少しづつ、これまでの経緯を書いていきたいと思います。
2014年8月20日、CT(造影剤)による検査を受け、
この日から私の人生はまた予想もしない方向へ進んでいきます。
ちょうど昨年の今頃、右頸部リンパ節に1か所転移があり
頸部廓清術を受けました。
かなり早期に発見したにもかかわらず、結果は節外浸潤あり。
予防的放射線治療は行わず、経過観察を続けていました。
仕事も順調で、この日も早く会社にもどり、たまった仕事を
片づけなければ!、、、と思いながら病院へ。。。
ここのところ仕事で帰りが遅くなることが多くなり、右の耳下
あたりが少し膨れていて、手術でリンパの流れが悪くなった
からだろうな~と。
7月ぐらいから、食べ物を食べるときに右のほっぺの
奥にキーンとする痛みがあり、これも中年だし歯周病かもね、
っと、のんきに思ってました。
名前を呼ばれて、いつものように診察室へ。
私 「先生、ここのところ右の耳下あたりが腫れていて
気になるのですが。。」
先生 「今日のCTの結果、その部分に再発と思われる境界が
不明瞭で大きなものが映ってました。
舌癌頸部再発だと思います。
放射線治療メインで化学療法を補助的に行うことを勧めます。」
私 「えっ?」
先生 「今、痛みはないようですが今後は痛みや出血が出る
可能性があるため、緩和治療科とのタイアップを行います。」
私 「は?出血?。あ、あの再発?・・・なると今後の生存率とか
どうなるのでしょうか。」
先生 「前回、節外浸潤の時に生存率40%ぐらいとお伝え
しましたが、今回再発してますのでもっと悪いと思います。」
私 「もっと? どういうこと?」
(まさかの展開で何だかよく分からない、ついていけない。
今は何ともないけれど、死んじゃうのか??)
これからどうしよう、相方、仕事、私のオヤジ人生。。
・・・落ち着け、落ち着け、、こんな時は大きく深呼吸?
パニックのまま、会社へ戻ったのでした。