワタシ。そんなに精神力が強くはありません。
気づけば・・・？
「●円形脱毛症」に、なっていました
５００円玉×２箇所 １００円玉×１箇所 ＝計３箇所。
この時 身も心もボロボロな 私がいました。
もう、本当に嫌だ！逃げ出したい！
これが本心でした。
でも、部下とお客様のコトを思うと？できない。。。
狭い町で、、 そんな勇気も無い。。。
若い時に、こんなに苦労したから？３０代はきっと楽なんだ！ ものすごく強い人間になるんじゃないか？
とか、ワケのわからない事を考えながら・・。
この一連の 「苦」を通して・・
私は、本当に多くの部下（女性達）に泣かれた。。。
紙ショーツの時も・・ お給料が遅れる話の時も・・
店舗を閉める時も・・・ 辞めていくスタッフのお話でも・・・
いつも いつも ・・・ 本当にしょっちゅう 泣かれた。
そして、いつも心の中で？
「こっちも！泣きたいんだよぉーっ」と、叫びたかった、
そんな自分がいました。
だって、泣かれても・・ どーにもならないんです。
そして、この頃
２つの「小さく、大きな決意」をしました！
１つ目 ・仕事で、人前で泣くコトは、自分はしない。
感動して泣くのは良い。 でも、「辛い」とか、「悲しい」とかで、人前で泣くコトはしない。
泣かれた方の気持ちがわかるから・・。
２つ目 ・自分で力をつけて、将来 自分のお店を持とう！
長年かけてコツコツと積上げてきたお客様やスタッフとの信頼関係も、
壊れるのは一瞬なんだ。
どんなに「素晴らしい仕事」で、天職と思い、どんなに頑張ったとしても？
どういう会社で働くか？ 「環境」が、大事なんだ！
自分で、「それ」が、作れる人になりたい。
力をつけよう 強くなろう 勉強しよう
そんな風に 少しずつですが・・・
前向きに考えれるようになりました。
いつも、励ましてくれた友人や、地元の先輩のおかげだと思います
※あっ、1つ目の「人前で泣くこと」は、後にもっと大人になってから考えが変わりました。
泣くことは悪いことではないので、泣かれることも今は受け入れられます。
それから しばらくして・・・ （もう終わります）笑
会社は、子会社を作り（計画倒産？）
その会社に、私を専務として送り込み、新しい事業？を始めさせ・・・？
結果として、「部下とお客様」と、引き離される状況に。。。
これが、偶然にも 辞めれるいい機会？になったのかもしれません。
その後、１つのある事件を発覚し、私は不信感で会社に行くことも限界に達した。
これまで、たったひとつだけ「小さな光」となっていた
私の「辞めない理由」さえも無くなり・・ （ここでは書けませんが
）
退社するコトになりました。
あっけなく・・ 挨拶をする場も与えてもらえれずに・・・。
会社は？ 影響力が強かった私と？社員が連絡を取るのを恐れていた？
ので、すぐに電話も解約し、誰にも何も言わずに、辞めました。
これも、昔のエステのお約束？ですが・・。
こうして
１８才～２４才を過ごした その会社を後にした。
やっと 終われたんだ！ 本当に辞めたんだ。
しばらくは 呆然 としました。
そして、肩の荷がおりました。。。
その後 すぐに・・・ ？
長期出張で、「東京」で仕事をしていた「父」に電話をした
「私、札幌を出て・・ 東京で、いちから やり直したい！」
３年間、東京でマネージメントの修行をして、札幌に帰って、
自分のお店エステサロンを出そう！と・・・。
そんなワケで！
悲しい気持ちを切り替え、何かに夢中になりたくて、
すぐに『東京』に向かって、動き出す私がいました
～ 今回は これで 終・わ・り ～
※この会社は、私が辞めてから１年くらい後に倒産しました。
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皆様・・・
長～いコト お疲れ様でした
あまりにも長いので？
２回に分けたかったのですが、途中のお話が暗すぎて？
１回で終わらせたくなってしまい、一気に書いてしまいました。（笑）
これさえ終われば・・ 徐々に明るくなって？行くハズ？ ですからー☆
次回は、東京です。
新人（お風呂洗い、トイレ掃除の日々）からのスタートです
また、書きますね
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５月１９日（火）←残席２名 ・２０日（水）←残席３名
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