図説 ヴィクトリア朝百貨事典 (ふくろうの本)/谷田 博幸
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タイトルそのまま。

ヴィクトリア朝の百貨事典です。小物とか、装飾品とか、家具のようなものとか、そういったものが五十音順に載っています。

写真も豊富で分かりやすいですねー!


「ノアの箱舟」なんてものも載っていて、「なんでヴィクトリア朝??」

と思ったら・・・・これ、日曜に唯一遊ぶことの許された玩具なんだそう。


窓には150年くらい前まで、窓に税金がかけられていたらしいですねカピバラ

だから、貧しい家ではくらーーい家での生活を強いられたとか・・・。

イギリス(イングランド)は女王のときに栄える、とか言われていますが、その反面

ヴィクトリア朝では貧富の格差がかなり広まってしまった、とか言われています。


こういうところにも影響あったのかなー・・・


因みにヴィクトリア朝文学と言えば、チャールズ・ディケンズとか、サッカレーあたりが特に有名です。(サッカレー、読んでないんですけどね・・・。食わず嫌いかもしれないけど、あらすじ読む限り、合わない)

あとブロンテ姉妹とか、オスカー・ワイルド、ルイス・キャロルとか、そのへん。

こう見ると凄いメンバーですねー。



マッチが出来たのも、この頃らしいです。

それまでは火打ち石(!)だったらしく・・・・。

あれ、もうちょっとマッチって早いのかなと思ったのですが。


電話とかと同時期に出来たの???


トイレとか、トイレットペーパーまで載っています。

むかしは新聞紙とか使ってた、っていうのは聞いたことありますが・・・

初期のトイレットペーパーはミシン目がなかったため、ナイフも一緒においていたらしいです。

「トイレットペーパーください」

なんて淑女たるもの、言えないですから・・・

小声で「例のものくださいな」が合図だったらしいですよあせ


ウスターソース、マーガリンまで載っています。


驚いたのがベーコンベーコンって、フランシス・ベーコンからとられたんですねー??

知らなかった!

単なる偶然だと思ってました。



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