4月19日生まれ | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

<4月19日生まれの音楽家>
庭のブルーベリーが
花をつけてきています。

そうなるとヒヨドリ対策です。
花も甘いのか、
以前ほとんど食べられてしまい
ホンの数粒しか実ならかった
時もありましたえーん

網掛けは下の方もになります。
彼ら、逆さになってでも
食べますからね。
はっきりいってバトルです。

では本日分をどうぞラブラブ

音譜幸田延(こうだのぶ)
  1870年4月19日~1946年6月14日(享年76歳)
  日本;東京
  音楽教育者(作曲もしたようですが)。
  文豪・幸田露伴の妹。

  芸大の最初も最初の学校である
  音楽取調掛(所)の第1回卒業生であると同時に、
  1886年に第1回文部省留学生として
  ボストンに渡り
  ニューイングランド音楽院にて学びます。

  その頃の音楽教育は、
  唱歌・洋琴(ピアノ)・風琴(オルガン)・
  筝・胡弓が実技としてあったそうです。

  もちろん音楽史・音楽論・和声学なども
  あった訳で、大変な勉強量に脱帽です。

  ボストンに留学後は
  更にイギリスに2年、ウィーンに5年、
  イタリアに2年との留学を国から要請され、
  かなり期待されていたことが分かります。
  (音楽取調掛の卒業の際にはトップの成績)

  そして帰国の後、
  東京音楽学校と名を変えた母校にて
  教授となり教育と共に
  演奏活動にも力を入れました。

  ところがその多大なる影響力から
  「上野の西太后」と呼ばれ、
  またそのことから
  スキャンダルに巻き込まれます。

  そのため1911年に退職。
  晩年までは個人教師を勤めたそうです。

  そういえば数年前に
  「たきび」のモデルのお宅を訪ねた時
  (撮影のみですが)
  地元だという方と
  おしゃべりする機会があったのですが、
  彼女を知っているとのこと。
  本当ですかね…