源氏イラスト訳【夕顔45】うちとけぬ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏イラスト訳【夕顔45】うちとけぬ

うちとけぬ御ありさまなどの、気色ことなるに、ありつる垣根思ほし出でらるべくもあらずかし。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【源氏物語イラスト訳】

 

 

うちとけ御ありさまなど

訳)心を許さないご様子など

 

 

気色ことなる

訳)趣き格別すぐれているので

 

 

ありつる垣根思ほし出でらるべくあらかし

訳)先ほどの垣根の女など思い出しなさらずにいられないはずも ない

 

 

【古文】

うちとけ御ありさまなど気色ことなるありつる垣根思ほし出でらるべくあらかし


【訳】

心を許さないご様子など趣き格別すぐれているので先ほどの垣根の女など思い出しなさらずにいられないはずも ない

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【うちとけ】

※【うちとく】

■【ぬ】

■【御(おん)―】

■【ありさま】

■【など】

■【の】

■【気色(けしき)】

■【ことなる】

※【ことなり】

■【に】

■【ありつる】

■【垣根(かきね)】

■【思ほし出づ】

※【思(おも)ほす】

※【思ひ出(い)づ】

■【らる】

■【べく】

■【も】

■【あら】

■【ず】

■【かし】

 

重要古語一覧はこちら

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

気位の高い六条御息所――

 

上流階級ならではの、その気品が、

光源氏には少々寂しくも思えたでしょうが

 

やはり、その上品な趣きは

心惹かれて、萌ぇ~ってこと?!

(///∇//)

 

 

 →今回のイラスト解釈はこちら

 →今回の重要古語はこちら

 


過去記事は、目次から検索してネ♪


 

>>次へ