イマイ木製ヤマト1/350〈その1〉/蒼きヤマトへの憧憬(64) | アディクトリポート

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今日はクリスマス特別企画?

いえ、ふだんどおりです。

↓船舶設計図面の
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立体化を追っているこのコーナー。
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第1弾は、2メートル10センチの精密カットモデルの2隻
seki

第2弾は、野村トーイの、1/1200プラモデル
むらら

さて、第3弾は?

イマイ(今井)の、木製1/350宇宙戦艦ヤマトです。

都合3回発売され、
↓1回目が「永遠に」に合わせた1981年1月で、価格は28,000円(※当時は消費税はなし)
ささ
2回目(中)が1997年の12月で、価格は40,000円+税5%=42,000円
3回目(下)が1999年の初旬で、価格は55,000円+税5%=57,750円


前にも書いたが、キットの設計図と金属製の細部パーツには、
船舶設計図との一致点が多い。
ずめん

とはいえ、
キットに付属する図面や説明書どおりに製作しても、
船舶図面と同じヤマトは完成しない。
↓1回目と2回目発売分の組立説明書。錨マークと参戦章の3本ラインが付属。
さんせい
↑最下段のカラー図版の元画像はこちら


プラモデルではなく、木製キットのため、
精密な細部パーツはともかく、
本体は大雑把に切り出した積み木細工の箱組だからだ。

↓各種展示会でお披露目された、無塗装の完成品。
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外箱と一緒に写っているものは、2回目発売分と判別できる。
単体で写り、舷側に錨マークのないものは、3回目発売分の可能性が高い。
(ただ単に、マークを使わなかっただけなのかもよ)


「ヤマト大事典」を持ち合わせていて、
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縮小収録されている
籾山蔵太郎・森恒英氏2人合作の設計図面が手元にあれば、
きおいk
工作技術と根気のある人なら、
さぞや見事な完成品を仕上げられもしようが、
そんな情報は誰も持ち合わせていないから、
素直に組立説明書どおりに作るしかない。
2012/5/19・20に開催された、静岡ホビーショーに展示されたもの。
はんざわ
錨マークと参戦章があるので、1回目か2回目の発売分と判別できる。
元画像は道楽おやぢさんのサイトより。


という話は、このブログのあちこちに分散して書いてきたが、
金属部品の緻密さと、木製部品の大雑把さのチグハグさを示す、
大判画像には事欠いていた。

ちょうど1年前の、2012年12月22日までは!

模型、プラモデルの製作代行、塗装、リペアを請け負う、
プラ工房 D-styleが、
3回目発売分のキットを、
依頼主に要望されたオリジナルカラーで完成させるまでを、
みどり
製作記ブログで公開していた

そこで、転載許可を得て、ここにご紹介。
さんせい
製作記ブログでは、
このキットの部品構成の詳細と、
組み立て工程の全貌が読み取れるようになっている。
っっっっっl
色については、
素材の違いが際立つように、
わざとこのように塗装、仕上げられていて、
っっっh
金属部品は、一つ一つ、
ていねいに磨き上げられている。
zzzzz

プラ工房 D-styleでは、
キットの素組から、丹念な作り込みまで、
ご予算に応じて多様なプランが用意されているので、
私のように工作技術に乏しく自分で作れない人、
貴重で高価なキットを所有しながら、
未組み立てのまま眠らせておきたくない人は、ぜひご利用下さい。

イマイの木製キットについては、また続く。