今ごろなんですが、夏休みをとりました。
足腰がしっかりしているうちに熊野神社を参詣することに。
とりたてて信仰心もないのに、
いにしえに山奥なのに日本の信仰の中心となった地とは
どんなところなのか、
参詣者はどんな道のりをへてその地に来たのか感じたくて、
このところ熊野古道を歩きたいと考えていました。
◆
- もし、雨が降ったらどうする?
とはいっても、妻のサマンサとふたり、
もし雨が降ったら、一日中山道を歩くのはキツそう。
とういわけで、今回の旅のテーマは、
「軟弱な心構えで熊野古道を味わう」としました。
- でも、せっかく紀伊にいくんだからさ。
サマンサの希望でまずは伊勢神宮もお参りすることにしました。
2泊3日の日程で、横浜~伊勢神宮~熊野古道&神社と巡ることに。
◆
未明に家を出て、名古屋で新幹線から特急南紀に乗り換え、
10時半頃には伊勢市駅に。案外と速いんですね。
荷物を宿に送る手配をし、早めの昼ごはんをすませ、
11:30に伊勢神宮外宮火除橋でガイドさんと待ち合わせ。
お会いするとハキハキした年配の女性ガイドさんでした。
要所でオリジナルの説明ファイルを私たちに示しながら、
世界遺産となった範囲や歴史、祀られている神々、周りの自然、
鳥居を潜る時・手水舎・拝む内容や作法、
建物の配置・役割・特徴、、参拝できる資格と範囲、
昨年あった遷宮の話や遷宮の意味、
平安以来の神社や参拝者の様子など、
現物を前に、写真や図で補いながらわかりやすく説明してくれます。
町の氏神さまのお参りとはだいぶ勝手が違います。
サマンサと私ふたりでまわっていたら、
見過ごしたり、立ち寄らなかったであろうスポットがゴロゴロ。
- ガイドをお願いしてよかったね。
外宮・内宮を巡る3時間強があっという間でした。
(外宮から内宮の移動はタクシー)
◆
樹齢数百年の杉木立の中を神殿を巡り、
ゆっくり二礼、キレよく二拍手、深く一礼を繰り返すうちに、
すがすがしい気分になってきます。
一方で、賽銭用のコインが乏しくなってきて少しそわそわ。
できれば、紙幣の賽銭は控えたいところです。
一瞬でおごそかな気分から俗世に戻ってしまいます。
こんなんで祈りが神々にとどくのか心配です。
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(ペタお返しできません。あしからず。)
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