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ようやく読み終わりました、トマス･マロリーの『アーサー王物語』！
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院生になる前に読んでおきたい、主要な古典文学作品の中でも特に読んでおきたかったものです。
3月31日の23時半すぎに読み終えたので、ほんとにぎりっぎり（笑）
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2ヶ月ちょっとかかっていますね
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アーサー王伝説は伝説ですからイロイロあるのですが
（あ、あんまりよくわかってないので突っ込まないでくださいね）
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代表的なものはトマス･マロリーのものではないでしょうか。
私は勝手にこの本は筑摩でも、ちくま文庫だと思っていたのですが
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勘違いって恐ろしい！
いつもの如く、ちょっと読みにくそうな古典文学は持ち歩き用にするつもりだったのに
図書館に来たアーサー王は・・・・・
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なんせ、でかい！
２１・５センチ×１５センチで、厚さが３センチいかないくらい。
とぉっても持ち歩きは無理です。重いです。
そして全５巻です。大体全部で２０００ページってところ。
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だからかあんまり読んでいる人はいないみたいなんです・・・・・が、
けっこう字は大きいんですよ！ （そこ？）
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この『アーサー王物語』は、15世紀の原典「キャクストン版」の本邦初の完訳です。
凄いのが、ビアズレー （発音的にはビアズリーなんですが、日本語表記だとリーをレーによくしちゃうからつい。） の挿絵が500点くらい収録されていること！
ビアズレーって特にサロメあたりがあ～んまり好きじゃなかったのですが・・・・・・・
アーサー王伝説となると、いいですね！
魔剣エクスカリバー、円卓の騎士、魔術師マーリン、騎士ラーンスロットの冒険、トリストラムとイソード（トリスタンとイゾルデ）の悲恋、聖杯探求・・・・・。
内容盛りだくさんです。
読んでいて楽しかったですよ♪
これぞ、ファンタジーの源泉。
色々突っ込みどころは満載ではあったのですが、
これはこれで面白いです。
アラビアンナイトやギリシャ神話とかお好きな方は好きじゃないかな・・・・？
『トリスタン・イズー物語』よりも映画の『トリスタンとイゾルデ』
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↑これ
が好きだったのですが マーク王が良いですよね！
もうね、ぜんっぜん違います。
わたし トリスタンなんかより マーク王が好きだったのに！
マーク王、ものすんごい悪人として描かれています。
強烈です。
この映画がお好きだった方、その部分だけでも読んでみて比較してみると面白いかも。
訳は、かなり読みやすいですよ。
私はてっきり・・・・なんせ1485年刊行だし・・・・
もっとお堅くて、大層読みにくいものだと思っていましたが
普通に読めます。
ドストエフスキーの方が絶対読みやすいし、
ディケンズよりも読みやすいと思う（笑）
ただ、問題なのが
本筋からけっこうずれる・・・・・ってことです。
『アラビアン・ナイト』とかと比べると可愛いもんですけどね！
私は幸いにも（？）
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『図説 アーサー王物語 』を読んでいたので、
あらすじは知っていたから頭が混乱しなくて済みましたよ＾＾
人物名も混乱しやすいと思いますが、だーいぶ助かりました！
なかなか全5巻は読めなくても、この1冊だけでも読んでおくといいかも。
英米文学だとアーサー王伝説はよく出てくるし、
知っていた方が楽しいですよね(*^▽^*)
全体的に、読んでいて面白いです。
「読んでおかなきゃいけない本」が何だかものすごい多いですが・・・・・・
やっぱり面白いものは面白いですね！
関連書もちょっとは読もうかなー？？
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あと、気になっているのが、これ。
これは・・・・・相当はしょってるはずだけど、どの部分なのかなー。
あんまりこういう系統の映画は観ないのですが、
これは観ておこうと思います(*'ー'*)♪