2012ボジョレーヌーボーを飲まない会。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

もはや盆暮れ正月クリスマス、にも比肩する恒例行事となりました、
『ボジョレーヌーボーを飲まない会』、今年も戦いの幕が切って落とされた。

過去2回の戦いの様子はこちら・・・

 →2011年「ボジョレーヌーボーを飲まない会。
 →2010年「死ぬまでに知ってよかった1のこと。

連戦連勝ですな。←誰に?

saryaさんセッティングのボジョレーヌーボーを飲まない会、
今回の戦いの会場はスペイン料理店であります。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

まずは、CAVA(スペインシャンパン)でかんぱ~い★

オ、レ~!!

私  「忘れないうちに。はい!ベトナムのお土産~♪」
sarya「わ~ありがと~!いっぱい入ってる~★」

お土産の品々についてひととおり説明を終え、
ささ、シャンパンで喉が潤ったところでワインリストをよこしなさい。。。。

やっぱりボジョレーはありません!!
うーむ、毎度実にこの戦いにふさわしい店を選ぶ我ら。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

イェイイェイ!
saryaさんの撮影の邪魔をするあもちゃん。

今回、我らの戦いに選んだワインは「土のかおりのするワイン」。

えんぴつの芯といい、土といい、
普通に「ぶどうのかおりのするワイン」と言ってはいけない決まりでもあるんですかな。

2人「ゴキュゴキュ・・」

うーん、ほのかに土の薫りがするね・・って全然わかんない!!!!
たとえ本当に土を混ぜられてたとしてもわかんないね。
ザ・貧乏舌。

2人「お腹空いたね~。早くたべた~い。メニュー。メニュー。」

感傷的で、あまりに偏狭的な。

私「アンチョビの・・・なに?なんなの?」

アンチョビのチョメチョメ。
まさかの伏せ字。

やだ!
なんだかやらしい感じがする!

「アン」の響きがいけないのかしら?
いやいや
「チョビ」はエロヒゲ親父の雰囲気出てるし!→シベリアンハスキー的雰囲気も・・。

というか
そもそも、だいたい、伏せ字にするのが諸悪の根源じゃね?!
などと、ふんがふんが、と一人興奮しておりましたらば、

sarya「それ、アンチョビのコロッケだよ。」

とあっさり答えられる。

saryaに渡されたメニューにはちゃんと
「アンチョビのコロッケ」
と書かれてあった。

チョメチョメ、単なる店員の書き忘れ。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

アンチョビのチョメチョメ。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

チョメチョメを召し上がるsaryaさん。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

あも、チョメ、パクッ!


感傷的で、あまりに偏狭的な。

クレソンのサラダ(通称:失楽園サラダ)

クレソンと鴨の鍋。
 →失楽園で、やりまくってた彼らが食べてたおっされ~な食事。
  あまりのリアリティのなさに、当時大学生だった私、鼻でフフンと笑った記憶が・・・

私の中では、
クレソンといったら鴨
鴨といったら黒木瞳
黒木瞳といったら失楽園
マジカルバナナ的につながる、クレソンと失楽園。

今日からこれを、クレソンの悲劇、と呼ぼう。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

生ハム食べたり~。

最近の若者は、と年寄りみたいな話をしたり~。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

スペインオムレツ食べたり~。

saryaの弟ラブ♥っぷりを披露されたり~。→わたし的にツボだったww
母と娘、の関係について熱く語り合ったり~。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

なんかの魚のフライを食べたり~。

近い未来に、あもちゃんの故郷がなくなってしまうであろう話をしたり~。
再来年、5年ごとに行われる小学校の同窓会があって、
それはすなわち、永遠のハタチだったあもちゃんが40になるっつー怪談話をしたり~。

$感傷的で、あまりに偏狭的な。

3歩歩いたら忘れる鳥頭の私のために、
再来年の同窓会のことまでお知らせしてくれる、小学時代の友人。

小学校の同窓会は必ず行く。
なぜなら、私の人生を変えた、最初の分岐点だからだ。
感謝してもしきれない。
よき友人と、よき教師と、よき環境。
全てにめぐまれ、あもちゃん、スクスクスクスク育ちました。
色々な本を読むことを教えられ、
文章を綴る楽しさを教えられ、
今あるあもちゃんがあもちゃんであるのは、この小学校時代のおかげである。

てな話など、
小皿料理の合間に、
お互いの運命の話、人生観、
逗子のストーカーの話(→これは一方的にあもちゃんが熱く語ってただけだったww)、
なるようになる話、仕事の話、未来の話、過去の話・・・
を交えて食べてたら、結構お腹いっぱいになってきた。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

わ~い!
パエリアが出てきた。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

使えるもんは使う。
saryaさんがレモンを絞ってくれるのを、ぼや~っと見ている私。

その間もまだまだ喋る喋る、私たち。
息ができない。

旅の話になる。

私「ベトナムに行ってるときに、夫と電話で話してて
  『ちゃんとやってる~?』って聞いたら、
  『あもちゃんが出かけたままで、家は汚いまんまだよ!!』
  って言うの~!!失礼しちゃうわ、あはは。」
sarya「わかる~。旅行前って散らかるよね~。だいたい前日用意するからさ~。」

出ました、私と同類がここに。
旅上手は前日ギリギリになってようやく準備をする模様。→それ、旅上手って言うのか?

sarya「橋本志穂(ガナルカナル・タカの奥さん)が言ってたんだけどさ、
    彼女、地方ロケが多いじゃない?
   で、地方ロケに行く前は、旦那が女を連れ込んだらすぐわかるように、
   家をピッカピカに掃除して出かけるって言ってて~。
   絶対、テレビ用の発言でしょ、って思うわけ。
   旅行前に家をきれいにできるかっつーの。」
私  「むしろ、旦那が女を家に連れこむのをためらうくらい散らかるよね。」
sarya「そうそう!!!」

旅行中のあもる邸およびsarya邸は、見るも無惨、で決定。

わ~、こんな時間だ。
もう帰んなきゃ。
明日、仕事だし。

毎度、よく喋ることよ、私たち。

ごちそうさま~。
と声をかけて歩き出す私たち。

店員「お客様、お忘れ物ですよ~!!」

・・・・saryaさん・・・ベトナム土産、忘れとるで。
ちょっと~。
(ベトナムの物価のわりに)安くないんだから、→ココ重要!
大事にしてや~。

てなわけで、
2012ボジョレーヌーボーを飲まない会、無事、閉幕と相成りました。


深酒しすぎたのか、翌朝、私、ひっさびさに寝坊。
起きたら出発時刻10分前で、びっくらこいた。
死ぬ気で準備したら、普通に出発できて、自分の才能に驚いた。→なんの?