よげんの書(4)/松本零士初期SF作品集〈その2〉 | アディクトリポート

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これの続き。

前回は4年後のガンダムを予言していた、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-shouko

松本零士の「ヤマト創作ノート」

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-そうさく

今回はそのノートで予言されていた、2つめについて。

ちょうどガンダムの記述のある向かいのページは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぜんぺ
何点かのラフなイラストが描かれている。

上から見ていくと、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ennbann
これは、サーシャの宇宙船のラフですね。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-いきういき
↑パイロットフィルムより。
↓放映当時の『冒険王』では、小さめにしか描かれていないが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-yotu
↓並行して連載されていた『小学五年生』の絵物語では、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-konna
かなり大きめかつ、詳細に描かれている。
松本零士は、『ヤマト』テレビ第1シリーズの時点では、肝心のヤマトの描き方すら安定していなかったのに、
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-242
$オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-356
どうしてサーシャの宇宙船のデザインは、すっかり出来上がっていたのかと言えば、
『マシン童子』というマンガで、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-とつ
「マシン童子」は、『ぼくらマガジン』(講談社)1970年1月6日号~2月3日号に掲載された、全4回の「絵本まんが」。

全く同じ形の宇宙船を、既に何度も描いていたからである。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-sara
↓左右反転しただけの構図から、脱出カプセルの射出軌道まで、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-おなじ
後年の『ヤマト』マンガと同じ。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-おいおいおいう
↑第3回の回想シーン。

『小学五年生』の絵物語は、1999年の「こんなマンガがあったのか!」に再掲されたが、
オレたちがやる! 作家集団Addictoeデビュープロジェクト-ほし
こんなマンガがあったのか!
名作マンガの知られざる続編・外伝
MFペーパーバックス
メディアファクトリー:1999年11月15日初版第1刷発行

すでに10年以上前のこと。

「マシン童子」に至っては、今まで単行本未収録だった。

そしてこの2作品が、同時に収録されているのが、
この『松本零士 初期SF作品集
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ききき
に同梱されている、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-mama
未復刻SF作品集


というわけで今回は、
『マシン童子』が
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-saa
『宇宙戦艦ヤマト』の、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-pop@opop
4年早い「よげんの書」だったところまで。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-new

ですが、他のイラスト(上記・中でも最下の1枚)についても、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-oiui
ご覧になれば皆さん、なんの「よげんの書」か、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-pee
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-lopopo
一目瞭然ですよね?

つづく