【帚木11-③】古文単語「君たち」とは?
こんばんはあいです。
今日も勉強おつかれさまです☆
もうひとがんばりしてくださいね♪
(*^▽^*)
ではいってみましょ!
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《今日の古文単語》
■【御息子の君たち】…左大臣のご子息
※【君たち】…皇族や上流貴族の若い子息
■【ただ】…ひたすら
■【宿直所】…宿直室、ここでは光源氏のいる桐壺(淑景舎)をさす
■【宮仕へ】…貴人のもとで仕える、奉仕する
■【たまふ】…~なさる(尊敬の補助動詞)
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今日は、「君たち」について説明しますね☆
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「君たち」は、「きみたち・きむだち・きんだち」などと読めます。
【君達・公達】
①皇族や上流貴族の若い子息(子女)
②あなた様、あなた様がた
「公達」は「きんだち」でワープロ変換できます。
つまり、特に訳さなくても、このままでも日本語として通用する言葉です!
だって、「御息子の君たち」なんて、
「ご子息の子息」っていう意味になるので、
おかしいですもんねー^^;
ちなみに、
【きみ(君・公)】
①天皇、帝
②主人、主君
③貴人をさしていう語
④(「~の君」の形で)~さま
⑤遊女
⑥あなた
など、多くの意味を持つ語ですが、
それに、敬意を含んだ複数の意を表す、「~たち(だち)」がくっついたものです。
(o^-')b
複数の意になることで、
①天皇 や②主人、④~がた の意は除かれます。
敬意を含ませることで、
⑤遊女 の意は除かれます。
したがって、
【君達・公達】
①皇族や上流貴族の若い子息(子女)
②あなた様、あなた様がた
という意となるわけですね♪
(o^-')b
ただし、必ずしも複数形となるわけではないので、注意してくださいね;
(;´▽`A``
今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?
難しいようなら、イラスト訳や他の重要語句を復習してね♪
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【今日の源氏物語】
御息子の君たちただこの御宿直所の宮仕へを勤めたまふ。
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☆その他の重要古語☆
■「ただ」→
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あいでした