こんにちは。松下公子です。

10年前、33歳の時に結婚。式をあげたのですが。

当時、局アナだったこともあり、アナウンサーの上司やアナウンサーの友人と・・列席者の多くがプロのしゃべり手っ。

花嫁にも関わらず、なぜかプロのしゃべりをしないと!と、思ってしまい。。

ひな壇の上から、しゃべりまくった思い出があります^^;



笑いもしっかりとり、場は盛り上がりましたよ~!

いやー、プロの仕事したわ!と、大満足の私(花嫁です^^;)

でも、結婚式が終わって、「いやー、いいスピーチだったね。感動だったよ!」と大絶賛を受けたのは、私の主人でした。

主人は、お開き直前の新郎スピーチで、こんなことを話しました。

「結婚することで、妻にアナウンサーの仕事を辞めて名古屋に来させることになります。

すきな仕事を辞めさせるのは、しのびない。。それも、友達もいない見知らぬ土地に連れていくことにもなりますが、、その分、私が幸せにします。」


っと、こんな感じのことを、泣きながらスピーチしてくれました。

泣きながら、、ですから、言葉になってないところもあったり。滑舌もよくない。

でも、私のことを大切に思ってくれているんだなーと、グッとこみあげてきて、泣けてしまいました。。

主人のスピーチで、ほかにも泣いていた列席者がいたみたい。

そして、主人に教えてもらったのは、しゃべりは上手くなくていい!ということ。

人を感動させるスピーチは、下手なぐらいじゃないと!(笑)


ぺらぺらと流暢に口から出てくる言葉って、耳障りはいいけれど、ただ、それだけ。

なんていうのかな、、そう!心にグググッと、ひっかからないんですよ。



じゃー、どうしたら、感動するスピーチができるかというと・・・

「自分が話しているだけで、自分自身、思いがこみ上げて号泣してしまう。自分自身、感動の話」をすればいいのです。

そうすれば、うそ偽りのない、あなたの思いが聞いている方の心にズキュンっ!と伝わります。

間違っても、感動させてやろーと思ってスピーチしたら、ダメですからね(笑)

主人は感動させようなんて、ひとっつも思ってない。

ただ、自分の心に正直に、伝えたいことを伝えただけ。

でも、現役アナウンサー私なんかよりも、ずっと、ずっと感動的なスピーチをしてくれました。

今でも、友達には「あの時のご主人のスピーチ良かったわー」と言われます( *´艸`)

・・のろけ?みたいになってしまいましたが(笑)

ぜひぜひ、ご自身のスピーチに生かしてくださいね^^