昨日の記事、先進医療の実績報告 の続きです。
この3-6ページの表 から、治療実績が多い先進医療技術を分析してみました。
<治療実績が多い先進医療技術ベスト5>
<第一位>
3,187件 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 一件あたりの治療費:52万円
<第二位>
3,006件 内視鏡的大腸粘膜下層剥離術 一件あたりの治療費:15万円
<第三位>
1,508件 陽子線治療 一件あたりの治療費:268万円
<第四位>
873件 重粒子治療 一件あたりの治療費:295万円
<第五位>
703件 光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助 一件あたりの治療費:1万円
※1
平成22年7月1日~平成23年6月30日の実績
※2
一件あたりの治療費:先進医療総額(円)/年間実施件数(件)
第一位の先進医療は白内障の手術で用いられる先進医療ですね。
私のお客様でもこの手術をされた方が複数いらっしゃいます。
なので治療実績も多いだろうと予想していました。
三位と四位はがんの先進医療です。
二位は大腸の腫瘍を取り除くための技術。
五位は、うつ病などの精神疾患について臨床によって診断するという先進医療。
精神疾患というと医師の問診やカウンセリングなどで診断するというイメージがありますが、このような臨床診断によるアプローチで精神疾患を診断するというのは画期的なのではないでしょうか。
この一位から五位までのように先進医療の実績が多い疾患に罹患された場合で、主治医から先進医療を勧められなかったりしたら、セカンドオピニオンとして先進医療の選択肢を模索していくこともよいのではないでしょうか。
ご参考にしてくださいね。
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