ごちそう帖

ここに来てくれてありがとうございます。

日々の雑事にかまけて忘れそうになるいろいろなことを内田百閒先生の名著の題名を拝借してつらつらと書き留めてみます。


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早いもので、山行に出かけてから1か月経ってしまいました・・・。
そんなわけで、夏の山行レポ完結編です。

2日目の夜は何だか寝付かれなくて、ごそごそ起きて(1部屋に私ひとりだったからその辺りはすごく気楽。といっても21時半くらいだから普段なら普通に起きてるし、下手すりゃ仕事してる時間)星空を見てみると、びっくりするくらいのたくさんの星。流れ星はさすがに見られませんでしたが、ずっと見ていたいと思える素晴らしい星空でした。

そして翌日は4時過ぎに起床。朝食時間(5:30)には出発したかったので、あらかじめお弁当を注文していました。
中身を撮りそこねましたが、岐阜(飛騨)の郷土料理でもある朴葉寿司です。
泊まった山小屋は、岐阜と長野の境なのですが、住所は岐阜のようでした。岐阜っていったら愛知の隣だからすごく親近感が湧きます。


ごちそう帖-朝食

当然、飛騨は山の中なので、具材はしいたけとか、野菜ばかり。でもこれがとてもおいしい。
そういえば、私の父は仕事で岐阜の山へ出かけることが多くて、この朴葉寿司を買ってきてくれることが多かったなあ・・・作り手によって味も具も違うのがまたいいのです。

さて、栄養補給をしてテラスに出てご来光。

ごちそう帖-ご来光

賭けのつもりはなかったけど、昨日登った甲斐がありました。そして出発です。

奥穂高岳までの登りは、ガイドブックによって難易度が若干違うように思いますが(昭文社の「山と高原地図」のコースでは上級者向けだけど、ヤマケイアルペンガイドだと「中級」)、登ってみた感じだと中級かなという感じでした。きちんと三点支持ができて、悪天候でなければ、の話ですので、もちろん慎重に行かなければなりません。

1時間ほどで山頂。

ごちそう帖-槍

ごちそう帖

上の写真は、山頂から見た槍ヶ岳です。去年登ったなあ・・・と思い出したり。いつ見ても「男前」な山です。
3190メートルですが、日本で3番目に高い山です。ちなみに一番は当然に富士山、二番が北岳です。次は北岳かな。

さて、ここからはひたすら下りです。
クサリあり、ハシゴありの、なんだか「風雲たけし城」(笑)のようなのがえんえんと続きます。(さすがに変な仕掛けはないけど・・・。)

奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~重太郎新道~岳沢小屋~上高地
のルートです。前穂高岳は本来は荷物を置いて登ったほうがよいのでしょうが、単独行で荷物を見てくれるひともいないし、なにより自分の力試しも兼ねてと思って、ザックを背負って登りました・・・登山者にメチャクチャな悪人はいない(はず。だって自分のことで精一杯だから)から紀美子平に置いていった方が良いです・・・。

前穂に登って下りて、あとはひたすら下りです。
ちょっとガスってきたけど、雷などもなく、黙々と(単独だから黙々なんだけど、心理的にも。下りばっかりってかえって疲れます)下りました。

途中にはこんなきれいなお花畑もありました。

ごちそう帖
でも、遠くに見えている山小屋(岳沢小屋)にちっともたどりつかない、という焦りで、あまり楽しむ余裕がなく・・・。

そんなこんなで岳沢小屋着。
すごく迷ったけど、少し早めのアルコール。

ごちそう帖

ごちそう帖

岳沢小屋前の道標。なんと下りてきた道は2.5キロ、そしてこここから上高地までの方が長い・・・。もちろん、上高地までの道のりは平坦ですからね、2時間程度でした。前穂高から岳沢までの重太郎新道はけっこうな傾斜です。だから距離にすると2.5キロだけど、実際には2時間半はかかりますし、私のノロノロ加減では3時間近くかかりました・・・。

そして教訓。
「アルコールはゴールしてから飲むこと!」
やっぱりねえ、アルコールの分解には水を使うわけです。上高地までの2時間、水分補給はその後もしっかりしていたので大丈夫だったけど、やっぱり若干しんどかったような・・・。

そして15:30に上高地(というか登山口)に到着。下りの連続って足にモロに来ます。だから、この景色を見てホットしました。梓川に足を浸したい!と思いました(が思いとどまる)。

ごちそう帖

そんなわけで、今年の夏の山行日記はこれにて終了。
書いていて、やっぱりまた山に行きたくなったなあ・・・でもこの3連休はもう終わっちゃうし、10月3連休は職場の引越しでつぶれるし・・・となると東京近郊の山行で辛抱するか、或いはギリギリ信州(か尾瀬)に登るか・・・悩ましいものです。

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いいかげん続きをアップします。山はもう秋ですね、紅葉も見に行かねば・・・というより行きたいな。

さて、山行の2日目。
前日に悩んでいたルートについて、同じ寝棚のやはり単独行の女性から、
「ひとまず今日は山小屋までは登って、奥穂高は明日登ったらどうかな」
とアドバイスを。この方も、ゆっくり目に出て本日は北穂まで行くだけにするとのことでした。

ちなみに天候は晴れではないけど、雨は降ってない(霧雨っぽいくらい)。
当初予定の涸沢⇒奥穂高⇒涸沢の往復だと下りが怖いけど、登るだけなら問題ないと判断。

涸沢から穂高山荘までの登り(ザイテングラート)は落ち着いて行けば問題ないというご意見も別の方からいただき、なおかつ翌日の天気予報が雨でないことも確認できたので、それならば穂高岳山荘で1泊して、翌日に奥穂高に登頂しようと決めて出発。翌日がもし荒天ならもう1日停滞することも可能だし、メチャクチャな荒天でなければそのまま下ることも可能ですから。

コースマップでは涸沢ヒュッテから穂高岳山荘まで2時間半。今日の天候(霧雨)と自分の体力を考えれば3時間ちょっとくらいで見積もり、出発は7時過ぎ。山にしてはかなりゆっくりでした。

7時過ぎに山小屋を出発。
同じ寝棚のメンバーで写真撮影もしました。
ちなみに、山行が普通の旅行と大きく違うのはこの山小屋での「雑魚寝」でしょうか。プライベートスペースはないですが、その分情報交換などできて楽しいです。幸い、ピーク時の富士登山のようなメチャクチャな雑魚寝(1畳に2~3人とか)を経験したことはないし、同性どうしでスペースを区切ってくださるところばかりだったのでイヤな思いをしたことはないです。
さらにどうでもいい話ですが、夕食後の談話室等では「どこから来ました?」とか「どの山に登りましたか?」等の話題で初対面の、しかも多くの場合は異性(笑)とお話することができます。

閑話休題。
ザイテングラートまでは穏やかな登りです。念のために雨具をつけていきましたが、途中で脱いで問題ない天候でした(その後結局また霧雨になって身につけたのですが)。
一箇所だけ雪渓があったので、そこはストックを出して慎重に。雨がなくて本当に良かったです、濡れた雪渓って本当に怖いし、雨が降ったら引き返そうと思っていました。

途中にはお花畑も。山に行くたびに「花と鳥の名前を覚えるぞ」と思うのだけど、いつもできず・・・。
でもどんな名前かは分かりませんが、本当にきれい。
ごちそう帖-お花畑


ごちそう帖

さらに登るとザイテングラートの取り付きです。
実は自分が行く数週間前にここで落石のために命を落とした方がいました。実際に登ってみると、ザイル(縄)で確保しないといけないとかそういった危険な所ではなく、慎重にきちんと三点支持(両手両足のうち1つだけ動かすということ)で確保できれば問題はないのですが(翌日の下りのほうがよっぽど怖かった。。。)、実は山の事故を見ていくと一見なんでもない所での転倒や落石が原因となって大きな事故になった例が多くあるのですね。あとは道迷いとか。
今回の反省点でもあるのですが、本来はコンスタントなトレーニング(たいそうなものでなくてもよいので、定期的に近くの山でも登るとか、室内のボルダリングをするとか)が必要なのと、正しい情報を得ることが重要なのだと思います。

ごちそう帖

途中にクサリやはしごはあるものの、1箇所ずつくらいだったかな。。。翌日の下りのほうがたくさんだったので印象は薄いです。
10時半過ぎに穂高岳山荘に到着。途中で写真を撮ったり、雨具の着替えをしたりだったので実際には3時間くらいでしょうか。宿泊の手続きをして、本日の寝床を確保。

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定員は8名ですが、なんとこの日は1人占め!単独や少人数の方が少なかったのでしょうね。団体さんは1つの部屋でおさまったようです。雨具を乾燥室に持っていったり、着替えなどすると、あとは夕食まで全くのフリー。ある意味バカンスかもしれません。
どういうわけか標高が高いこちらの方が携帯電話の電波状態がよいらしく(ちなみに私はau)、昨日からのメールを受信しました。職場からの「怒りのメール」(笑)はなく、ちょっと安心。休暇時の電話って怖いです・・・というか普段から堅い仕事をしていればよいのですね。

昼過ぎから晴れてきたので、涸沢岳(3110メートル)に登りました。往復して1時間くらいかな。ツアーの方々は奥穂高に登っていました。

あとは談話室でゆっくりと。
いい感じのストーブがありました。さすがに点いてはいませんでしたが、秋に来たら活躍してそう。
本当はビールが良かったけど、ちょっと冷えていたので(だって3000メートルの場所だし)温かい日本酒とおつまみ(袋が気圧の変化でパンパンになってました)で休息。

ごちそう帖 ごちそう帖

明日のルートも再検討。
奥穂高を往復してそのまま涸沢に下り、行きと同じルートで上高地に下ろうと思っていました。
ところが、地図上では涸沢から上高地ってけっこうな遠回りで、実際に時間もそれなりにかかるのです。何よりも同じルートというのは正直つまらない。
これも反省点なのですが、本来は事前に別のルートを確認しておき(エスケープルートというのでしょうか)、それを登山計画書に盛り込まなければいけなかったのですが、今回は幸い資料を持参したことと、時間的な余裕があったのでコース変更をしました。万万が一のことを考えると、これってとんでもないことです。だって、もし捜索が必要なことになっても登山計画書に記載していないルートを行っていたわけなので・・・猛省しています。

結局は奥穂高⇒前穂高(紀美子平)⇒重太郎新道⇒岳沢⇒上高地のルートに変更。
地形図が読めると分かるかもしれませんが、なかなかの急な下りです。実は登るよりも下りの方が足への負担は重く(ザックを背負っているのと、疲れもあるので)、私の場合は下りの方がコースマップより時間がかかります。

17時半から夕食。ここの夕食は特においしかったです!当たり前ですが、山行でダイエットは無理ですね(笑)。増加はしないけど、減少もしません。体重だけ着目すれば筋肉量が増えるのでむしろ増加する(一時的ですが)と思うな・・・。

20時に就寝・・・なのですが、なんだか寝付かれずごそごそ起き出して外に出てみました。
星が本当にきれい。視力が極端に悪い私が裸眼になっても星が光っているのが分かるくらいです。さすがに流れ星は見られませんでしたが・・・。同じように外で星空を見ているひとがちらほらいました。
ちなみに、こんなに高い場所でなくても奥多摩あたりでも星空は美しいです。以前、雲取山 に登りましたが、ここでは星空+都心のネオンが見えるので何ともいえない美しさです。

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夏期休暇が終わって1週間、休み明けでダルダルに・・・という暇もなくもう週末です。
さて、反省が先になりましたが、山行のことを書いていきます。

もともと、今年の正月には
「夏期休暇の登山は涸沢へ行って、そこから登れる山に登る」
ということを決めていました。

というのは、昨年の表銀座縦走で、槍ヶ岳からテクテク下ってきて、明神で一休みしていたときにおしゃべりしたご夫婦の方から穂高(奥穂か前穂か、あるいは北穂のいずれかはよく覚えていないのですが・・・)に登ってきたというお話を聞いたのと、カラサワ・フェスティバル(カラフェス) の様子を雑誌などで見て
「涸沢行ってみたい!」
と思ったことがきっかけです。

ただし、今年はカラフェスは諸事情により開催なし。
そして、天候のため思ったような眺めは見られず・・・でしたが、代わりに奥穂からの素晴らしい眺めを見ることができました。

予定としては、1日目に涸沢まで歩き、2日目は涸沢~奥穂高~涸沢の往復、3日目に涸沢から上高地まで下山のルート。涸沢ヒュッテで2泊の予定にしました。

24日の22:30に「毎日あるぺん号 」で竹橋(毎日新聞社)を出発。
天候が思わしくない、という予報が出ていたのでもしかすると人が少ないかも・・・という予想に反して、結構な登山姿の人たちが毎日新聞社ロビーに集合していました。

1日目:天候は曇りのち雨(予報では曇り時々雨)
上高地バスターミナル(5:15)~明神(6:45)~徳沢(8:00)~横尾(10:15)~涸沢ヒュッテ(13:30)

バスターミナルに降りて、身支度をして、登山届を提出してから軽い朝食を済ませて出発。
幸い雨は降っていなかったけど、こんな感じでした。

ごちそう帖-河童橋

梓川から霧が上っています。ある意味あんまり見られない写真です。
明神までの道では、やはり単独行のおじいさん(失礼!)とおしゃべり。昨日も別の山に登っていて、今日は槍ヶ岳まで行くらしい。リタイアされている方だと日程に余裕があるなあ、とちょっとうらやましい。

明神でちょっと寄り道して、明神池まで行ってきました。
ここは穂高神社奥宮があるので、下山までの無事をお祈り。

ごちそう帖-明神
こういう所は晴れていても、曇っていてもそれなりに雰囲気があるなあ。

お参りして一休みしてから徳沢まで歩きます。
「徳澤園」というこれもまた雰囲気の良い山小屋があって、井上靖の『氷壁』で「徳沢小屋」として登場する山小屋のモデルになっています。登山しなくて泊まるだけでも行ってみたい宿。
氷壁 (新潮文庫)/井上 靖
¥820
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夜行バスでやや疲れていたこともあったので、ここのベンチに腰掛けていたところ、ポツポツ雨が降ってきました。さっきは少し陽も射していたのに残念。雨足がやや強くなってきたので、急いで軒下に移動。雨足が弱まるのを待ち、雨具を着て、ザックカバーを装着して9:00前に出発。

幸いこの日のルートは岩場や急な登りがないので、暴風雨でもなければ歩いて行けました。
横尾で梓川を渡るといよいよ登山道らしくなってきますが、カッパを着ているのと、雨がシトシト降っていたのもあってカメラが出せず、この辺りの写真はなし。晴れていれば屏風岩や穂高連峰も見えるんだろうけど、ガスっていたもので・・・。

山へ行く楽しみの一つは眺めを楽しむことだけど、それが望めないと本当に「トレーニング」だなあと実感。ある程度高い場所だときれいな花が咲いていたり、雷鳥に出会ったりといろいろ楽しみもあるんだけどねえ。標高2000メートルよりも低いとまだまだ・・・。次の日に山小屋で会った人も雨にやられた人で「まるで何かの罰ゲームだったよね」と言っていたけど、ある意味当たりかも。

もくもくと歩くうちに、「涸沢ヒュッテ」の道標が。程なく到着しました。
受付の時に「これ使ってください」と言って渡してくれたタオルがありがたかったです。
着替えをして、濡れた雨具や服を乾燥室に干し、あとは夕食までのんびりと。

この日の部屋は2段の寝棚の下段。定員5名の寝棚に4人だったので余裕はありました。
1人は私と同じく単独行の方で、この方の目的地は北穂高。あとの2人は大阪から来た母娘の方々で、奥穂を目指しての山行。
雨足はそれほどではなく霧雨になってきましたが、明日どうしようかと悩んでいたのでした。
大阪からの2人は雨だったら上高地へ下って、温泉でも入りに行こうかなとのこと。自分もさすがに雨の中のザイテングラート(穂高岳山荘までの登りの岩場)を行くのは気が引けるし、何より登りが良くても濡れた岩場の下りは怖いし・・・。という訳で翌朝の天候を見て決めることにしました。

山小屋の夕食は17時からで、夕食が終わって消灯(20時)までは談話室で山関係の雑誌や本を読んだり。次の日の山小屋もそうですが、あの「岳」もあって大人気でした。
岳 (1) (ビッグコミックス)/石塚 真一
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さすがに高い場所なので夏でもストーブがついています。
ごちそう帖-談話室

ごちそう帖-ビール
夏なのにストーブの効いた部屋でビールです。

20時には就寝。晩に雨が相当降ったようで、時おりトタン屋根を打つ雨音で目が覚め「ああやっぱり下山かな」と思いつつ寝入りました。




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タイトルでまた遊んでいます(こんな記事とか )。
山行のレポを書く前に忘れないうちに反省点などを。

(1)登山計画の立て方
 天候が崩れたときのルート変更を考慮していなかったというのが一番まずかったかと。結果として登山計画書とはかなり離れたコースで回っていたのですが、万が一のことを考えるとこれはヤバイな・・・(捜索にあたっては当然登山計画書を見るでしょうから・・・)。
 もともとは、1日目:上高地~涸沢、2日目:涸沢~奥穂~涸沢(往復コース)、3日目:涸沢~上高地、で計画していたものの、1日目・2日目の天候不良のため、2日目は涸沢~穂高小屋、3日目に穂高小屋~奥穂高岳~前穂高岳~岳沢~上高地のルートに変更。
 雨天の状態では登るのはいいとしても、下りは相当注意しないと危険だろうということから涸沢には下りずに穂高小屋(奥穂のふもとにある山小屋)泊としたのと、3日目は涸沢に戻るよりは前穂まで縦走して岳沢まで下りた方が若干でも時間が短縮できるだろうという読み(こちらの読みは外れだったかもしれませんが・・・)で急遽変更したものです。
 幸い、北アルプスのガイドブックを持参していったのと、山小屋で一緒になった人からアドバイスをもらえたことで他のルートに設定し直すことはできたけど、本来は出発前にここまで想定して、登山計画書に盛り込まなければならなかったのだというのが反省点。 登山計画書の作成がかなりギリギリになってしまったので、複数のルート設定までできなかったというのが敗因だろうな。

(2)パッキング技術
 要は、荷物の軽量化ということ。あとはもちろん詰め方も。
 具体的には食料(といっても行動食や非常食)が多かったこと、小屋泊なのにロールペーパー(トイレットペーパー)を2本も持参していたこと、ファーストエイドキット(ケガ等に備えた用具)の選定に無駄があって、結果的に荷物がかさ張ってしまったのがまずかったな。40Lのザックでいっぱいいっぱいというのはやっぱり多いよね・・・。もちろん非常食は2食程度は必要だけど(ヴィダーインゼリー2つとスティックパン1袋)、行動食で飴2袋、ナッツ小袋4袋、ゼリー飲料2袋は半分で十分・・・。というかゼリー飲料はアミノ酸の補給用なので、それならタブレットや顆粒タイプの物にできたわけだし・・・。ナッツ類は自分でジップロック等に詰め替えないと気圧の変化で袋が膨れる=かさ張るというのも盲点でした。
 もう一つは、水筒をプラティパス (折りたたみ可能な水筒)にするというのも考えていいのかな、と思っています。水については、500mlのペットボトル2本(水とアクエリアス)にアルミ水筒1本でしたが、これは小屋泊だったら多いかなというのが正直なところ。

(3)読図の練習
 実際に困ったわけではないのですが、ここは国土地理院の地形図(25,000分の1)も併せて持っていくべきでした(コンパスと登山地図は当然持って行きますが)。もちろん地形図がなくても登山そのものは大きな問題はないですが、今自分がどの辺りにいるのかというのは、登山地図ではつかみにくいというのを実感。登山地図にはおおよそのコースタイム(AからBまで50分、といった感じで)は書いてあるから、そこから割り出すことはできるんだけどね・・・ただコースタイム通りに動けないこともあるので、「まだこの場所なの??」と思うこともしばしば。
 当然ながら、地形図から自分の居る場所を判断するには練習も必要なのですが・・・ということで慣れる意味でもまずは持参して使ってみるしかないと思いました。

(4)その他いろいろ
・ダイエットの必要性・・・荷物の軽量化といっても限度があるのであと軽量化できるのは自らしかない・・・ということでダイエットを真剣にやるべきだった(登山のたびに思うのですがね・・・)。今自分が目指している体重までダウンできれば、ザック1個分とは言わないけどハイキング用の荷物分くらい(なんだそりゃ)は削減できるはず。
・クライミングの練習・・・あと、これも毎回痛感しては、でも実行に移せないのは岩登りの練習の必要性。実際に岩壁を登るのは難しいとしても、ボルダリングをやってみた方がいいなと毎回思うわけです(過去に数回やったことはあるんですけどね)。で、ボルダリングをやるためにはもうちょっと体重を落としてからの方がいいな・・・といことで、結局はダイエットに戻ります。
・体力・筋力アップ・・・もう一つは足の強化としてランニングをサボらず続けること。今年はサボり気味もあって、減量もなかなかできず、筋力もつかず、結果としてひどい筋肉痛に苦しんでいる訳です・・・(腹筋・背筋より下はバリバリに痛い・・・あと腕も。)。
・行動食の選び方・・・最近はやっている「塩味」の飴とタブレットを持っていきましたが、やっぱり甘いだけのものの方が良いです。塩分は干し梅で十分かな・・・というより、やっぱり甘いものがないと落ち着きません。
・飲酒はゴールしてから・・・言うまでもないことですが・・・。あろうことか帰りの岳沢小屋(ゴールの上高地まであと2時間くらいの場所)で生ビールの誘惑に負けました。その後、酔ったわけではないけど、やっぱりしんどかったです。

書き連ねて、まあ結局は普段の生活をきちんとすること(食事を適正に摂って、運動を継続的に行い、山登りもある程度コンスタントに行う)が近道なんだ、ということを実感させられました。

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さて2日目は、大天井岳~ヒュッテ西岳~水俣乗越~槍ヶ岳の行程。さらっと書いていますが、このルートが一番緊張しました。 ハシゴやクサリが本格的に出てきます。ガイドブックなんかでは「中級」なんでそんなに危険ではないとは思うけど、やっぱり怖い・・・確かにハシゴもクサリもなければこんなに険しい山は登れないんだけど。

5時半に山小屋を出て西岳に向かって歩きます。
途中はお花畑で花がたくさん。

ごちそう帖-花1


おそるおそる進みます。

ごちそう帖-はしご


槍ヶ岳を見て元気を出しつつ・・・。

ごちそう帖-槍ヶ岳2

お昼過ぎにようやく槍ヶ岳山荘に到着。
本当は山小屋に荷物を置いて、空身で槍ヶ岳に登りたかったけど、雨が降ってきたので中止。夕食までは談話室で雑誌(こういう場所なので「山と渓谷」とか「岳人」とか・・・山の雑誌です。どうあがいても「MORE」や「JJ」、「AneCan」はありません(笑))を読んで過ごします。今回も一人で行ったのですが、こうやって雑誌やマンガ(これまた山関係ばっかり)を読んだり、同じような単独行の人としゃべったり、意外に時間をつぶせるものです。
結局、夜になっても天候はよくならず、当然星をみることも出来ずに、その日は早々と(どのみち21時消灯ですから)休みました。

翌日は朝イチで槍ヶ岳に登って、朝日を見て・・・というはずが、4時に起きてスタンバイしてもまだ雨はやまず・・・。 5時過ぎに朝ごはんを食べ、「このまま雨が上がらなかったらおとなしく下山かな」と思ったあたりで、ガスはかかっているものの雨が止んだから槍ヶ岳に取り付きました。

・・・昨日までのハシゴやクサリなんて何のこともない、と思えるほどの岩を恐る恐る登っていきます。
さすがに鉄ハシゴでは足がすくみました(すくんでも引き返すわけには行かないから、アタマの中で「ああ人生に涙あり」(=水戸黄門の主題歌。「人生勇気が必要だ」とか(笑))を流しながら登るのですが)。

最後の鉄ハシゴを登りきったところが山頂。

ごちそう帖-山頂

相変わらずガスがかかっているけど、これが証拠写真。

来た道を、登り以上に慎重に下ります。わが身の手足の短さを呪いつつ(手がかり・足がかりまでが遠い!)何とか下りました。

山小屋に戻ると、一気に疲労感が。7時前だけど自分をほめる意味でビールなんかを飲んでみたり。

ごちそう帖-ビール

荷物をまとめて、あとは上高地へ下るばかり。
登りは確かにきついけど、山頂に行くという目的で何とか耐えられる。でも下りは・・・正直なところ「いつまでこんなガラガラな道(漬物石みたいな石ばかりの道が延々と続くのです)が続くのやら・・・」と思いながら下るのはつらいものがありました。

ようやく山小屋がある場所まで下ります。道標を見て気づいたけど、槍ヶ岳からここまでの距離と、ここから上高地(バス停)までの距離って一緒なんだ・・・。明らかに槍ヶ岳からここまでの方が高低差があるんだけど。。。

ごちそう帖-横尾

ここからは幾分整備された道(軽トラックくらいなら普通に走る)を行くのでラクでした。上高地に近づくと、明らかに登山客ではない観光客の姿もちらほら(サンダル履きだったり、ザックではなく普通のバッグとか持っているのですぐ分かる)。かっぱ橋が見えてほっと一息つきました。

あとは松本へ向けてバスと電車で移動。松本からは「あずさ」で暑い暑い東京まで戻ったのでした。

しばらく山をサボっていたけど、こうやって行ってみるとやっぱりいいなあと思いました。もう秋になってしまったけど、雪が降るまでもう少しあるので、また登ってみようかと思います。

山でお土産というと手ぬぐいぐらいだったり。

ごちそう帖-手ぬぐい

山では昼食をとらない代わりに、小休止をとりながらいろいろ食べます。干し梅とかヴィダーインゼリーとか飴とかキャラメルとか・・・。

ごちそう帖-山の友


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既に2ヶ月近く前の話になりますが、夏期休暇に山行をしたので、そのあたりのことを書いておきます。

これを書くまでは落ち着かなくて・・・。


そんなわけで槍ヶ岳に登ってきました。ルートは「表銀座」といわれる中房温泉~燕岳~大天井岳~東鎌尾根~槍ヶ岳~上高地のルートでの山行です。※登山客が山ほどいるから「銀座」なんだそうで。ちなみに「裏銀座」というルートもあります。

表銀座の縦走は、ガイドブック等で3泊4日(燕岳、西岳、槍ヶ岳でそれぞれ泊)のコース設定が多いです。最初はその予定で組みましたが結果として1日目は燕岳の先の大天井岳まで行けたので2泊3日に短縮。

10:30に燕山荘に到着。いきなり視界が開けて目に飛び込んだのが槍・穂高の山。危険な場所はないにせよ結構な登りの後だったし、この日が一番天気がよかったこともあり「来てよかった~!」と思える眺めでした。

ごちそう帖-山並み


燕岳山頂を往復した後、当初の予定を変更して大天井岳まで行くことに。地図で示されたタイムだと3時間くらい、自分だともうちょっとかかるくらいで、地図を見ると途中には「クサリ・ハシゴ」の文字が。併せて天候も心配でしたが(午後は雷が…)かといって燕山荘で夕飯までごろ寝するのももったいないから進むことにしました。

結果的には3時間で行けたし、天候も問題なく歩くことができました、良かった良かった


夕方に大天井岳から見た槍ヶ岳です。明日はここまで行く予定。


ごちそう帖-槍ヶ岳


テーマ:

FP研修会が神保町であったのですが・・・神保町といえばスポーツ用品店が並ぶ街(他にも本屋やラーメン屋やいい感じの喫茶店などあるのですが)。ありがたいことに賞与もいただけるようなので散財しました。



ごちそう帖-靴

買っちゃいましたよ、雪山の靴とピッケル。(写ってないけどアイゼンも)ザックは頂き物(おさがり)の80リットルがあるからその分は助かったかな。年内に雪山に行く予定はなし、行くなら来年かなあ。すごく迷っていたけど、先に道具を買うことでで自分を追い込んでみました。

もちろん、初心者なので一人は怖いから登山教室的なツアーに参加しようかなと画策中。そうすると早くても1月中旬くらいになるかもです。


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少し前になりますが、10月の3連休で八ヶ岳に行ってきました。

夏にも行ったけど、そのときは天気が悪くて何も見えなかったから、今回はリベンジということで。


たくさんたくさん写真を撮ったんだけど、アメブロは写真の容量制限にひっかかり、そのままでは全く載せることができません。「困ったな~」といろいろ試行錯誤。結局は別に開設しているSNSサイトでアルバムを作り、そこから画像を取ってきました(それだとサイズが小さくなるので)。


今回も前回と同じ硫黄岳~横岳~赤岳と歩いてきました。1日目は硫黄岳山荘で泊まるというのも前回と一緒。

でも前回と違うのは天気。2日間ともとてもいい天気でした(そのため見事に日焼け・・・うっかりリップクリームを忘れて唇はガッサガサになりました。。。)


ごちそう帖-八ヶ岳1

硫黄岳から見た赤岳。登山口の美濃戸口からここまでは、それほど危ない道はありませんが、ひたすら登りなのでそれなりに疲れます。


とっても天気がいいから写真からはそのように見えませんが、10月半ばの2500メートル超の山はそれなりに寒く、これを撮っているときも風にビュービュー吹かれていました。



ごちそう帖-八ヶ岳2

翌朝、山小屋から見た雲海です。皆早起きして、「寒い~~」と言いながらも玄関に集まってきていました。

ちなみに夏に行った時は風はふくわ、雨は降るわで散々だったから、来た甲斐があったというもの。

「カニのヨコバイ」という難所(慣れた人にとっては何でもない所だそうですが、少なくとも私にとっては)。ナイフの刃のように切り立った岩場です。クサリを伝って慎重に、慎重に・・・。ここから先、クサリ、ハシゴ・・・が延々続きます。怖いなあ・・・。


ごちそう帖-八ヶ岳4

稜線を歩いていると向こうには富士山が。本格的に登山をする人は「富士山は登る山じゃなくて遠くから眺める山」と言って避ける傾向があるようですが、何となく理解できるような・・・。


ごちそう帖-八ヶ岳3



ごちそう帖-八ヶ岳5

↑やっと着いた、赤岳山頂です。この日は人が多かったです。


赤岳からの下りも手強いのですが、何とか無事に降り、行者小屋でお昼。

コンロを新しく買ったのですが、ここで初めて使いました。中身はフリーズドライのリゾットです。


ごちそう帖

ここでごはんを食べているとき、私と同じくらいの年の単独行の女性の方とお話しました。

なんとその方はテントを背負っての山行。しかも結構険しいルートであるキレット越えをしてきたのだそうで。荷物を見るととてもテントを背負っているようには見えなかったよ・・・。

「山で飲むコーヒーはおいしいわよねえ」とお湯を沸かしてコーヒータイム。なんだか優雅な方でした。

それにしても山小屋泊なのにあれもこれも持っていっている私の方がよっぽど荷物が(ムダに)大きかったような・・・。






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