9月22日
今日、同じ経験者の方とかの、ブログや質問(Q&A)みたいなのをネットで見てたら
普通の生活に戻る(外の生活にふれてみる)ことについて書かれていた。
「まずは街を歩くことから始めてみたほうがいいです。
自分が思った以上に、ダメージ受けるかもしれません。」
ここでいうダメージとは、たぶん経験されてる方しかわからないと思いますが、
外に出てみるのも怖かったり(なにが怖いのかはわからない)、
人に会ったら聞かれるのが怖かったり。
赤ちゃんを見て、フイに涙が出てしまうかもしれません。
妊婦さんを見て、私もあんな時あったな・・・と心苦しく思うかもしれません。
そういった感情は自然なことみたいです。
心の問題はどーなるかは人それぞれ。
その方が看護師からもらったアドバイスは1つ。
【外を歩くこと。】
でないと、外に出るのがこわくなるからだそうです。
そっか~。まずは外を歩くね。。。
今、思うと、今さらそんな生ぬるい言葉ってくらい出産当日からダメージは大きい。
天国へかえってしまった当日の夜、天使になった娘を横に、
まだ信じれない・認めたくない気持ちのなか、
経験したことのない無知を調べる為に、
ネット検索でどーしても「死産」というキーワードを打たなければいけないダメージ。
火葬の日が決まって、30歳にしてちゃんとした喪服を持っていなかった私。
親として、もういい歳なんだからと思って、ちゃんとした服を用意しようと思い、
実感が沸いてきてさらに心身共にダメージが大きいなか唯一いける所は、
家の目の前のイオン。
そのフォーマル売り場にいたデリカシーのない店員おばさん。
超話しかけてくるわ、いつ必要なの?先のこと??とか聞いてくるわ、
(喪服って急に必要になるもんだろ!!)
(気使えないのか!1人にさせて~)
「静かにしてもらえます?1人でゆっくり見たいんです」と精一杯の声。
泣きそうな震えた声の私。
20代はずっと洋服の店員をやってた私は、店員の態度とか接客に厳しい。
気持ちはわかる。暇な平日の昼間に売上たてるために人に話しかけなければいけない。
(だが、おまえフォーマル売り場だろ!!!もっと客の気持ちになってみろ!!
見えないのか、この辛そうな顔!!)
と、いうダメージ。まだ早かったかな。けど、仕方ない。
出産時から、また素敵なタイミングで、家の隣で毎日朝から大規模な解体工事をしてらっしゃる。
娘が天国にいってから1週間。
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドーーーーー!!!!!!!!!!
ガシャンガシャン、キーーーー!!ガガーーーーーー!!!!!!!!!!
まぁ、こちらもデリカシーのない音出しやがる。
最近はうちのマンションが揺れるほどの地響きまで。
ただでさえ、今の私の心の中の音もそんな音してるのに、追い打ちかけないでほしい。
しかもワイルドに11月28日まで。結構長いぜ。。。。というダメージ。
身近なダメージ。それはときどき母。
母は、きっと天然なんだと思う。悪気はない。たぶん一生懸命そのことだけに向って言ってはいけない言葉を悪気なくぽろっと言っちゃうタイプ。
産後11日目、やっと気持ちの整理もつけはじめ、落ち着いてきたかな。と思っていた矢先、
話題は胎盤検査(原因不明の娘の死に何かわかるかもしれない)結果を聞きに病院に行くのが来週ということ。
母は昔看護婦・助産婦もこなしていた病院側の見方もできる経験者。
胎動がなくなったと思われる前の日に、私の所に行って気づいてあげれば良かった。
用事があってそっちの方に行かなければ…。ごめん(泣)…という。
なんかそんなことないよと言えなかった。なんか怒りがこみあげてきた。
もう後悔したって戻ってこないし、そんなこと言ったら私にだって言えばキリがないけど
言いたくなるけど我慢している。
誰も悪くない。そう思いたい。誰を責めても喜ばない。苦しくなるだけ。
「もう後悔とか言わないでよ!!!」と当たってしまった。。。
おばあちゃんも辛いのに。心の中でごめん。・・・・というダメージ。
まだ心も体の回復もままならないのに
そんなダメージを早くも産後2週間以内で大打撃をすでにしている。
今さら、「外へお散歩でもいってみては?」という言葉に腰ぬけた。
ダメージとは受けると、人にあたるということ?
感情をどこにぶつけていいか分からないということ?
家にしかいなから当たる人が母だったり、たまに会う店員だったりするのかな。
そっか、だから外に出よう。
まずは空気を吸って、時間が動いてる景色を見よう。月日はもう秋だ。
ゆっくりとね。。。