- トリスタンとイゾルデ [DVD]/ジェームズ・フランコ
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公開時からなんだか、評判良さそうだったし。
なんてったって『ロミオとジュリエット』の元となったケルトの伝説だし。
で、『トリスタン・イズー物語 』も読んだことだし。
映画をようやく観ました
・
上にリンク貼ったレビューのとは、結構違いますね。
その伝説自体はすきなのだけど、原文&訳が好きじゃなった・・・。
ケルトの伝説→フランス→ドイツ→・・・・と世界中に広まったらしいので、これが正しいんだ!って正確なものはないみたいです。
他の人が書いたものだとすきそうなんだけどな・・・
・
暗黒時代のブリテン島。
まだ幼いトリスタン(子役トーマス・サングスター)は、敵国アイルランドの侵略によって両親を目の前で殺されてしまいます。
マーク王(ルーファス・シーウェル)を育ての親にもつ、勇敢な騎士となるトリスタン(ジェームズ・フランコ)。
アイルランドとの戦いで死亡したものとみなされたトリスタンは、 小船に乗せられ、海へと流され・・・
そこで流れ着いたのは、なんとアイルランド。
見目麗しいブラーニャと名乗る乙女(ソフィア・マイルズ)が介抱してくれ、次第に二人は恋に落ちます。
急遽アイルランドを去らねばならなくなったトリスタン。
一緒に来て欲しいと頼むトリスタンでしたが、実はアイルランド王女であるイゾルデにはとても不可能なことでした。
後にイゾルデはブリテン島を訪ね、この恋人たちは再会することが出来ますが
それはマーク王の妃としてでした――
トリスタンは騎士だ、とか、王子だ、とか色々有るみたいですが、どうやらこの映画では単なる騎士みたい?
マーク王は叔父という説も根強いみたいですけどね・・・。
イゾルデ(イズー)は「金色の髪の乙女」と『トリスタン・イズー物語』にはしつこいほど出てきたし、
金色の髪が結構重要なポイントになるのですが
映画ではそれについての言及は一切ありません。
あと、トリスタンとイゾルデは自然に恋に落ちるパターンと、誤って薬を飲んでしまったことによる運命(むしろ宿命)的に恋に落ちるパターンがありますが・・・
これは前者。まったく薬は出てきません。
でも、断然この映画のほうが好き。
ジェームズ・フランコがかっこいいい!!
と騒がれていた記憶があるけど・・・そんなでもないなー。
単に個人的な好みですが、あんまりタイプじゃない。
私の中での主役はトリスタンでも、イゾルデでもありません。
マーク王です
姿かたちでなくって、惚れ惚れしてしまうほどの格好良さ。
内なる美。
イゾルデは・・・・どうして、こんな人を夫に持ったのに愛せなかったのか。
政略結婚でも、こんな人の元へ嫁げたら幸せなことこの上ない。
誰よりもイゾルデを愛し、目が、目が、恋しています。
これ以上はネタバレなってしまうので言えないけれど・・・・本当にステキなマーク王。
トリスタンとイゾルデの愛がどうこうよりも、マーク王とイゾルデの愛のほうに感銘を受けました。
せつなくって、せつなくって。
涙が出てきました・・・。
最近映画のヒットはあんまりなかったけど、ちょっと久々のヒットです♪
レンタルはには4枚くらいありました。
まだ新しい作品だし、結構どこにもあるのではないでしょうか。
おススメです。
このワーグナーのも観たいんですー。
ずーーーーーっと市立図書館のは貸し出し中。
貸し出しって言うか、「無くした」とかの間違いなのかなぁ。。
観られたらいいなー・・・。
ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」グラインドボーン音楽祭2007年 [DVD]/ビエロフラーヴェク(イルジー)
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