Part1でカセットデッキの状態を調査した結果、
このカセットデッキには1本の平ベルトと5本の角ベルトが
使われていて、そのうちの平ベルトと1本の角ベルトが経年劣化
で切れてしまっている。
残り4本の角ベルトは切れてはいないが、少し劣化している。
という事で一応全て交換する事を前提に、原形をとどめている
物は実物のサイズを測定し、切れている物はCDプレーヤーの修理
の時と同じようにタコ糸を使用する方法で測定して、それに近い
サイズの商品を発注しました。
発注先は先日のCDプレーヤー と同じく『広正エレクトロニクス』 。
翌日、メール便で着荷。
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モータープーリーと大径プーリー兼フライホイール間に装着した
新しい平ベルトです。
2種類のサイズを各2本発注し、よりフィットした長い方を採用。
b02
テープカウンター駆動用の新しい角ベルトです(画像が暗い!)。
モーターを避けて2個の中継プーリーで方向転換しています。
元のベルトの太さは0.5mm角だったけど、メニューは0.8mm以上で
0.8mmも適当な長さの物がなかったので、1.0mm角になってます。
b03
横から撮影。
ベルト装着に先立ってプーリーやテープカウンター、モーター
周辺もキレイに清掃しました。
オーダーメードじゃないのでサイズが相当違うケースもあり
結局、あと4本の角ベルトのうち2本は元の物をそのまま使用
する事にしました。
b04
本体をキャビネットに取り付けました。
b05
ツマミなどを取り付けて、パワーオンです。
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モーターが回転して、ファンが勢いよく回っています。
b07
フライホイールもスムーズに回転しています。
次はカセットテープを試聴する段階ですが、ここで大問題が!!
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《参考リンク》
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