久しぶりにワールドカップの地区予選が行われた9月6日、ヨーロッパでもグループ予選でシュトゥットガルト戦士はそれぞれのナショナルチームの試合に出場した。
ヨーロッパ予選
グループB
マルタ 1-2 デンマーク
デンマークが弱小マルタになんとか勝利したという試合だった。
デンマークは試合開始早々先制したが、その後詰めが甘くなり、前半のうちに同点に追いつかれてしまった。
後半相手のオウンゴールでなんとか勝ち越したものの、際どい試合だった。
デンマークのウィリアム・クヴィストは守備的MFでフル出場し、落ち着いたプレーを見せた。
グループC
ドイツ 3-0 オーストリア
オーストリアは首位をひた走るドイツにアウェーで挑んだ。
試合はクローゼ、クロース、ミュラーの3得点でドイツが圧勝した。
オーストリアのマルティン・ハルニクは右のサイドバックでフル出場した。
グループD
ルーマニア 3-0 ハンガリー
ルーマニアが試合開始早々と終了間際、その間の前半30分に得点して圧勝した。
ルーマニアのアレクサドゥル・マキシムは左のサイドハーフで先発し、後半19分に退いた。
このグループでは首位を独走するオランダをエストニアが終了間際までリードし、オランダに初黒星をつける勢いだったが、ギリギリで追いついたオランダがなんとか引き分けに持ち込んだ。私としては残念、本当に残念な試合だった。
ハンガリーに勝ったルーマニアはこのグループ2位に浮上した。ルーマニアの対戦相手は今後、トルコ、アンドラ、エストニアで、オランダ戦を残している3位ハンガリーを押さえ、プレーオフ出場の可能性が強くなった。9月10日のトルコ戦が鍵を握る。
グループE
ノルウェー 2-0 キプロス
率直に言って、ノルウェーがキプロスを攻めあぐねた試合だった。
序盤から全力でぶつかってくるキプロスへの反撃がうまくいかず、シュートもなかなか打たせてもらえなかったノルウェーだが、それでも前半終了間際になんとか先制し、後半につなげた。
後半も攻めあぐねるノルウェーは、後半19分、前半ゴールしたエリュヌッシに代え、キングを投入した。するとそのキングが後半21分に追加点を奪い、ノルウェーがキプロスを下した。
ノルウェーのモハメド・アブデラウエはワントップでフル出場したが無得点に終わった。
グループEは混戦で、ノルウェーは現在2位につけているが、今後の結果では首位で予選を突破する可能性もある。
グループG
ボスニア=ヘルツェゴヴィナ 0-1 スロヴァキア
ボスニア=ヘルツェゴヴィナのヴェダド・イビシェヴィッチはジェコとの2トップで先発した。
試合は両チーム拮抗した行き詰る内容だったが、どちらも決定打がでないまま後半も終盤にさしかかった。
後半32分、スロヴァキアのペコフスキィが正面からゴール上部へ叩き込み均衡を破ると、そのまま試合は経過し、ボスニア=ヘルツェゴヴィナが惜敗した。
同グループではギリシャが勝利したため、ボスニア=ヘルツェゴヴィナは首位を保ってはいるものの、勝ち点で追いつかれた。
9月10日に再び対戦するスロヴァキアをきっちり破り、首位突破に向けて足場を築きたいものだ。
国際親善試合
キリンチャレンジカップ
日本 3-0 グアテマラ
上の各試合に先立って、長居スタジアムでは日本がグアテマラと対戦した。VfBシュトゥットガルトの酒井高徳(ゴートク)は右サイドバックでフル出場した。後半途中からは3バックになったため、右のサイドハーフの役割を果たした。
試合は日本がグアテマラを圧倒したが、先発AG(FW)からゴールは生まれなかった。
ゴートクは攻撃参加で存在を示し、ゴールにはつながらなかったがうまく狙ったクロスも見せた。
この日は攻撃陣の交代が主体でサイドバックの交代がなく、他の選手と比べることはできなかったが、守備も無難にこなしたと言える。特に中途半端にパスをつないだりするのではなく、パスとクリアにメリハリをつけていたのは安定感につながった。
次の試合ではもしかすると出場しないかもしれないが、W杯本戦に向け、まあまあの働きだったと思う。
相互リンク→なごやん
まだ9月10日があるぞのクリックお願い
↓