じん(自然の敵P)のメカクシティデイズ・カゲロウデイズ-in a daze-解釈動画SP。 | 墜落症候群

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墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 じん(自然の敵P)のメカクシティデイズ・カゲロウデイズ-in a daze-解釈動画SP。

 まとめた記事。

 如月モモは金髪のヒールなのだろうか?

 メドゥーサ族の年齢推移

 シニガミレコード・デッドアンドシーク繋げ解釈(破綻)

 カゲロウデイズ-in a daze-エピローグの解釈

 カゲロウプロジェクトのこれからの展望

 コノハ、エネ、ヒビヤ、ヒヨリの関係性について・カゲロウ世界と電脳世界について


 じん(自然の敵P)の
 メカクシティデイズ・カゲロウデイズ-in a daze-解釈動画SP。


 如月モモは金髪のヒールなのだろうか?


 如月アテンションが発表されてから、良く言われるのが、

 メカクシコードの『金髪のヒール』は如月モモなんじゃないか?

 という解釈です。

 僕の如月アテンション解釈動画でも何回もそんなコメを見ましたw

 なので、一度、如月モモ=金髪のヒールなのかどうか、

 検証してみましょう。

 まず、如月アテンションの動画で分かるように、

 モモの街歩き用の服装は、パーカーにスニーカーです。

 歌詞としては、背伸びしたヒールでは踏み出しにくい、という感じ。

 ステージ衣装にはヒールを履いている事が確認できます。


 メカクシ団の作戦時に、

 ステージ衣装で活動する事は若干考えにくいですが、

 まあ、ライブ後にすぐミッションに

 参加する事になったと考えられなくもないでしょう。

 この場合、楽曲版『メカクシコード』の時系列は、

 モモがアイドル業に復帰した事を確認できる、

 楽曲版『如月アテンション』の後、という事になりますねw


 次に『金髪のヒール』という言葉について。

 まあ普通に見て、

 金髪という言葉がヒールを修飾してますよねw

 金髪という修飾は例えば、悪役といった『役割名』、

 モモ等の『人物名』にはハマるのですが、

 ヒールを『靴の一種』と考えた場合、

 ちょっと日本語的に違和感がありますw

 金髪の靴、というと分かりやすいでしょうか。

 しかも金髪の靴が笑う、という風に主語的に使われてます。


 『金髪のヒール(靴の種類)』と言われて僕が想い浮かぶのは、

 金髪のかつらを被せられた、

 女性用ヒール靴というシュールな絵面ですw

 ただこれも、金髪の、ヒール(を履いた、如月モモ)』と

 補ってやれば、意味が通らなくもないです。

 金髪のヒールをモモと捉えた場合、メカクシコードは

 メカクシ団の掛け合いを含む歌詞という解釈になると想います。


 例えば、

 カノがいつものようなノリで目立つような行為をしたとします。

 それを、キドが「ちょっとオーバー過ぎるんじゃないか?」

 みたいな感じでからかいます。

 モモがそれを聞いて笑います。

 カノはそんなモモを見て、

 「でも実際、能力で常に目立つモモなんかには、

 目立ちたがりの気持ちは分からないんだろうね」

 という風に軽口を返します。

 そんなイメージですw

 僕のメイン解釈としては、小説版にも出てきた、どこかから何かを

 盗み出すミッションと対応すると考えていて、その場合は、

 僕=セト、生涯不安症な君=キド、自称ウブな君=マリーって

 感じで、肥大化する街という表現から、シンタローの街が大きく

 都市開発されたという、小説版と同じ年に起きた出来事と

 考えて良いでしょう。 この場合、金髪のヒールは、

 金髪の悪役と捉えて、その掛け合いは、

 金髪の悪役が「おいおいマジになってるんじゃねえよ(笑)」

 みたいにセトを煽り、それに対しセトが、

 「お前なんかには分からないだろう、僕たちのやっている事は」 10


 みたいに返している場面が想定出来ます。

 この時点でメカクシ団は、募集要項無条件らしいですが、

 金髪の悪役は入れそうもないですw

 よほどメカクシ団からすると嫌われる存在なのでしょうねw 4


 メドゥーサ族の年齢推移。 1


 僕は、カゲロウプロジェクトに登場する、メドゥーサの血族を、

 メドゥーサ1/1(シニガミレコード)、シオン1/2ハーフ(群青レイン)、

 マリー1/4クォーター(空想フォレスト)の、3人と考えています。

 まず、マリーの年齢推移なんですが、想像フォレスト解釈動画コメで

 マリー襲撃のシーンは、マリーとセトが出会う数年前というじんさんの

 生放送での発言があったらしい事なんですが、これにはちょっと違和感

 があります。何故というに、その場合、130年程、8歳くらいの幼女姿

 であったマリーが、僅か10年以下で、一気に16歳程度の容姿まで

 成長している事になるからです。進化とか脱皮を疑うレベルですw

 今、大百科を確認した所、数十年前とちゃんと書いてありますね。 10


 なので、大体ですが僕は、まず、マリーが子供の差別を受け、

 シオンに慰められたり、シオンと父親に、メドゥーサの力について

 教えられている場面が、大体マリー50歳以下で起こる出来事、

 シオンが、人間の襲撃からマリーを庇って倒れるのが、マリー70歳

 くらいまでに起きる出来事かな、と考えています。襲撃のシーンには

 マリー父の姿は見えないので、その前には父親は老衰で死んで

 しまっていると考えられます。

 身体の成長は、まあ幼少期は比較的成長も早いのかも

 知れませんが、空想フォレストでの数年後のセトとの再会時にも

 マリーの姿がほとんど変わってない事も鑑みて、メドゥーサのクォーター 10


 のマリーは大体10年に1歳くらいの身体的な成長を遂げると

 考えられます。140歳~150歳くらいで16歳程度の容姿なので。

 計算が大雑把ですがw (注:容姿年齢はあくまで天田主観)

 シオンの年齢ですが、僕には30代前半くらいの容姿に感じられます。

 なので、マリーの16歳の容姿で140歳を倍にして、32歳容姿で、

 280歳、大体300歳程度と計算します。

 となると、シオンが生まれるシニガミレコードは大体空想フォレストの

 300年程度前という事になりますね。

 ところで、マリーは10年に1歳程、容姿が成長すると書きましたが、

 本元のメドゥーサはもっと永遠に近い時を生きる存在と考えられます。 10


 シニガミレコードで、少年兵が老いていく事に耐えられないと

 メドゥーサは言いますが、これは具体的に、少年兵がかなりの年齢

 までに達してしまう、という事以上に、自分の10倍以上の速度で

 姿を変えていってしまう、成長の著しさ、老いの早さの違いに驚き、

 絶望する意味合いも大きかったのではないか、

 と僕は想像しております。 6



 シニガミレコードとデッドアンドシークの繋げ解釈(破綻)。 1

 ちょっと自分で矛盾を発見してしまいまして、今では成立していない
 のですが、想像としては一番面白いストーリー、シニガミレコードと
 デッドアンドシークを繋げた解釈をちょっとしたストーリー仕立てで
 紹介してみますw メドゥーサが『終わらない世界』を作った1日
 を扱います。 5

 
 少年兵はこの頃メドゥーサが不安を感じているのを知っていました。

 お互いの時による老い方にはあまりにも違いが大きく、

 メドゥーサは少年兵だけ老いていく事に苦しみを感じていました。

 そんなある日、思い詰めたようなメドゥーサに、『大事な話が

 あるので、今日のお昼、絶対に帰ってきて欲しい』と言われます。

 少年兵はメドゥーサからお互いの時の流れを解決する、

 大事な提案があるのだろうと察し、頷きます。

 少年兵は街に外せない用事があり、それを済ませに行きます。

 そして、約束の正午、家路を急ぐ少年兵は交通事故に遭います。

 この時、彼の脳裏にも2人が永遠に過ごせるような考えが浮かびます。

 メドゥーサがいつまで待っても、少年兵はやって来ません。 10


 それを、拒絶の意志と受け取った彼女は一人で、終わらない世界

 に消える事を決めました。

 少年兵が来なかった以上、シオンを連れて行く訳にはいきません。

 きっと少年兵がシオンの面倒は見てくれるでしょう。

 彼女が終わらない世界に消えようとしたその時、人間の襲撃があります。

 メドゥーサへの人間の差別感情、排他的な襲撃は、

 空想フォレストでも描かれています。

 大勢の人間がメドゥーサに襲い掛かり、その血が家にいたシオンの顔を

 濡らします(世界事情のシーン)。

 シオンはまだ娘だったので、見逃されたのでしょう。人間たちが

  去った後、シオンは母親に駆け寄ります。 10


 人間から差別されている以上、その時代の警察のような組織を

 頼る訳にも行かず、シオンは母親に声を掛け、父親を探しに外へと

 飛び出します。

 メドゥーサは、何とか生き長らえようと、作っていた終わらない世界

 へと消えて行きました……。彼女は人間への憎しみを抱えたまま、

 終わらない世界の存続だけを考える存在となります。→あの目。

 一方少年兵は、事故の怪我も幸いそこまで深手ではなく、

 メドゥーサとの約束の為に、何とか病院を抜け出し、家に

 向かっていました。泣きながら森から駆けてくるシオンと合流し、

 家を目指します。しかし、そこには血溜まりが残されているだけでした。10


 少年兵の中に強い憎しみが生まれます。メドゥーサが残した

 終わらない世界に触れた途端、彼は自分が大きな変化を遂げた

 のを感じ、明晰な頭脳という『目の力』に目覚めます。

 彼は誰を犠牲にしても、メドゥーサと再会する事を決め、

 終わらない世界の研究を始めます。

 研究に没頭する父親に、かつての面影はなく、やがてシオンは

 新しい家で暮らし始めます。彼女は後に人間の夫と出会い

 子供を作りますがそれはまた別のお話。

 数年後、終わらない世界を研究していた少年兵の科学力は

 数世紀先を行く物となり、ようやく彼は世界の中を観測する事に 10


 成功しました。

 その中には仲睦まじい2人の少年少女の姿がありました

 (これが終末実験の爆発に巻き込まれ、精神が終わらない世界

 に迷い込んだヒビヤとヒヨリです)。

 その姿に嫉妬と憎悪を感じた少年兵は、かつて、自分と

 メドゥーサを引き裂いた象徴である『交通事故』により、2人の

 関係を永遠に切り裂き続ける事を考えました。

 少年兵は、電脳世界を使い、終わらない世界の中に更に

 陽炎ループという1日単位の短期の死のループを作りました。

 電脳世界の青い羅針盤が、その周回ごとのヒヨリ又はヒビヤの 10


 死を、決定しています。

 少年兵は終わらない世界の中で陽炎となり、少年少女の死に

 様を嘲笑います。

 とまあ大体こんな解釈でした(笑)。

 ですが、メドゥーサの年齢推移で触れましたが、シニガミレコードは

 大体300年程度前の大昔の出来事です。

 対して、カゲロウデイズは最近の出来事ですので、

 デッドアンドシーク主人公がヒビヤとヒヨリを終わらない世界に観測

 する為には、デッドアンドシークは最近に起きた出来事と考えない

 といけません。すると、少年兵=デッドアンドシーク主人公は崩れ、 10


 デッドアンドシークの主人公と伴侶はまた違うペアの物語

 という事になりますw

 今では、チルドレンレコードパッケージの茶髪眼鏡を

 デッドアンドシーク主人公、と僕は考えています。

 ただ、シニガミレコードのメドゥーサが終わらない世界という全体の

 構造を作り、その内部にデッドアンドシーク主人公が陽炎ループ

 という構造を更に作った、という全体の解釈はブレていません。

 そんな感じです。 8


 カゲロウデイズ-in a daze-のエピローグ解釈。 1


 小説版を読み終わったら、『マリーが可愛過ぎて萌え死ぬ』的な

 お気楽なファン的な感想記事でも書こうかと考えていた天田ですが、

 エピローグを読んだ時、表情が消えましたw

 展開に大きな違和感を感じ、

 それを見過ごせなくなってしまったのです。

 改めて検討してみると、楽曲版のコノハの世界事情と大きく矛盾

 しているように想えてならず、苦しみました。

 小説版は楽曲版のパラレルワールドなのではないか、と考えたりも

 しましたが、投稿された楽曲版如月アテンションにより、両者は

 完全に繋がった話である事が確定してしまい 10


 逃げ場がなくなりました(笑)。

 苦しむ事約10日。僕はやっと自分なりにこの矛盾に取り組む事

 になりました。

 まず、僕がエピローグを読んで感じた矛盾は以下のようになります。

 1、カゲロウデイズのようなループの状況が、シンタローたちのいる

 現実で起こっているように見える。コノハの世界事情の歌詞に

 あるように、陽炎ループはヒビヤとヒヨリの夢、現実とは違う世界の

 出来事ではなかったのだろうか? また、現実がループ構造に

 巻き込まれているとすると、ヒビヤが倒れているエピローグから

 再び世界の時間が8月14日の正午にまで遡ってしまうの 10


 だろうか? シンタローたちもまた8月14日の正午まで巻き戻さ

 れるのだろうか? それはおかしくないか?

 2、コノハの世界事情の時系列は、『終末実験』=ヘッドフォン

 アクターの翌日である。カゲロウデイズは、ヘッドフォンアクターの

 実験都市爆破後に起きていると考えられる。ヘッドフォンアクター

 の翌日にエネの電脳紀行は起こる。

 小説版には、エネがシンタローの元に来たのが1年前とある。

 電脳紀行の最後にエネはシンタローの元に辿り着くので、つまりは、

 ヘッドフォンアクター、エネの電脳紀行、カゲロウデイズ、コノハの

 世界事情等の楽曲群の出来事が起こるのは小説版から1年前 10


 のはずだ。しかし、エピローグを読むと、カゲロウデイズのような状況が

 起こっているように見える。本来は1年前に起きていなければなら

 ない事象が何故起きるのだろうか?

  この1年の時系列誤差は何だろうか?

 3、エピローグを陽炎ループと仮定するとして、ヒビヤの傍にいる

 コノハが実体を持ち、揺らいでないのは何故か? コノハの世界

 事情では、コノハはカゲロウデイズの世界では、ゆらゆらした透ける

 身体しか持っていないのではなかったか?

 疑問点はこの3点でした。

 僕はもう一度、小説版をしっかりと読み直し、エピローグの状況を

 陽炎ループとちゃんと比較してみました。 10


 すると、シンプルな事実に気が付く事が出来ました。

 エピローグの状況は公園の近く、倒れるヒビヤ、その近くにいるコノハ、

 事故かも知れないと呼ばれている救急車等から一見確かに、

 カゲロウデイズの陽炎ループととても似通っているように見えます。

 日付も8月15日です。

 しかし、時刻が違います。

 陽炎ループは8月14日正午~8月15日正午のループです。

 小説版エピローグは午後5時。パンザマストが鳴り響く『夕方』です。

 つまり、エピローグで起きているのは、陽炎ループと似てはいても

 全く違う出来事なのです。 10

 
 そこから逆算すると、いくつものおかしな点が目に付き始めます。

 救急車が呼ばれており、事故のように見えるが、ヒビヤには何故か

 外傷がない。ヒビヤの近くにいるのはコノハのみであり、何故か

 真っ先に彼に駆け寄るはずのヒヨリの姿がない。

 この出来事が起きているのが現実なのだとすれば、コノハの姿が

 揺らいでいない理由にも納得がいきます。

 エピローグで起こっているのは、陽炎ループではない、そこから考えた

 解釈が以下です。

 小説版の1年前、カゲロウデイズとコノハの世界事情が開始し、

 以降ヒビヤとヒヨリの精神はカゲロウ世界に囚われ続ける。 10


 コノハはカゲロウ世界で2人の精神を救おうと試行錯誤しつつ、

 ヒビヤの現実の身体を科学者たちの元から持ち出し、シンタロー

 たちの住む肥大化する街にまで逃走する(ヒヨリの現実の身体は

 事情があり持ち出せず、彼女の身体は科学者の元に置き去り)。

 陽炎ループはヒビヤの精神にダメージを与え続け、1年後、

 とうとう耐え切れなくなったヒビヤの精神が暗転し、

 救急車で運ばれる。

 大体こんな流れだと考えていますw
 
 カゲロウプロジェクト全体のこれからの展開ですが、

 小説版ラストで、エネとコノハの関係性も示唆され、 10


 これから、メカクシ団、シンタロー、エネ、コノハが協力して、カゲロウ

 世界介入編が描かれていくと考えます。

 白衣の科学者VSメカクシ団の構図ですねw

 ヒビヤにも目の力がある事が示唆されていましたので、カゲロウ

 世界内で彼とも協力していく事になるでしょう。

 カゲロウ世界への介入へは、2パターン考えられ、1つ目はコノハの

 人の意識に介入する能力でカゲロウ世界に入るパターン。

 もう1つは、これはnasubi♦さんという方が気付かれたのですが、

 マリーの首元には鍵が2つ掛かっていますよね?

 これは1つはマリー・シオンの住んでいた家なのですが、もう1つの 10


 鍵は、祖母に当たるメドゥーサの家の鍵と考えられます。

 この家の扉は終わらない世界、つまりはカゲロウ世界と通じている事

 が示唆されていますので、ここからの介入があると熱いな、と個人的

 には期待しています。陽炎ループは、カゲロウプロジェクト最大の

 問題点なので、この解決編には物語的にも大盛り上がりの部分

 でしょう。その為、楽曲的にも数曲で描かれていくと考えています。

 他にも小説で書いて欲しい内容としては、小説版から、楽曲版

 人造エネミーに至るまでに、シンタローとエネに何が起こったかという

 事や(人造エネミー解釈動画でもやりましたが、大きな関係性の

 変化が見られるので)、あまりにも多大な犠牲を払った上に結局 10


 成功個体のエネを取り逃すという失態を犯した、終末実験を

 やった白衣の科学者の真意等です。 2


 ヒビヤ、ヒヨリ、コノハ、エネの関係性について。 1


 まず、チルドレンレコードで示されたように、改造前コノハと、

 実験都市拉致前のエネはクラスメートでした。

 茶髪眼鏡により、コノハが拉致され、この際、エネはコノハが

 死んだとかそういう類の誤認をしたと考えられます。

 その為、電脳体になってからの小説版エピローグでコノハを見た時

 に、彼もまた改造され、白髪となっている姿に驚いたのでしょう。

 コノハはヒヨリの親戚でもありました。世界事情ではコノハに会い

 たいと言うヒヨリの姿が確認できます。

 この時には、ヒビヤはコノハと面識はなかったと考えられます。

 コノハが茶髪眼鏡に拉致された後、ヒビヤとヒヨリも実験都市に 10


 拉致され、その後の終末実験の都市爆破に巻き込まれ、

 2人は意識をカゲロウ世界に囚われます。
 
 そこから1年間の小説版の時系列に至るまで、コノハは2人を助け

 ようと奮闘している訳なのですが、世界事情では揺らぐようだった

 彼の姿も、その後、カゲロウ世界への介入方法を変えたか、

 彼の能力が成長したかした事により、ヒビヤにもカゲロウ世界内で、

 ヒヨリの親戚の白髪のお兄ちゃんとして認識されるようになりました。 7


 カゲロウ世界と電脳世界について。 1


 カゲロウ世界というのは、カゲロウデイズが起きている世界という事

 ですが、厳密には、メドゥーサが作った終わらない世界の中の、

 茶髪眼鏡が作った囲い、陽炎ループと呼ぶ方がより適切でしょう。

 電脳世界と終わらない世界は繋がっていると考えており、エネの

 電脳紀行での、「好きなものはなんだい?」随分簡単な事だ」

 辺りのやり取りは、エネと茶髪眼鏡の会話と捉えています。茶髪

 眼鏡は、電脳世界を用い、終わらない世界に陽炎ループという

 更に限定的な世界を作り出しました。そして、電脳世界の蒼い

 羅針盤が、その周回ごとのヒビヤ又はヒヨリの死を決定していると

 考えています。

 ちなみに隙間という歌詞が度々カゲプロには登場しますが、 10


 これが陽炎ループに相当します。

 例えばコノハの世界事情の期待ハズレの世界の隙間という

 歌詞からすると、期待ハズレの世界=終わらない世界であり、

 世界の隙間が陽炎ループ、という事になります。

 はい。じゃあこんな所で。

 次回のチルドレンレコード解釈動画でお会いしましょう! 6