08年11月に公開され動員数407万人、興行収入50億円を突破する
大ヒットとなった映画『レッドクリフPartⅠ』
燃え盛る赤壁での壮絶な戦いが描かれる、
待望の『PartⅡ=完結編』が2009年4月10日(金)全国ロードショー。
公開に先駆け2月5日、完成披露試写会に足を運んだ。
完成披露試写会の会場は、TOHOシネマズ六本木ヒルズ。
そしてこの日の舞台挨拶の模様が、
大阪・名古屋の試写会会場に同時中継されるという
なんとも豪華・贅沢な試み。
本編を観る前に、"ジョン・ウー監督"に、"金城武"、"リン・チーリン"、
主題歌を歌った"alan "が、
それぞれ映画への想いや撮影のエピソードなどを語ってくれる。
『PartⅠ』を観てから『PartⅡ』(完結編)への期待が膨らんでいたので、
オープニング前から自然に胸が高鳴る私…。
壇上で『PartⅠ』の大ヒットと、
完結編の見どころや作品への想いなどを語る"金城武”。
なんと、その瞳の、見事なまでの輝き(うるおい感!?)(笑)
美しい!!!
"金城武”は、監督やスタッフの功労を称える言葉を発し、
そして、シンプルな言葉で作品への想いや見どころについて語る。
その姿から作品が作られた現場のチームワークの良さや絆、
さらにモチベーションの高さなどを垣間見た。
…このブログを書くにあたり、正直、非常に悩んだ。
あまり映画の概要(内容)についてここで触れ過ぎるよりも、
それぞれの感性で受け止めてほしいという気持ちがあるからだ。
特にこの映画に関しては、そういう気持ちが強くある。
要するに、私の文章でネタバレはしたくない…ということ。
歴史や三国志に興味のない人でも、素直に、肩の力を抜いて、
スクリーンにただ集中して観ていれば、
この作品の魅力に必ずや引き込まれる。間違いなく…。
ただ、一つ、私が、これは見ものだよ、といえるのは・・・。
舞台挨拶で金城氏も言っていた「矢を借りてくる」シーン。
リン・チーリン演じる小喬(トニー・レオン演じる周瑜の妻)が
お茶を淹れるシーンの所作の美しさは見事。
心の奥に秘められた想い、愛する家族、仲間たちの命を大切に、
そして救いたいと願う気持ち…が、胸を熱くしてくれた。
もうこれ以上、何も言わず。何も語らずだ。
とにかく、ぜひとも映画館で観てほしい。
映画『レッドクリフ』のテーマは、信じる心。
信じる心が生みだす強さ(パワー)に導かれるままに
私は、必ずや、二度、三度、四度と、
映画館に足を運んでしまう予感がしている。