夏休みの宿題の謎 | 「魂が震える話」ブログ

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「夏休みの宿題の謎」のお話です。

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あなたは、夏休みの宿題を最後の1日で片づけたことはありませんか。

多くの人が、夏休みの宿題を最後の1日、あるいは最後の数日で片づけた経験があると思います。

宿題が1日で終わるのであれば、最初の1日で全部やってしまえばいいと思いますが、実はそれはできないのです。

背水の陣。火事場の馬鹿力。窮鼠猫を嚙む・・・。

限界状況に追い込まれた人間が、実力以上の力を発揮することは、昔から知られています。

また、あなた自身も、夏休みの宿題に限らず、「明日までの締め切り」といった期限が迫った仕事に取り組む場面で、「火事場の馬鹿力」を実感したことがあるはずです。

制限時間を決めると仕事は効率化します。

「1時間で終わらせる」といった時間単位で制限時間を設ける、あるいは「〇月〇日まで」という期限や期日を設けても同様に集中力がアップし、仕事の効率が高まります。

それでは、なぜ人間は追い込まれると、そこまでのすごい力を発揮できるのでしょうか。

これもまた、脳科学的に説明されます。

人は追い込まれると、脳内でノルアドレナリンが分泌されます。

ノルアドレナリンは、集中力を高め、学習能力を高め、脳を研ぎ澄まします。

結果として、脳は最高のパフォーマンスを発揮するのです。
 
 
 

神・時間術  樺沢 紫苑 著  大和書房

 

 

 

 
ウルトラマンにはカラータイマーが付いていて、3分経ったら星に帰らなければいけません。

だから必死に戦います。

高校球児は、約2年半の高校生活で結果を出さなければいけません。

だから多くの人が感動します。

ライザップは2か月という期間で結果を出します。

だから結果が出やすいのだと思います。

終わりの時を決めると充実します。

終わりの時に近づくほどに色々なことが輝いていくのです。

人の一生もそうかもしれません。

人は死ぬ時、

死を目前にした時、

自分のことは考えず、支えてくれた人や、周りの人、

そして何より、あとのことを考えるのではないでしょうか。

本当に、世の中のため、人のため、仲間のため、家族のため、何をするべきか、何をしたいのかが明確になると思います。

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私はやりたいだろうか?」と自分自身に毎日問いかけていた。

「今日やる予定のことを私はやりたいだろうか?」だけだったら、私心やわがままな答えが出ます。

「もし今日が人生最後の日だとしたら」があることによって、私心なく本当にやるべきことが見えてくるのだと思います。

いつまでも時間があると思ったら、人はなかなか奮起しません。

余命1日と宣告されたら一分一秒を大切に生きます。

時間の意識、大切ですね。