月経は女性の健康の要~自社ブランドの布ナプキン~きっかけ | 仲人はファイナンシャル・プランナー

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広島の仲人FP(ファイナンシャル・プランナー)の佐々木愛が結婚と人生設計、ファイナンシャル・プランニング、ナチュラル・ビューティ&ヘルスケアを中心とした活動・情報、また西アフリカ、ガーナでの活動・情報、日々感じていること等をお届けするブログです。

こんにちは。仲人FPの佐々木愛です。

きょうのお話は女性の月経(生理)に関連したことです。

このブログは男性も読んでくださっていると思いますが、
私は男性にもこの話は女性を理解するという意味で
知っておいて欲しいなぁ~と思います。

実は1年ほど前から
女性の方々に布ナプキンの使用を普及したいと
思うようになってきました。

現在、フェアトレードのオーガニック・コットンの布ナプキンの試作をしています。来月にはモニター依頼できるよう段取りしているところです。

通常、日本の女性が月経時の手当てに使っているのは「紙ナプキン」。
「タンポン」というのもあるけど日本では少数派。

自分も毎月、布ナプキンを使っているんですが、
そもそものきっかけは妹が勧めてくれたことにあります。

健康な女性であれば、
妊娠・授乳をしてない限り、
28日周期で月経があります。
卵巣から分泌される女性ホルモン
「エストロゲン」「プロゲステロン」が働き、
毎月の周期を調節しています。
この間に「排卵」というプロセスも存在します。

女性に月経という生理現象があるおかげて
子どもを産む
という役割も担えるわけです。

なので、女性が月経のとき
肉体的にどういう常態か、
精神的にどういう気持ちを感じているか?
心と体の健康状態を知るうえでとても大切なことなのです。

毎月の月経は
子宮が正常に働いているかどうか、
全体の健康状態も含めて
確認できる良い機会なのですね。

しかし、月経を自分の健康チェックの機会と
捉えている女性がどのくらいいるでしょうか?
毎月ある煩わしいもの、不快なもの・・・
と感じている人も多いのではないかと思います。

それで妹が布ナプキンを勧めてくれたとき、
私はどういう状態だったのか?
私にとっても、月経は日常の不快なことの1つでした。

不快にも色々ありますが、
私の場合は不快な事が2つありました。

(1)紙ナプキンが原因の「蒸れ・かぶれ」。
これは30数年以上の不快。
(2)経血が多く、月経期間が長いこと。
7日~10日間位、
長い程ナプキン装着期間も長くなり不快が増す。

もう少し過去を遡ると
保険会社勤務時代はこれに痛みや
PMS(月経前症候群)を加わり、
輪をかけてひどかった。
子どもも産み終わっているんだから、
もう無くてもいいんじゃないかと思っていました。

長時間勤務で不規則な生活をしていましたので、
心身が受けるストレスもかなり大きかったです。
この頃のホルモンバランスは滅茶苦茶に悪く、
保険会社を辞めるまで
毎年1.5kgは体重が増えていきました
いろんな事がアンバランスな状態にありました。

保険会社を辞めて起業してからは
生活も規則正しくバランス良く食べて、早寝早起きするだけで、
体重は自然に5kg減。
月経時の痛みやPMSは消えました。
体重のほうは、その後は一進一退ですが・・・・

妹が「布ナプキン」について教えてくれたとき、
素直に話を聴いてみよう、
また自分でも色々調べてみよう
という気持ちがあったので、
まずは自分で使ってみようと思い、
通販で何社か買って使い始めた次第です。

使い始めてから、不快はかなり改善されました。
(1)蒸れ・かぶれ→減少
(2)多い経血、長い月経期間→多い日は1日だけ、5日間に短縮

私は自分の結果を見て
今度は2人の娘にも使わせてみました。
彼らは酷い月経痛があり、
痛み止めの薬を服用していましたが、
布ナプキンに変えてからは
月経痛は無くなり、薬も必要なくなりました。

娘たちに更によかったのは、
自分の健康や環境について
もっと配慮するようになったことです。
使用した布ナプキンはきちんと自分で洗っています。
食べ物の選択も気を付けるようになってきました。

彼らは将来結婚して、子どもを産みたいという希望があります。
自分の体に備っている「子宮」に意識が向くことで、
女性として生まれたことに喜びを感じて欲しいし、
そういう気持ちが育つようにサポートすることは
親の役割の1つだとも思っています。

肉体の快適、
環境負荷の削減、
家計の節約、
ライフスタイルとのバランス

など勘案して
我が家の場合は
布ナプキン70%、紙ナプキン30%
こんなところでしょうか。

布ナプキンを我が家のことだけでなく
他の女性にも普及していこうと思ったのは、
一言で言うと、私は仲人FPだから・・・。

仲人は「性」を扱い、FPは「生計」を扱う仕事。
このあたりはまた別の機会にお伝えしたいです。