主治医からの説明後、今度は放射線科の先生と面談になりました。
私 「放射線治療の内容、副作用や今後の社会復帰(仕事)の目途に
ついて教えてください。」
先生 「放射線と抗がん剤同時で一気にたたこうと思っています。
副作用も相当になりますが、まだ若いので回復できると
思います。」
私 「どんな副作用なんでしょうか。」
恐る恐る、、、聞いてみる。
先生 「予防的に左の頸部にも照射をします。そのため口内炎や
のどの痛み、とにかく粘膜の火傷が相当に痛いと思います。
唾液が出ないため口が渇き、ご飯も食べられなくなるので
あらかじめ胃ろうの用意も必要です。
火傷は放射線を止めて1か月もすれば治ってきますが
味覚障害(味がわからない)は、もしかしたら一生戻らない
かもしれません。」
私 「胃ろう・・・火傷・・・唾液でない・・・味覚障害・・・」
ガリガリのお婆さんみたいになった自分が脳裏をよぎり
冷や汗がやたら出てくる。
「サイバーナイフは比較的副作用が少ないようですが、
どうでしょうか。」
先生 「あなたの場合、3.5センチと大きくてリンパを取った
ところに、ベチャっと広がっているので難しいと思います。
舌癌は手に負えなくなってくるので難しい。今やっても
間に合うか、間に合わないか、という時期なので
治療は早く始めたほうがいいと思います。」
がん宣告はこれで3回目。
今度という今度はさすがのオヤジ魂も折れそうな事態です。
いえいえ、こんなに元気なんだから、どうしてもガンで死んで
しまうなんて思えません!
このままお医者さんの言いなりにはならないぞ!
まずは、情報を集めて他にどんな治療があるのか
調べてみよう、と思ったのでした。