この記事は、「医療保険は本当に必要か?」
こんなご質問に対する一つのご回答としてお考えください。
先日ご契約いただいたお客様。
既婚の30代女性のお客様です。
5~6年前から保険の検討をはじめて、資料請求や来店型ショップで話しを聞いたりしていたものの、「今は健康だし、まぁまだいいか。」と先延ばしを繰り返し現在に至ってしまったとのこと。
このようなお客様は多いと思います。
考えているうちに「健康を害してしまい保険に入れなかった」ということもなく、健康を維持されていたので問題なく加入することはできました。
また長年検討を重ねた結果、当社を取り扱い代理店として採用してくれたことも非常にうれしいことです。
では考えに考えた結果、加入した保険はいったいどのようなものでしょうか。
以下にまとめてみます。
【検討事項】
① 貯蓄性の高い終身保険
② 医療保険
③ ガン保険
【結果】
① 貯蓄性の高い終身保険 ⇒ 加入
② 医療保険 ⇒ 加入見送り
③ ガン保険 ⇒ 加入
一般的には30代の女性が最も感心を高く持つ、医療保険をあっさり捨てました。
何故でしょう?
このお客様の考え方は、一般的な病気やけがでの入院や通院にともなう治療費は高額療養費 の対象となり、もし入院することになっても家計に大きなダメージを及ぼすような支出はない。そもそも健康には自信があり、入院するリスクは低いと思っている。そのため毎月の保険料が安いとはいっても医療保険に保険料を支出することは合理的ではない。
しかしガンとなると違う。
身内がガンに罹患したが、すごくお金がかかった。それは健康保険が使えない治療だったため(保険外診療)。少ない掛金でもしガンとなった場合には、非常に大きな保障を得られる。費用対効果を考えるとガン保険は合理的。
死亡保障はお葬式程度でいいが、将来的に解約しても払込保険料よりも多い解約金が戻るなら、掛け捨てよりも良い。貯金感覚で加入する。
いかがでしょうか?
生命保険を加入する場合のお手本のような対応ですね。
もちろん私は「医療保険の必要性はある」という立場をとっているので、医療保険も勧めました。
しかし、このお客様のような考え方も「あり」だと思っています。
何よりも高い納得感を得て加入できたことが一番です。
そしてそれの意思決定プロセスに対してお手伝いできたことは私にとっても非常に光栄なことでもあります。
なかなかこのお客様のように合理的な検討や判断ができる方は少ないと思いますが、提案された保険について、「なぜそれが必要なのか」という「なぜ?」という観点をもつことが、ご自身の納得できる保険に加入するためには大切なことだと思っています。
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