がんの治療って実際にどのくらいかかるの?
今、入っている保険で賄えるの?
こんなご質問をたびたび受けます。
ブログのアクセス解析による検索ワードでも「乳がん」をキーワードにした検索は多いです。
女性のがんで最も罹患率が高い「乳がん」を例に実際の治療費をご紹介しておきますね。
<Bさん(女性・43歳)の場合 乳がんで30日間入院>
【治療に至るまでの経緯】
Bさんは、新聞で乳ガンの記事を読み、自分で触ってみたところ、左胸にある硬いシコリに気づきました。心配になってかかりつけの医師に相談したところ、専門医のいる総合病院を紹介されてマンモグラフィ検査などを受けた結果、乳ガンと診断され、入院することになりました。入院後のCT、腫瘍マーカ等の検査の結果、早期でガンの転移がないことから、全切除ではなく部分切除で済みました。ただし、乳ガンは放射線治療など、手術後の予防治療がかかせません。管理の受けやすさを考慮して、Bさんは22日間、希望して個室に入りました。幸い30日間で退院することができ、現在は、抗ガン剤の内服治療を行いながら外来通院中です。
1. かかった医療費(自己負担だけでなく医療費の総額)
合計:1,574,080円
2. 医療費の自己負担額(病院の窓口で支払う費用と諸経費)
合計:380,205円
※生命保険文化センターのHPより抜粋引用
この2の自己負担額約38万円ががん保険で足りるかということが焦点になります。
この女性が以下のようながん保険に加入していたとします。
保険会社:A社
保険種類:がん保険○○
保険料:約3,000円(40歳のときに加入)
【このがん保険で支払われる保険金等】
①診断給付金:100万円
②入院一時金:50万円
③入院給付金:30万円(1万円×30日間)
④手術給付金:20万円
⑤退院一時金:10万円
受取合計金額:210万円
実際に病院窓口に支払った金額は約38万円なので、210万円-38万円=172万円が余りますね。
この余った172万円は、退院後の通院費用、会社を休んでいる間の生活費、術後のケアグッズの費用、抗がん剤等の副作用で髪が抜け落ちてしまった場合のかつらの費用、などに活用できます。
毎月約3,000円という割安な保険料で万が一がんに罹患した場合には、治療費、その後の生活費などの面で大きな威力を発揮するのが、がん保険です。
この事例を参考に、もしがんに罹患した場合、ご自身のがん保険からどのくらいの保険金が支払われるかを試算してみるとよいと思います。
以下は、がんの部位、進行度に応じて、治療費がどのくらいかかるか試算できるサイトです。
けっこう貴重な情報が詰まっていますのでご参考にしてください。
また、がん保険を選ぶポイントをまとめた記事も書きましたので合わせてご覧になってください。
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