＊エステティシャンから女性起業家への道＊
【店長時代・・】 に、続きます・・・
この道18年目のワタシ。
これまでのプロセスを抜粋して、綴っています
エステティシャンの読者の皆様には・・？
結構、楽しんで頂けているようです。良かった
※裏話
前回の記事を見た、数名の方から・・・
｢展開が早すぎる・・！抜粋しすぎ？ このままじゃ６話くらいで終わっちゃいそう。。｣
｢もう少し引っ張って下さーい！｣という・・・ご指摘を頂きました（笑）
かしこまりました。あまり進みすぎないように。。気をつけます（汗）
というコトで！
↓
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＊エステティシャンから女性起業家への道＊
【３・ エステティシャンと・・ 幹部としての・・ お仕事】
２２～２３歳札幌時代 ・・・
さて、
エステ13店舗、100人を統括する幹部になったところからの、
続きでしたね・・。
↓
その時、会社は、「全盛期」とも？言える時代で、
過去最高の売上を記録し、次々に新規事業を拡大し・・
自社ビルを建て、自社商品も作り（工場も造った）、自社クレジットもつくり
小樽に滞在型のエステリゾートホテルの建設計画なんかもありで・・・！
とどまるところを知らないくらいに？勢いを増して行った。
その頃・・・。
私は、｢エステティシャン｣としてのお仕事と
｢幹部｣としてのお仕事を両方こなしていました。
朝は、本社でデスクワーク → 全店に電話掛けで指示を出し、
昼からは、会議やＭＴＧをこなし・・
夕方から現場に入り → 施術と新規客のクロージング。
こんな日々が、続きました。
エステティシャンとしての私は・・？
施術がどんどん上手くなり、お客様にも褒めてもらえる。
カウンセリングも、自分で考えたトークが、お客様に伝わる瞬間が
大好きでした もうノリノリでした
しかも？ かなり ｢熱い！｣エステティシャンだったと思います。（笑）
その時代は、世間一般に？
エステ＝悪徳サービス！？のようなイメージが強く・・・
確かに、悪徳なエステがとても多く・・ キャッチなんかも多かったので。。。
しょっちゅうニュースなんかにもなっていたし、悪いイメージが定着していた。
なので、
苦労して新規を呼んで→折角ご契約が決まったとしても？
｢親の反対｣や「彼氏の反対」で、キャンセル（解約）が、
おこるケースが多かったのです。←キャリア組の皆様！懐かしくないですか～？（笑）
『エステで → 高額のローンを組む。。。』
これが、親や彼氏にしてみたら？
「騙されているんだ！」ってコトに、なりやすい時代だったのですね。
どうして！？
ご本人は、こんなにサロンに通いたがっているのに・・。
↑この「キャンセル」が起きる度に・・
私は、ご本人と相談して、その「親」や、「彼氏」に会いに行き、
説明をしに行ったりしていました。←今の時代では考えられないコトなんですが・・
古～い話です。はい。
家に着くなり？お母様に？「貴方がエステの人？」と、聞かれ？
いきなり水をかけられた事もあり・・
彼氏に怒鳴られたりするコトもしょっちゅう？（笑）
はじめはショックでしたが・・ 「騙してなんか いないのに・・。」
でも・・・。 落ち着いてお話をしました。
・今 その方は どうしてお肌にトラブルが出ているのか？
・何が原因で、どのようにしたら改善できるのか？
・その為に、どんな方法でお手入れをしていくのか？
・なぜ、そのような金額（高額）になるのか？
・その方が、そのトラブルで、どれほど悩んでいるのか？
・そして、責任を持って、大切に担当をさせて頂くコト。。。
などでしょうか。
もう きっと。。。
この時 「キモ」が、座っていたのでしょうね。 今よりもずっと。。
私が1時間くらい・・ 勇気を出せば？状況が変わるかも？
しれないから・・。 だったら！チャレンジしてみよう！
そんな考えがあったように思います。
若いって素晴らしい？（笑）
本当に、「熱い思い」を持った、とにかく諦めの悪い子でした。（笑）
でも！？ 意外に誠心誠意お話をすると？
大体の人は 最後は、話をわかってくれて・・
「じゃあ 応援します。」とか、「じゃあ よろしくお願いします。」とか言って
納得をしてくれたコトが多かったのです。
キャンセルセーフです。（笑）
こうして、ますます「諦めの悪い子」になって行きます。（笑）
一方で、
このようなスタートをした時ほど、「責任感」が重くのしかかり・・・。
その後も、
お客様を部下に引き継ぐ事もできずに・・
来る日も来る日もお手入れに入りました。
それは それは大事にして・・・
最後まで、みさせて頂いたのです
※ちなみに、私に「水」をかけたお母様は？
その後、お嬢様のアトピーが、キレイになって親子で通ってくれたんです。
そして沢山のお友達を紹介してくれました。
これには、本当に感動して・・・ 
「この仕事を一生やろう！」
そう思ったのも、そのくらいの時期だったように思います
私がアトピーについて詳しくなれたのは、この方のおかげ！猛烈に勉強しました。
こうして・・・
“プレーヤー”としての「ドツボ」にハマっていく私がいました
この時の私は・・
自分の（幹部としての）スケジュールがパンパンでも？
夜遅くても、お休みでも・・ お客様に対応する！
そして、
売上が作れるなら・・ （新規が入るなら）
もちろん何時でも、どこの店にでも行って、お客様に入る。
※可能性があれば、函館でも旭川でも、どこへでも・・・。車を走らせる。
当時は、法律も曖昧で、印鑑はサロンじゃなくても どこでも押してもらえたんです。
なので、
１人で＝１～２店舗分くらいの売上は軽く作っていました。
物販のリピートだけで、月に数百万円もありました。
※この時のお客様は、ありがたい事に、
今でも私から商品を購入して下さったり、いいお付き合いをしています。
もう、殆ど １００％仕事人？？ です。（笑）
お休みは｢お盆｣と｢お正月｣のみ！でした。
半年間、お休みが１日も無くてもやっていけた。←頭おかしい？
※ 笑える話で・・？
半年ぶりのお休みだぁ～と？ 「大晦日」に寝て・・
→起きたら「２日の日」だった！なんてコトもあり・・（笑）
とにかく 体力の限界まで働いた・・・。
まだ若くて、遊ぶコトが大好きだった自分が・・
こんな風に仕事人になるなんて・・ 思ってもみなかった。
そして・・この後、
悲しくも？スタッフマネージメントのトラウマ時代に？
スタッフのマネージメント＝「売上を上げる人」を増やせばいいんだ。。
そう、勘違いをしている私がいました。
とにかく・・ 自分の新人時代に何が辛かったか？
「売上の上げ方が、わからないコト・・・。」
なので？
この頃の私は、同じ思いをさせたくないという一心で、
新人さんには、かなり手厚い指導をしてました。
まず！入社をした子には、すぐに？
「エステコース」や「商品」の素晴らしさを伝え、
自ら、マンツーマンでの勉強会を行います。
そして、やる気になった後は？
すぐにお客様に入れるように、フェイシャルを教えて行きます。
こうして、デビューとともに＝「売上」が上げられる子を
どんどん作って行きました。
当時は、
経験者で、頭がコチコチの人よりも・・
「自分のやり方」を素直に聞いてくれるというような、
若くて真っ白な、１からの「未経験者」の方が、やりやすかった。
このような「やり方」で、新人さんは・・
入社２～３ヶ月頃には？月に数百万円を作るエステティシャンになり
そのコトが ＝ 育てているんだ！ と？
思い込んでいる自分がいたのです
数字が上がり→ お給料も上がり→ 店長に昇格していく・・・
まるで 私の「コピーちゃん」のような子が？
何人も増えて行ったのです。
※２で登場した「宮ちゃん」も20歳で店長になっていました。
怖いモノで、昔のエステというのは？
売上が上がると？すぐに店長に昇格させられるケースが多い。
ただ、売上が上がっただけ？なのに。。。
それだけ、出入り（離職）も多かったというコト。
そして、
その後に「マネージメントを教えてくれる環境」は？
まるで無い！というのが殆ど？でした。
当時の私の部下は みんな・・・？
まるで、私のような「仕事の仕方」をする店長に育っていきました。
プレーヤーとして走り・・
お休みも出勤して・・・
数字を追いかけ・・・
月間●億という・・ 当時の私のミッションを
一緒に走ってくれた「核」となる子が、何人もいました。
この時、私は
この一緒に走ってくれているコトが？
実は、「短距離走」であったコトに？気づいていなかったのです
文字通り、この後は？ ご想像の通りですが・・
実績を高く上げてくれた子ほど・・・
辞めて行きました。
「店長に向いてないので、辞めたいです。」
「プライベートが欲しいので辞めたいです。」
「彼と会えないので辞めます。」
「妊娠したので、結婚します。＝辞めます」 ←これもお約束でした
しまいには・・・。
経験者の年上の部下から、面と向かって言われたこの一言。
「有路さんのやり方について行けないので辞めます。」
もう・・・。 （絶句）
酷くショックで！しばらくは 立ち直れない自分がいました。
可愛がって育てていたつもりの部下が？
店長になると？みんな辞めて行く。。。
でも、明日からの数字は落とせない。
でも、悲しくてしょうがない。。。
もう こんな思いは したくない。。
この出来事が、当時のまだ若い私には？
はじめての、変な「トラウマ？」のようなモノ作ってしまい。。。
その後は？
部下に なにも言えない。。
叱ることも できない。。
私を 「ただ優しいだけの上司」に、変えて行きました。
「いいよ。それは 私がやるから！」
「休んでね！早く帰ってね。」
「残りの数字は、私が作るから。。。」
このようなコトが、口癖になってしまった
これは、後に気づく、大きな勘違いだったのですが。。？
当時の私は、とにかく、
テクニックを教えたら→後は何がなんでも達成させる！
この「やり方」以外のマネージメントなんて、知らなかったのですね。
もう どうしたらいいのか？
この時、部下の扱い方が、すっかりわからなくなってしまい、
どんどん「臆病」になっていってしまう。
「人」が「部下」が 怖い。。？
そして、
「なんでも自分でやってしまう！」 という・・ 悪循環へ。
典型的とも言える＝人が育たないパターンに？
自ら飛び込んで行く。。。
毎日のように自分に言い聞かせた。「私が、やればいいんだ！！」
と・・・。
このような時期が続き・・
さらに、追い打ちをかけるように？
その後、会社の経営が傾いていく・・・。
おそらく
この先は、「谷あり→谷あり」の （苦笑）
「札幌 最後のエステマネージメント時代」になってしまうので
少し・・ 書くのを躊躇してしまいそうなくらいです。。（笑）
～ 今回は これで 終・わ・り ～
あぁ～ ちょっと 切ない時期の記事でした。
すみません。ちょっと重いです。はい。
きっと 明るくなるのは？３年後くらい？かな。
そこに 一気に飛ばしてしまおうか？（笑）
でも・・。
キャリアの長いエステティシャンは、多かれ少なかれ、
皆、この時代を乗り越えて・・・
たくましく生きてきた女性が、多いのも事実なんです。
体を壊して辞めていった人も・・
「もう、２度とエステはイヤ！」と・・
去ってしまった人も・・ 凄く凄く多かったのですから・・。
「キャリア組エステティシャンの精神は強し！」
だと・・・。
私は、勝手に そう思っています
※次回は、また時間ができたら書きます♪
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