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＊エステティシャンから女性起業家への道＊
【エステティシャンとしてのスタート】に続きます・・・
この道18年目のワタシ。
これまでのプロセスを抜粋して、綴っています
ご興味がある方のみ・・ 見て下さいませ。
無い方は？スルーして下さい（笑）
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＊エステティシャンから女性起業家への道＊
【２・ 店長としてのお仕事】
２０歳札幌・・・
店長に昇格し、１週間でスタッフ全員がつるんだように辞めてから・・・
どうなったのか？ その続きから・・ でしたね！
↓
悔しいから頑張ろう！私は辞めない。。。
そう思ってお店をピカピカに、
掃除したり、ディスプレイを変えたり、
前向きに頑張れたのも束の間。
最悪な出来事は、そればかりでは終わりませんでした。
まだ２０歳の、社会人としてもエステティシャンとしても
未熟な私に・・・ お客様が、ついてきません。
次々に、４５歳の元店長の異動先のお店に、
お客様が着いていってしまいます。
そればかりか？
せっかく来て下さった新規も取りこぼすし・・・
当然、次回予約も契約も頂けません・・・・
異動した月末。顧客数を数えてみたら・・？？
わずか１５名たらずに！
その中でも通っている方は→５名くらいでした
白石店は中規模店。
ベッドは、
フェイシャル３台、ボディ２台、脱毛２台、
バスルームもあり、映画が見れるリラクゼーションルームまであった。
その中で・・・
毎日 毎日 来る日も 来る日も たった１人で。。。
もちろん お客様「ゼロ」なんていう日もありで、
「暇」で、意識が悪くなっていく自分がいた。
スタッフもいない。。
お客様もいない。。
何を どう？ 頑張ればいいのか？わからない。。。
誰も教えてくれない。。
この頃、この情けない姿を 親に見られたくないという思いから
アパートを借りて１人暮らしをするコトに・・・
夜は遅くに 毎日、担当の幹部から電話が鳴る
「今日は どう？ 売上 \ いくら？」
これが、嫌で嫌で たまらない。。。
数字しか興味がない幹部達。
この電話が鳴るまで帰れないし・・
「ゼロの日」を作ってはいけない。
当り前の指導が入りますが・・・
無いものは 無い。
お客様がいない日は、いつも？
自分で、１万円のお化粧品を買って売上を立てていた。←これもお約束。
お金も無い・・ 友達とも遊べない・・ 学生友人達との話も合わない。
もうやだ！
こんな日がいつまで続くんだろう。。。？
どうして誰も教えてくれないの？
なんで、私ばかり こんな思いをしなきゃいけないの？
日に日に、こんな「思考回路」に なっていく・・
店長とは名前ばかりの２０歳の私。
殆ど悲劇の主人公の状態（笑）
同年入社の１００人近くは、全員辞めて・・残ったのは私１人。
誰にも相談できなかったし、
いつも「誰か」、「何か」のせい？にしていた私がいました。
気持ちが腐りかけて・・
すでに限界に近い状態のその頃？
ひとつの変化が起こりました。
「新人さんが来るよ！」
担当の幹部から電話がありました。
新卒（高校）で、遠くはるばる「釧路」から出てきたという
１８歳のういういしい 女の子＝宮ちゃん。
美容のお仕事に着くのが夢で・・
親元を離れ、札幌に出てきたばかりの宮ちゃん。
目を輝かせて「頑張ります！」と、言う。
その両親からも 私宛に？
「カニ」
が？ 送られてきて（笑）
「娘をよろしくお願いします。」 と・・・
これが、まだ若い 当時の私の心に沁みました。
「この子の夢を壊しては いけない！？」
そう思うようになりました。
人間、「目的意識」が芽生えると？「行動」が変わるものです。
売上が苦手で、新規クロージングもヘタクソな私。
「頑張り方」も、わからない。
店舗の売上は、最下位。
いつも毎月の社員総会で、一番後ろの席に隠れるように座っていた私。
このままじゃいけない！と・・
勇気を出して、エステ組織１００人を束ねる
当時のトップの先生（専務）に、電話を掛けてアポを取りました。
「売上が苦手です。。。
どうしたら？売上が上がるのか？お客様が増えるのか？
やり方を教えて下さい！」
その週末のお休みの日に、本社に呼ばれ・・
先生（専務）は、手取り足取り、教えてくれました。
自分が、東京から１人で出てきて・・
一人のお客様から、どんどんお客様を増やし・・
５年で約１０店舗の組織に拡大させてきた！
というサクセスストーリーの一部始終を・・
心に響いたのは？
売るのではなく＝教えてあげる という気持ちが大事で、
売るコトが嫌だからこそ、徹底してお客様フォローをしてあげるコトで
リピート（黙っていても売上が上がる環境）を早く作るコト。
最初の１００人を→２００名にして行くお話。
などでしょうか？
目からウロコ でした
ドキドキしながら・・ 家に帰り まず何からやろうか？
希望に満ちた！今までにない感覚を覚えました。
やるコトをリストアップし、
次の日にすぐに宮ちゃんとミーティングをして、目標を明確に！
お店にビジョンを作りました
そして即行動です。
まず、
撒いても撒いても、レスポンスの無い本社から来るチラシは
やめて、キャンペーンを考え、自分で手書きでチラシを作り、
経費をやりくりし、７イレブンでコピーして（笑）
毎朝、駅の前でビラ配り。
－２℃でも、
吹雪でもポスティングです。（笑）
こうして、苦労して自分たちで呼んだ新規客は？
１人なりとも取りこぼしたくない！
カウンセリングも、かなり変わりました。
「ありがとう！頑張って通います！」
「来てよかったです！よろしくお願いします」と、言って下さるお客様。
こんな風に笑顔で帰って行かれるお客様が→ 神様に見える。
絶対にキレイにしてあげたい！
毎日夜遅くまで「本」を読んで、
お休みは、せっせとエステのセミナーに通い、
（東京から有名な先生がくる度に、何万も出して聞きに行った）もちろん自腹です。
この時、
お肌のコト 体のコト 栄養学、肥満理論など、勉強しまくりました。
知識に裏付けられたカウンセリングは、自信になるし
言葉に＝力がある！
上手くいった方法が、次第にノウハウになり・・
部下（宮ちゃん）にも教えてあげられる
こうして、気持も やり方も 心構えも
すべてが生まれ変わったように、キラキラする楽しい毎日が、
私を エステティシャンという＝天職 に、変えて行きました
その後は・・
３ヶ月で、１００名のお客様を獲得し、半年で、２００名に！
口コミで、どんどん増えて、予約が入らないお店になる。
文字通り・・
「黙っていても→リピートで売上があがるカタチ」を
作り上げられて、売上は右肩上がり
売上№１店を１２か月連続で獲得し、社員総会でも
いつも表彰されるのは＝自分の店。
もちろん 一番前に どうどうと座りました（笑）
宮ちゃんと喜びをわかち合い
かけがえのない、存在に！
その後、
スタッフも５人くらいに増え・・・
お客様も増え続け・・
実績が認められ、ブロックマネージャー →総店長→
エリア部長、→ 本部長 → へと
どんどん昇格して行く。
お給料も考えられないくらい上がり、
身に着けるものも、どんどん高価なものへ。
社内キャンペーンで、年に何回も海外へ行けるし、
住まいも、会社が用意してくれた当時の「億ション」に
引っ越して、夜景が見えるサウナ付きの４ＬＤＫへ。
自分へのご褒美にと、車も購入
次々に新規オープン店の立ち上げや
低迷店の立て直しを任されて、目標は何があっても達成させる。
自分が見込んだ子は、絶対に１位にさせる。
いつしか、６０人の組織を持つトップへと、のし上っていった。
順調に、業務をまっとうし、
２２歳で、役員（常務）に就任し、１３店舗（約100名）の
統括をしていました。
もうこの時、
エステティシャンというよりも、｢責任感の固まり？｣のような
エステチェーンの「幹部」としての生活が始まった。
この華やかな生活が？ いつまでも続くものだと思っていた。。。
この後・・・
プレーヤーとしては、№１でも・・
スタッフのマネージメントは、そうはいかない・・
人を育てるコトが、わからない。。。
できない人の気持ちがわからない。。。
やる気がない人が許せない。。。
そんな風に、マネージメントの難しさに直面する。
同時に・・
バブル崩壊？の影響が、ジワジワと・・
会社の経営が傾いて行く。。。
経営母体が不動産でした。
この後、
自分の記憶の中から消してしまいたいくらいの？
長～い「暗黒時代」を過ごす事になる。
これが私の、山あり谷ありの
「エステ組織のマネージメント」のはじまりです。
～ 今回は これで 終・わ・り ～
ちょっと リアル過ぎたかもしれませんね！（笑）
元、エステチェーン幹部の方は・・・
似たような経験があるかもしれません。
いかにも 「昔のエステ」の典型的とも言える？経験です
次回は また来週かな？
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