というわけでまずは前回のTCC版に続く形でスリップストリームをレビューしていきまんもす!
◆トランスフォーマーレジェンズ LG-16 航空兵 スリップストリーム
スリップストリームはアニメイテッドイケメンズの中で唯一、ボイジャー、アクティベーター、EZのすべてにおいて玩具化されなかった不遇のキャラクターでした。他のイケメンズとは体型が違いすぎるので仕方なかったのかもしれません。
そのスリップストリームが、LGウインドブレードのリデコという形で2015年ついに一般販売! トットトトランスフォーマーレジェンズ最高や!!
今回もパッケージ&説明書にはたまらないイラストが!
この腰つきとボリューミーかつメリハリのあるふともも……航空兵とか書いてありますが絶対これは色仕掛けを駆使する尋問員とか諜報員とかそっち系のポストに就いたほうがいいと思います。
もちろん今回もマンガつき。折り目が変な方向になっていて見開きで開けないようになっていましたが折り直せばいいことです。
レジェンズスリップストリームはアニメイテッド世界から来たということになっており、序盤はアニメイテッド最終回以降の後日譚として描かれています。スィンドルファンは必見。他にもアニメイテッド版ロードレイジやラトルトラップまでカメオ出演!
スィンドルの渡した(売りつけた?)ローターによりレジェンズ版の姿に転生!
ウインドブレードのリデコなので本来のスリップストリームには無いティルトローターが付いてきてしまうという玩具の都合を、このようにマンガで新たな設定として付け加える根性! 買った玩具で遊ぶさいに想像力の手助けにもなるという、すばらしい描写です。大好き。
そういう感動もありながら単純にうっわイラストエっロ……という別の感動も同時にやってきて、これ読んでる最中は脳が煮えるような状態になってました。
レジェンズ世界のサイバトロンたちの総攻撃(ここもちょっと燃えるw)を受けて装甲がボロボロになるというサービスシーンも! これ本当に対象年齢5才以上のトランスフォーマーのおもちゃの説明書か!?
中身を開けて、まずはロボットモード!
見ての通りウインドブレードのリデコですが、頭部と胸部の新規造形+配色のおかげですっかりスリップストリームに!
細い二の腕、締まったウエスト、マヨネーズ型のふともも、ハイヒール状の足……いいね!を連発したい気分です。
後ろから。いわゆるヒザ裏の関節部分がめちゃくちゃ色っぽいです。女性TF玩具とかロボ娘figmaとかばっかりいじってるとこういう玩具玩具した関節そのものに興奮してくる現象、あなたにはわかっていただけることかと思います。
新規造形の顔アップ。アニメイテッド顔…というよりプライムの雰囲気に近い感じ。
後頭部全体が無色クリアなので集光はかなり効きそうですが目は赤で塗装されてます。バラして剥がしてからクリアレッド塗るのもいいかも。
口は左右に大きく、口角が上がった形状。いわゆるアヒル口で笑っていて、これがあんたかわいくも見えるしエロくも見えるすばらしい造形です。ジャパニーズはほんとHENTAIですね。
俯瞰気味に見ると目の下のアイラインがはっきりと目立つ+目が細く見える+笑いが深まるので、すんごく悪女っぽい表情になります。ユーザーのルネチンセがデラックスからボイジャーになることうけあい。
新規造形の胸部。ウインドブレードはキャノピーを背負う変形なので、ダミーパーツのキャノピーが新たに作られた模様。クリアパーツになっており高級感あります。
その両脇に作られた胸部もすばらしい。露骨なおっぱいではなくロボのデザインとしての胸部となっていて、しかし確実に双丘造形。お上品です。胸部全体には紫のメタリック塗装があるのでお上品感はさらにアップ!
ローターもクリアパーツでキレイ!
スィンドルはスケスケフェチなんでしょうか?
そして腰のくびれ!
ウインドブレードは腰も背中の板も黒一色でしたが、スリップさんはお腹が銀、板が緑で塗り分けされており、おかげで腰のくびれがはっきりと認識できるようになってます!
これ、アニメイテッドのメリハリ強めの体型を出来る限り再現するためのものだとしたらすごい根性ですね。
ふとももは銀塗装! ウインドブレードの黒いテカりも良いものでしたがこちらの鈍く光るシルバーふともももプライスレスです。腰からヒザへと曲線を描く造形もあいまって、見てはいけないものを見ている雰囲気すらあります。紫パンツに金属肌丸出し。なんか汗かいてきました。
可動はウインドブレードと同じ。
ですが顔周りがリデコされた影響で、アゴを引く動きがほぼできなくなっています。上を向いて歩こう!
上方向には(背中のロックを外せば)このとおり。
飛行ポーズとらせるのには困りません。
肩パーツは遊んでいるうちに向かって右側のように垂れ下がってしまいがち。
ですがこの状態のほうがカワイイ気もするので困りません。
腕の可動もリデコ前と変わらず! 肩ボールジョイント、上腕ロール、ヒジ軸90度、手首ロール。
個体差もありそうですが手首の回転がかなり固いです。
胸を強調した屈みポーズもできるぞ!
サンストームがいたらぜ~んぜん色っぽくないもんねとか言いそう。あっこれ新しいカップリングできるわ…
腰もひねることが可能! 尻を左右に振りながら歩くぞ!
その後ろでモップがけをしながら付いていくバイトがあったら時給2円でも毎日真面目に勤務したいです。
脚の可動も同じ! ふともも付け根がかなり広く動かせるので、スピードに乗りつつの大開脚もOKだ~っ!
ヒザは見た目より曲がらず、90度まで。ですが誰かを踏みつける動きをさせるにはじゅうぶん!
ちなみに遊んでいるうちにカカトが曲がってしまいがちなのはリデコ元から解消されていませんw
刀&鞘の代わりに新造された武器。ビームガンが2丁! 銀塗装で見栄えよし。
両腕に装備!
5mmではなく、前腕の突起にミゾをハメる形で装着。さらにツメでロックされるので保持力はバツグンです。
発射!
顔があまり左右に向けられないので思い切った射撃ポーズが取らせにくいのがもったいない。
ビーム乱射だ!
アニメイテッド劇中ではオメガの足元を集中砲火するシーンがありましたね。俺も下半身を集中砲火されるためにオメガの着ぐるみ買ってこなきゃ……
この銃は前後を逆にして取り付けることもできます。ビークルモード用の取り付け方なんですが、実は後端が5mm凸になっているので……
このように5mm凹の武器などをハメてパワーアップ!と遊ぶことができまっす! 5mm凸を前に向けられるのは結構珍しめ。
ですがこの方向の銃の取り付けはかなり固いのでちょっと注意が必要かも。
前述のとおり手は5mmなので他の5mm武器をそのまま持つことももちろん可能! 君だけの最強装備を作り出せ!
カメラマンA「いや~~10月期待のデストロンウーマンに会えるなんて!」
カメラマンB「ちょっと撮影いいっすか?」
スリップストリーム「私を誰だと思ってるの? 銃で殴り殺すわよ」
メガトロン「まぁまぁいいじゃないの! 市民へのアピールも仕事のうちだよ!」
スリップストリーム「社長のほうのメガトロン……まぁ社長がそう言うなら……」
カメラマンA「うお~~っメガトロン様バンザイ!!」
カメラマンB「テレもちゃメガトロン10個買います!!」
カメラマンB「美しい! クリアパーツのキャノピーが宝石のように彼女を引き立てている!」
カメラマンA「ふともももイイ!」
カメラマンB「末端肥大型の膝下と生物的な曲線のコントラストが見事だ!」
カメラマンA「ケツぷりっぷり!」
勢いに押されてどんどんポーズをとってくれるスリップストリーム!
それどころか……
カメラマンA「よせ! クビになっちまうぞ!」
カメラマンB「50年後に後悔したくないだろ……?」
ケツに銃を突き挿されたまま立ち上がるスリップストリーム!
カメラマンB「ま……まさかこれは……」
カメラマンB「銃を使わないときはケツの5mm穴に1本だけマウントしておけるということを……!」
カメラマンA「身体を張って教えてくれたってのか!?」
彼女の笑顔とサービス精神が、世界を優しく変えてゆくのだった……
リデコ元のウインドブレードと比較。配色パターンもかなり変わってますが、やっぱり頭部リデコがあると別キャラ感が段違いですね。
TCC版とも比較。かわいいLG、妖しいTCCといった印象。
しかしこうして比べると股関節の骨格とかがTCC版はやっぱり男性体って感じがします。どちらもよいものです。
大きさ。デラックスクラスで、身長12cm強といったところ。
さてようやく変形。ここまで散々楽しんでおいてさらに変形できるんだから大した玩具です。
スリップストリーム、トランスフォーム!
変形そのものはカンタン。ですが各パーツのロックが無かったり小さかったりで、カッチリさせるには結構神経使いますw
スリップストリーム、ビークルモード! 垂直離陸機になりました。
紫と青緑の配色がまさにスリップストリームのイメージ! 買う前はイメージから外れていた両翼のローターも、マンガでの設定を読んだあとだとほうほうこれでワープするんですなあと楽しんで見られるのが面白い。
後ろから。つまさき部分が畳めずに出しっぱなしなのがちょっと気になりますが、「出しっぱなしのスリップストリーム」というフレーズの魔力の前には砂粒にも等しい事です。
横から。脅威の薄さ! 戦闘機TFはどうしても機体の下に膨らみというか厚みが出てしまうものですが、このスリップストリーム(ウインドブレード)は膝下を縦に分割して前後に並べたり等の変形機構のおかげで、脅威の薄さを実現しておられます。手が見えちゃってたり機体の一部が中空だったりと惜しい点もあるんですが、この薄さはほんと見事。
ランディングギアは3点で接地。前輪は収納可能です。
キャノピーはクリアパーツ! うっすら中が見えますが座席……は特に無かったw
後部以外の紫部分はメタリック塗装なので見た目に高級感があります。
ウインドブレードは鳥の顔のような塗装がありましたがこちらは一面メタリックパープル。そのおかげでネジ穴の不自然さも多少おさまっててちょっと嬉しい。
武器は腕につけたまま変形可能。前後逆につけた状態で変形させれば、ビークル時に銃口が前を向きます。
撃つ方向のまま変形させるとビークル時に銃口が後ろを向きます。
これはこれでターボエンジンとか後方射撃用とかバナナの皮射出用とかで想像して遊べるのでいいですね。
TCC版と。
カッチリしたTCC、見た目豪華なLG。エロさに関しては互角ですね。
飛行機のエロさってなんだよ、と思うかもしれませんが女性TFが変形した姿なのだと思うと飛行機でも車でもバイクでもクモでも謎ビークルでもかなり、こう、なにか来るものがあります。わかりますね?
垂直離陸機(VTOL機)というのは、助走をつけて飛ぶのではなく、ローターなどにより垂直に離着陸することができるジェット機のこと。滑走路を必要としないため、ヘリコプターのようにさまざまな場所で離着陸が可能! 悪路や極地での行動に適した航空機だそうです。
もちろん飛び立ったあとは通常のジェット機として使えるので、ヘリコプターでは出せないようなスピードでの活動も可能。
ヘリとジェット、いいとこどりの航空機です。
ちなみに垂直離陸機についている角度を変えられるローターのことをティルトローターと呼ぶらしいです。
しかしながらスィンドル特製のローターを身に着けたスリップストリーム、というとなんだかあらぬ想像力が育ってしまうような……知育玩具としても最適ですね。
名前のスリップストリーム(Slipstream)は、主にレース用語のひとつ。
大気中を高速で移動する物体の真後ろに発生する空気の渦のことで、レースゲームをやる人にとってはおなじみの単語かもしれません。
スリップストリームの中では空気抵抗も弱まるので、前の車の真後ろに陣取れば加速して追い越すチャンスが生まれるぞ! みたいなアレのことです。
スリップストリームは名前からしてその空気の流れを読むのに長けていたりするのかも。
追い抜くためにスリップストリームから脱出する際には急激に空気抵抗を受けることになるので、ちょっとミスれば乱気流に飲まれて機体バランスを崩す危険性も。
スリップストリームは自分の後ろに発生するスリップストリームの把握も得意で、うまく敵を誘導して自滅させたりが得意なんじゃないか……なんて考えると楽しいものがあります。トランスフォーマーの個人名は意味を調べてみると面白いですね。
レジェンズ版スリップストリームのレビューでした!
今日発売ということで駆け足気味の紹介でしたが、予想以上に良かったです。
LGクロミアになどに比べるとリデコ部分はそう多くない(というかクロミアが異常なのであってこれが普通)のですが、新規造形された頭部デザインがとにかくいい感じです。かわいさもあり、エロスもあり、かっこよさもあり。いいとこどりな感じがプライム系っぽくてすごく好きですね。デザインそのものはかわいらしくて、歴代女性キャラの中でも顔のかわいさというか日本人好みな萌えキャラ度でいったらNo.1なんじゃないでしょうか。
各部の造形も良いし可動も標準以上で、エロイポーズもカッコイイポーズも取れるのでポージングさせる楽しみも強いです。ただ自立力が無いので、ポーズをとらせた状態で飾っておくのがかなり難しい。機首裏の3mm穴やケツの5mm穴(アイロンビーズ挿せば3mm穴になります)があるんで、3mm軸のスタンドがあると途端に飾りやすくなりますね。
変形のカッチリ感が少なめ(腰の角度などが固定されない)なのもちょっと惜しいですが、その分ビークルモードの見た目の高級感や機体の薄さなどの魅力もあるので㌧㌧といったところです。
リデコの都合を新たな設定に落とし込んでしまうレジェンズの付属コミックも見所のひとつ。ウルトラマグナスのアルファートリンもそうでしたがこういうのほんと大好きです。アニメイテッドのその後の世界が少しでも描写されたのもちょっと感動。ゲッテンカが終了してから突然足軽くんブログが更新されたときのような、あのキャラたちにまた会えた!って感じもありましたw あとレジェンズ漫画は全部そうですがカメオ出演しているマニアックなキャラクターを探すのも楽しみのひとつ。今回は街の看板にプライムのミコがいたりもしましたね。あとラットルがWEB漫画の「敵がビーストっぽくてイイよね!」の台詞どおりサンダーフーフの玩具いじってたり、とにかく細かいネタが散りばめられてて、2ページの漫画なのにオモチャ箱のような賑やかさがあってほんといいですねw
次はブラックウィドーかナイトバードかどちらかをレビューしようと思います。スリップストリームだけでこれなのに3人いっせいに発売とかもう身が持ちません。ハーレム系ラノベ主人公にでもなったような気分です。ありがとうタカラトミー……ありがとう音仏家のみなさん……
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