男性2人に1人、女性2.5人に1人がガンに罹患するという統計もあり、ガン保険のニーズは最近高まっていると見受けられます。
そのような現状を受けて、保険会社各社では新たなガン保険の発売が相次いでいます。
ある保険会社でも11月から新たなガン保険の販売を開始するという情報を得ています。
各保険会社がその商品性を競い、より内容が充実しリーズナブルな新商品が発売されていくことは、お客様にとってはメリットがあることは確かです。
基本的には、「良く変わっていく」からです。
しかし、商品が多様化すれば選ぶ基準も多様化し、ご自身に合った商品を選択することはかえって難しくなるのかもしれません。
そこで主なガン保険の各社の基本コンセプトをご紹介しておきます。
各商品の細かな保障内容を分析するよりも大まかにコンセプトを分類して選択していくことの方が選択を容易にさせる場合もありますのでご参考にしてください。
①一時金重視タイプ
がん罹患時や入院時に高額な一時金が支払われるタイプです。
②通院保障重視タイプ
入院日数の短期化という傾向を受けて、がん罹患後の治療通院に伴う通院保障に重点を置いたタイプです。
③所得保障重視タイプ
がん罹患後の収入ダウンに備え、一定の収入を保険でカバーするタイプです。
私は今のところ、①一時金重視タイプをお客様に勧めています。
がんに罹患したお客様から、「精神的にすごく不安だったときに、高額な一時金が受取れたことは心強かった」という実際の声を聞いているためです。
どのタイプが優れているというわけではありませんが、商品の特長を押さえて納得感のあるガン保険選びをしてくださいね。
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