め、女神様のようですっ…」
ナースチャのウエディングドレス、初登場回。
ヴェールは昔、100均セリアで買った髪留めか何かに付属していた飾り。
人形劇をし、その為の操作人形を作ってもいた頃、衣装に使えそうな気がして買っておきました。残念ながら、今はお店に見当たりません。
トチーちゃん「さあ、ヴェールも仕上がったし、ウェディングドレスの試着は終わったわ。
マレットちゃん「全然、太ってなんていません。
マレットちゃんも、いつか素敵な王子様に巡り合う日が、来るかもしれないわ。
その時には、このヴェールをあなたに譲りましょう。幸せな花嫁が身に付けたヴェールは、とても縁起が良いそうよ。
マレットちゃん「えっ!…わ、私なんかダメですっ。ヴェールなんか似合いません
ナースチャ「まあ、何を言っているの、マレットちゃん。あなたはとっても可愛らしいのに。
マレットちゃん「そんなことはありません
今は一人のままでも、幸せそうですけど…。
もしかしたらそれは、母が、幸せな花嫁さんが身に付けたヴェールを、身に付けなかったからかもしれません…
それに私、都会にいた頃、クラス中から、毛虫みたいに嫌われていて…
」
おばあさん「まあ、マレットや…😟
」
ナースチャ「マレットちゃん、あなたはもしかしたら、この先、花嫁のヴェールを付けることがあるかもしれないし、ないかもしれないわ
でもね、覚えておいて。花嫁のヴェールを身に付けても身に付けなくても、あなたは必ず幸せになれるし、美しいお姫様には違いなくてよ」
マレットちゃん「…本当ですか?😟
私、アナスタシアお姉様のような、綺麗な大人の女性になれますか…?
」
マレットちゃん「はい…
」
トチーちゃん「ナースチャ、あなた、ティアラを被ってみてちょうだい。
ああ、良かった。宝飾店で買ったシンプルなものだけれど、寸法、丁度合ったわ。…流石、元お姫様ね」
100均セリアのティアラチャーム。
ナースチャ「母に、このティアラを被った私の写真を送ったら、少し涙ぐんでいたわ
…嫁いでゆくあなたに、私の王冠を授けたかった。ロマノフ王家に、代々、伝わってきたものだったのよ…って言って。
・・・・・
…ねね、ロビンもそう思うよね?
」
ロビンちゃん「う、うん。
マレットちゃん「う、嬉しいですっ…
」
…ロビンもやるでしょ?
」
・・・
ロビンちゃん「…ぼ、僕は…僕は、神父さん役をやるから…。
僕、神父さん、やってみたかったんだもん
」
ロビンちゃん「ええっ。…ぼ、僕なんかがお婿さん役なんて、無理だよ…😟
だ、だって、お兄ちゃん。マレットちゃんは、お兄ちゃんのことが…」
やっぱり、結婚式ごっこ、よしましょう…
クックちゃん「嫌いだなんて、どうして。
・・・・・
ナースチャ「まあ、マレットちゃん、クックちゃんとロビンちゃんのどっちが王子様でも、とっても素敵なお姫様だわ」
ラーク「懐かしいなあ、僕も小さい頃は、あんな遊びをしたものだったなあ」
ラーク「うん、近所の女の子たちに、男子の誰でもいいから、お婿さんの役を引き受けてほしいって言われてさ。
でも、あのくらいの年齢の男って、照れも入るし、おままごとなんかしたくないから、お婿さん役なんて、みんな避けがちになるじゃない
でも、男子が全員、引け腰になってたら、とうとう、お嫁さん役に選ばれた女の子が、泣き出しちゃって…。
つい、じゃ僕がお婿さん役やるよって言ったら、それから先、僕が延々と、何人もの女の子たちのお婿さん役をさせられる羽目になっちゃった…」
小さい頃のラークさんって、そんな遊びもしてた男の子だったのね🤭
ラーク「ナースチャは、友達同士で、そういう遊びはしなかったの?
お嫁さんごっことか、ままごととか…」
ナースチャ「普通一般の人たちが手に入れられないものを、沢山持つことが出来る代わりに、普通一般の人たちが、当然のように持っているものを、手に入れることが出来ないのが、王族なのよ
子供の頃の私は、王宮にずっと閉じ込められっぱなしだったので、ママにもらった布地でお洋服を作っては、鏡の前で次々と着替えて、たった一人で、一日中遊んでいたわ。こっそり、高価なパパのカメラを持ち出して、自分の姿を撮ってみたりだとか…。
歳の近い姉や弟とは、時々遊んだけれど、上の姉二人は、私から見たら、とっくに大人で…。
そして就学年齢が来たら、私は女子修道院に入れられてしまったわ。男の子たちとは、弟や、時折訪ねてくる従兄弟たち以外、話したこともなかった
女子修道院でも、私は一人だけ浮いていたし、私が皇女だというので畏れをなしていたのか、私がお洋服のお話ばかりしていたせいか、皆、なかなか話し掛けてくれなかったわ。
そのうちに、たった一人だけ、何でも話せるお友達が出来たの。…子猫の紋白よ
」
ナースチャ「そのお嫁さん役の女の子たちは、今は皆さん、どうしていて?
」
ラーク「とっくに皆、結婚しちゃって、旦那さんと一緒にお店や畑を切り盛りしたり、子育てに励んだりしているよ
独身のまま、都会に出てった子もいるけど、向こうでバリバリ働いて、キャリアを積んでいるんじゃないかなあ
」
・・・・・
・・・・・
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父親が作った曲。
明るく楽しい曲ですが、息子の曲のような深みは全くありません。
レオポルドは長年「おもちゃの行進曲」の作曲者だと言われていましたが、近年の研究で、それは別の作曲家の曲であることが判明しました。
レオポルドの最大の功績は作曲ではなく、息子ヴォルフガングを世に生み出し、大作曲家として適切に育てたことでしょう。
音楽教育者としての才能は確かで、ピアニストであった娘(ヴォルフガングの姉)ナンネル・モーツアルトの為に「ナンネルの楽譜帳」を生み出しています。
・・・・・・
樹脂粘土の保存方法についてです。
ザックリしすぎててお恥ずかしいんですけど、単にチャックのついたビニール袋に入れて、空気を抜いて、日の当たらない場所に置いてます。
ここまではあるあるだと思うんですけど、私独自なのは、そこに小さく切って水を少し含ませたメラミンスポンジを乾燥避けに入れてます。
ただ私、100均樹脂粘土については、長くても数週間で使い切っちゃうので、長く持つかどうか、変質したりカビたりしないのかどうかは解りません。
樹脂粘土より使用頻度が断然低い「すけるくん」。
こっちは、ラップでくるんだ後、樹脂粘土と同じ保存方法を取っています。
同じ方法で、軽量紙粘土や木製粘土、オーブン陶土の残りも保存してますが、数ヶ月その状態で放置しても、どれも問題なく使えてます。
メラミンスポンジも、時が過ぎても問題なく湿ったままだし、生乾きの服みたいなカビっぽい臭いがしたりもしないです。
ただ、これは私が勝手に「こうすれば何か長持ちしそう」と思って取ってるやり方で、正しい方法かどうかは全く解らないので、各自、自己責任の上でお試し下さい。