- 図説 ヴィクトリア朝百貨事典 (ふくろうの本)/谷田 博幸
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
タイトルそのまま。
ヴィクトリア朝の百貨事典です。小物とか、装飾品とか、家具のようなものとか、そういったものが五十音順に載っています。
写真も豊富で分かりやすいですねー!
「ノアの箱舟」なんてものも載っていて、「なんでヴィクトリア朝??」
と思ったら・・・・これ、日曜に唯一遊ぶことの許された玩具なんだそう。
窓には150年くらい前まで、窓に税金がかけられていたらしいですね
だから、貧しい家ではくらーーい家での生活を強いられたとか・・・。
イギリス(イングランド)は女王のときに栄える、とか言われていますが、その反面
ヴィクトリア朝では貧富の格差がかなり広まってしまった、とか言われています。
こういうところにも影響あったのかなー・・・
因みにヴィクトリア朝文学と言えば、チャールズ・ディケンズとか、サッカレーあたりが特に有名です。(サッカレー、読んでないんですけどね・・・。食わず嫌いかもしれないけど、あらすじ読む限り、合わない)
あとブロンテ姉妹とか、オスカー・ワイルド、ルイス・キャロルとか、そのへん。
こう見ると凄いメンバーですねー。
マッチが出来たのも、この頃らしいです。
それまでは火打ち石(!)だったらしく・・・・。
あれ、もうちょっとマッチって早いのかなと思ったのですが。
電話とかと同時期に出来たの??
トイレとか、トイレットペーパーまで載っています。
むかしは新聞紙とか使ってた、っていうのは聞いたことありますが・・・
初期のトイレットペーパーはミシン目がなかったため、ナイフも一緒においていたらしいです。
「トイレットペーパーください」
なんて淑女たるもの、言えないですから・・・
小声で「例のものくださいな」が合図だったらしいですよ
ウスターソース、マーガリンまで載っています。
驚いたのがベーコンって、フランシス・ベーコンからとられたんですねー
知らなかった!
単なる偶然だと思ってました。
服飾系であれば、『服飾の歴史をたどる世界地図
』
- 服飾の歴史をたどる世界地図―現在のスタイルになった、意外なルーツと変遷とは? (KAWADE夢新書)/辻原 康夫
- ¥700
- Amazon.co.jp
そして、結構本書とかぶっているのが『図解 メイド
』
- 図解メイド
- ¥1,365
- 楽天
※モバイル非対応
どちらもおススメです。