不動産鑑定士浅井佐知子です
鑑定士の重要な仕事のひとつに、成約事例を作る作業があることはブログに何度か書きました。
年間にすると100件以上は作っています。
大変な仕事ですが、すごく勉強になり相場観をつかむのにも役に立ちます。
国土交通省のこのサイトで見れるので、ぜひ活用してくださいね。
http://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
鑑定士の汗と結晶からできているサイトです(笑)
建売住宅の事例を作っていて最近思うことは、
頭に財閥系「M」や「N」が付く新築戸建住宅と、パワービルダーが販売する新築戸建住宅とでは、価格が2,000万円以上違うと言うことです。
「M」「N」住宅の方がもちろん高いのですが、売れ行きはと言うと、断然「M」「N」住宅の方がいいのです。
抽選になり倍率が10倍以上と言う戸建住宅も少なくないようです。
駅から遠い物件も多いというのに・・・
そこで、売れる原因を考えてみました。
街づくりが上手。大規模画地を開発する場合がほとんどで、高級感あふれる街並みを作ってしまいます。
売り方が上手。大きく宣伝し、一気に売り抜けます。決してだらだらした売り方はしません
この二つが大きな原因でしょうか。
多少高くても(と言っても+2,000万円ですが)、高級感のあるブランド住宅が欲しいと言うプチ金持ち層の潜在顧客は、まだまだたくさんいると思ってしまいました。
あ~、うらやましい(笑)
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