仙谷氏の集団自殺発言について | misaのブログ

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関西電力が出した夏の需給見通しは、枝野大臣がやり直しを指示した為、13日に修正されました。

おととし並みの猛暑だった場合18.4%の不足、去年並みの暑さの場合5.5%の不足になるそうです。

どんどん下がりますねぇ。下がると言えば、野田総理の支持率もだいぶ下がったようですよ。強引な再稼働を進めるから。。。

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原発に関して、陰で主導的な役割を果たしている仙谷由人氏について、田中龍作ジャーナルより転載します。

http://tanakaryusaku.jp/2012/04/0004087

仙谷氏「大飯原発再稼働」に向けて地元議員のネジを巻く

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大飯原発の再稼働を急ぐ野田政権の司令塔である仙谷由人・政調会長代理が14日、福井入りした。

同じ日、県知事やおおい町長に会い再稼働への理解を求めた枝野幸男経産相が表役とするならば、仙谷氏は地元議員らに根回しをする黒子役だった。

仙谷氏は福井市内の自治会館で地元議員(県議会、市町村議会議員)約20名を集め、原子力発電の必要性をひたすら説いた。

「エレベータが止まる。情報通信も電話も電力で動いている」。仙谷氏は小学校の高学年が知っているような理屈から入った。

「脱原発、脱化石燃料を同時にやるのは至難の業だ。一朝一夕に現実の政策活動のなかでは容易ならざるものがある。ナローパス(狭い路地)を通るために原発再稼働に向けて決断するしかなかった…(中略)

どうか(再稼働に)ご理解を頂きますようお願いします」。本論は気の利いた高校生並みのレベルだ。

この後、地元議員との質疑応答に移った。

もんじゅから30キロ圏内にある越前市の市議が次のように質問した。

「政府事故調の結果がちゃんと出ていない。関電の安全対策は3日で出た。4大臣が足早に会談して再稼働を決めたのは拙速ではないか?」

「そういう見方もあるのかなあ?と思って雑誌を見ていた。政府は再稼働をめぐって専門家の知見を聴取してきた。

事故原因については、専門家の間でほぼ同じ見方がされている…(中略)…

保安院を含めて専門家集団はこの間対策を作ってきた。安全基準の作られ方は拙速ではない。遅いと理解している」

仙谷氏のとぼけた答えには失笑を禁じ得なかった。

保安院は電力会社が言ってきた数字をそのまま安全委員会に出し、安全委員会は保安院の報告を追認する。

この国の原子力安全行政は電力会社が決定権を握っているようなものなのだ。

野田政権は電力会社の意向に沿って再稼働を急いだのである。拙速と言わず何と言おう。

再稼働に慎重な見解を示した地元議員はわずか3人。倍の6人が賛成意見を述べた。聞いていて腰を抜かすほど賛成派は再稼働に積極的だった。

「福井での事故は一回だけ。技術力の高さがある。今まで安全に動いていた。その後福島の事故を受けてより安全になった」

「これからの日本を考えれば原発は必要だ。世界に日本製原発の安全性の力量を示す。雇用のためにも原発を今すぐにでも再稼働してほしい」

賛成派の議員たちは仙谷氏の覚えがめでたくなることで、自分の選挙を楽にしてもらおうとの下心があるのだろう。

そうとしか思えないほど、原発を賛美した。仙谷陣営はマスコミフルオープンにして地元の同意を宣伝した。

仙谷氏が重ねて電力不足を強調した。

「電力なしに生活できない。原発をドラスティックに変えることは容易ならざるものがある。事業会社や雇用の問題をどうするかの見通しなしに(原発を止める)判断はできない」

仙谷氏の福井入りは、再稼働に向けて地元議員のネジを巻きに来たとしか言いようがなかった。

<転載終わり>

そして今日、仙谷氏についてさらに話題になっていました、

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120416-00000388-fnn-pol

民主・仙谷由人政調会長代行、原発を止めた場合について「日本がある意味で集団自殺」

16日午後、民主党の仙谷政調会長代行の講演が、愛知・名古屋市で行われた。

そこで、原発再稼働推進派の仙谷氏は「(原発を)直ちに止めた場合に、日本の経済と生活がどうなるか考えておかないと、これは、日本がある意味で、集団自殺するようなことになってしまうのではないか」と述べた。

原発が全て停止すれば、「日本は集団自殺する」という過激なものだった。

大飯原発の再稼働に反対する市民団体らの抗議活動の中、14日、枝野経産相は福井県庁を訪問し、西川福井県知事らに再稼働の協力を要請した。

安全性と必要性が確認できたとして、関西電力大飯原発3号機・4号機の再稼働を進めている野田内閣。

しかし、この決定にかみついたのが、大阪維新の会を率いる橋下市長だった。

橋下市長は13日、「僕は本当に怖い。政治家が安全なんか確認できるわけないんですから」と述べた。

さらに、橋下市長は「こんな統治、絶対許しちゃいけないですよ。

国民はね、もう民主党政権、代わってもらおうと。僕はもう、頭来たんで。僕は個人で反対でいきます、これからは」と述べ、民主党政権打倒宣言をした。

これに対し、民主党の輿石幹事長は15日、「政権を打倒すると明言されているわけですから、受けて立つ」と、橋下市長の批判を「受けて立つ」と発言した。

これにより、原発問題が、次期衆院選の大きな争点となる可能性が出ている。

そして16日、橋下市長はあらためて、安全と主張する野田政権に対し、「必要があれば、安全性が不十分であると説明したうえで、再稼働を決めることもある」と話した。

橋下市長は「僕らは、大飯(原発)の再稼働について、何がなんでも、絶対反対ということではないんです。今のやり方での再稼働は、反対だと言っているわけですから。

僕らは、安全だと思わない。安全性が不十分でも、国民にちゃんと説明をして、再稼働を決定するというやり方をやるべきだと思っていますから。

どちらのやり方がいいのか、国民の皆さんに判断していただきたいと思いますね」と述べた。

また、自民党の谷垣総裁は、再稼働について、16日、地元の理解が前提としたうえで、「私個人としては、再稼働を行わなければ、日本経済の混乱や、いろいろな不都合な問題が起こるだろうと」と述べた。

<転載終わり>

こんな幼稚な脅しが通用すると思っているのでしょうか。

原発がなければ経済がダメになるなんてことはありません。

原発は、ただお湯を沸かしているに過ぎません。エネルギーならば原発でなくても作れるのです。

政治家はどうして同じ見方しかできないのでしょう。

さらに、ここにきて橋下市長もおかしな事を言い出しました。

「安全でないと分かっていても、国民に電気が足りないからとちゃんと説明すれば、再稼働を政治が決断していい」と言っています。

安全じゃないものを動かしたら駄目でしょう。それに、電気は工夫次第で足らす事ができます。

橋下市長には、何がなんでも原発を廃止して、新しいエネルギーにシフトする道を選択しようと言って欲しかったです。

橋下市長も選挙で勝つ事しか頭にないのでしょうか。

ガンになって、病巣を手術で取り去って治ったとしても、病気になる前と同じ生活をしていたのでは、再びガンになってしまいます。

ガンになった事で、今までの自分を振り返り生活を反省し、違う生き方をする事で病気にならない身体になるのです。

ガンは、その気づきの為に必要だったと分かり感謝できた方は、もうガンになる事はないでしょう。

原発も同じです。

もう事故もなかったかのように、再び前と同じような生活をしていたのでは、事故はまた起きるでしょう。

それこそ、まだわからぬか、と天からの鉄槌が振り下ろされても仕方ない気がします。