こんばんは、酔っ払い管理人です。
先日の佐賀呑み屋にての送別会より、本日もご紹介です。
「旬の蔵パセリ」から徒歩5分ほどのところに、いつも行く秘密の呑み屋があります。
実は、送別会。
その場に居合わせた、初めて顔を合わすお客さんまで巻き込んで、朝の3時頃までドンチャンやってました。
次の日も仕事やっちゅうねん!
その日が最後ということで、いろんなお酒を出してもらったのですが、やっぱり日本酒・・・いや、酒の世界は奥が深いと感じた一瞬でした。
こんな酒があったんです。
左側の赤いラベルがそうです。
(右の酒は、また後日アップします。こいつもすごかった!)
ワインのボトルを彷彿とさせるようなボトルに、ワクワク期待感が高まります。
岡山県にある嘉美心酒造という酒蔵が造っているお酒。
精米歩合は非公開のようなのですが、大将曰く、91%というほぼ玄米に近い精米だそうです。
精米の荒いお酒では、私の知っている限り、No2です。
No1は祇園の龍力という、92%精米の純米酒がありますが、勝るとも劣らない精米ですね。
そりゃぁ、酒仙を目指す者とすれば、精米の荒い酒からチョイスして呑んでみました。
一口呑んでみた。
口に含んだ瞬間、日本酒ではなく、果実酒のような華やかな香りを感じます。
おっほっほっほっほっぉぉぉぉぉ!
思わず、笑いがこみ上げて、奇声を発してしまいました。
味わいが日本酒じゃぁない!
新鮮なリンゴのような、葡萄ジュースのような味わい。
甘酸っぱさが、青春の日々を・・・・いやいや、そんな描写はええねん。
少し酸味のある甘み、正にデザートワインのような風味で、なにも知らされずに呑んだなら、ワインと間違うこと請け合いです。
さながら、アイスヴァインのよう。
どのような造りをすれば、米という原料でこの味が出せるのか、ほんとに不思議です。
これは、実際に酒蔵に行って調べてみるしかないかも・・・。
調べたところのデータです。
原料米:岡山県産アケボノ
日本酒度が、なんと-30~40、酸度4~4.5だそうです。
日本酒度は低くなれば低くなるほど、甘いお酒といわれますが、-10以下のものを滅多に見ません。
その範疇をはるかに超えた日本酒度に、あの甘酸っぱさの味わいが納得です。
いやぁ、まだまだ、いろんな酒がある。
もう一本の右のお酒もすごいでぇ!
それはまた、次の機会に!