「ほとんどの社員が17時に帰る 10年連続右肩上がりの会社」という本よりご紹介させていただきます。
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「17時に帰れるから、社員はみんな幸せなんだね」とよく言われることがあります。
が、実は私はイラっとします。
私たちの会社は17時に帰れても不幸だったのです。
昔は私も、早く帰れて福利厚生が充実していたら、社員は幸せと思っていました。
でも、それは違いました。
社員の幸せは、人から必要とされ、やりがいのある仕事ができることなんです。
こんな当たり前のことに気がつくまで、私は6年以上もかかったのです。
この本を読んでいる経営者がいらしたら、きっと残業を減らしたいと思っているのではないでしょうか?
でも、もしかしたら残業を減らす前に、社員の働きがいに目を向けてみては?と思います。
まずは社員がイキイキと働く環境であるかどうかが、残業を減らすことよりもずっと大切なことだからです。
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「ほとんどの社員が17時に帰る 10年連続右肩上がりの会社」
岩崎裕美子 著
クロスメディア・パブリッシングより
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人の幸せも同じかもしれません。
何不自由ない暮らしよりも、
人から必要とされることや、
頼ってもらえること、
誰かのお役に立てること、
喜ぶ顔を見ること、
やりがいのある仕事ができること、
そうして自分という存在が、なくてはならないかけがえのない存在になることこそ、自分を好きになることにも繋がるし、幸せを感じる瞬間でもあるのでしょう。
人生を振り返ってみてもそうじゃないですか?
してもらった事も嬉しいけど、本当に嬉しいのは“誰かに喜んでもらえたこと”や“必要とされたこと”だと思います。
イキイキとしている職場や人は、圧倒的に「してもらう」ことよりも「自分がしてあげる」ことを率先しているでしょう。
働きがいと生きがいは、きっとそういう所ですね♪
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「魂が震える話」
発行人:けい