宝山 綾紫 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

4月1日のエイプリールフール。

暖かかったですねぇ。

良く行くBARの常連面子で、花見に行ってきました。

適当に決めた日程にしては、絶好の花見日和!

ぽかぽかと暖かい日差しが心地よかったです。


まぁ、しかし、花見と言えば・・・酒!

めいめいが呑みたい酒、食いたいものを持ち寄るというルールのこの花見(というよりも、酒盛り?)で、大好評を収めたのは、この焼酎でした。


宝山 綾紫 本格芋焼酎 34度

あの、芋焼酎で有名な「宝山」が、原料の芋に「綾紫」という紫芋を使用して出来た酒。

蒸留前の醗酵段階では、紫色をしているそうです。

年間6000本の出荷しかなく希少な焼酎。

ここで、いつもお世話になっている「博多どかどか団」の大将が一役かってくれました。

花見に持ってく、旨い焼酎ない? ときいたところ、限定品ででてくる、こいつを飲食店のルートで分けてもらいました。

いつもありがとう、大将!


と、手に入れた経緯はさておき、味々と。


まず栓を抜く。

と、ポンッ!とキャップが跳ね上がりました。

どうも詰めたてで、ガスがまだ溜まっていた様子。

香りがぶわぁっと立ち上っています。


香りは強烈で、少し酸をふくんだような感じがします。


一口飲んでみる。

なにかがはじけたような甘みの広がりがあって、一瞬時が止まったようでした。

普通の芋焼酎の何倍かの甘みと味がしっかりと残っていて、それでいてえぐさなどは感じない、とてもフレッシュな呑み応えでした。

これで34度? アルコール度数も感じさせません。

まさに、「良い酒はアルコール度数を感じさせない」と、いつも行くBARのマスターの格言が当てはまります。


普段はほとんどをロックで飲むのですが、今日は花見なので、お湯割にしてみました。

暖かくすることによって、香りがさらに強烈に立ち、味の中で甘みが引き立ち、文句なし。


で、ちょっと写真が下手で見難いのですが、ラベルが面白いので撮ってみました。

気合度

赤字になっている部分、わかります?

アルコール度数/三十四度

原材料名/薩摩芋(南薩産綾紫)・米麹

仕様/無濾過・無調整直詰め

蒸留方法/常圧単式蒸留

気合度数/一二〇%


気合度数? しかも、100%超えてるやン。

お前は波動砲か! と思わず突っ込んでしまいましたが、それだけ、思い入れを込めて作っているということなんでしょうね。

ほんと、作り手の気合を感じる一本でした。

今年の分は・・・うわぁ、7人で飲んだら、もう無くなってしまいましたわ。

来年も絶対買おう!