カセットデッキ 『 Lo-D D-3500 』の修復 - Part2 | アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々
 カセットデッキ『 Lo-D D-3500 』の修復 - Part1 ”の続きです。

Part1でカセットデッキの状態を調査した結果、
このカセットデッキには1本の平ベルトと5本の角ベルトが
使われていて、そのうちの平ベルトと1本の角ベルトが経年劣化
で切れてしまっている。
残り4本の角ベルトは切れてはいないが、少し劣化している。

という事で一応全て交換する事を前提に、原形をとどめている
物は実物のサイズを測定し、切れている物はCDプレーヤーの修理
の時と同じようにタコ糸を使用する方法で測定して、それに近い
サイズの商品を発注しました。
発注先は先日のCDプレーヤー と同じく『広正エレクトロニクス』

翌日、メール便で着荷。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b01
モータープーリーと大径プーリー兼フライホイール間に装着した
新しい平ベルトです。
2種類のサイズを各2本発注し、よりフィットした長い方を採用。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b02
テープカウンター駆動用の新しい角ベルトです(画像が暗い!)。
モーターを避けて2個の中継プーリーで方向転換しています。
元のベルトの太さは0.5mm角だったけど、メニューは0.8mm以上で
0.8mmも適当な長さの物がなかったので、1.0mm角になってます。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b03
横から撮影。
ベルト装着に先立ってプーリーやテープカウンター、モーター
周辺もキレイに清掃しました。

オーダーメードじゃないのでサイズが相当違うケースもあり
結局、あと4本の角ベルトのうち2本は元の物をそのまま使用
する事にしました。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b04
本体をキャビネットに取り付けました。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b05
ツマミなどを取り付けて、パワーオンです。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b06
モーターが回転して、ファンが勢いよく回っています。

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アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々-b07
フライホイールもスムーズに回転しています。

次はカセットテープを試聴する段階ですが、ここで大問題が!!

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この続きは“Part3” へ・・・

《参考リンク》
オーディオの足跡>Lo-D/HITACHI>プレーヤー>カセットデッキ>D-3500
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