西日本各地に甚大な被害を与えている記録的な豪雨。「平成30年7月豪雨」
お亡くなりになられた方は110人を超え、今なお行方不明となっている方も多数。
大変な災害となってしまい被害全容はまだ明らかになっていません。
当五城目町でも昨夏3回、今年の5月18日、土砂災害警戒情報・避難勧告が出され農地、河川、林道、道路、住宅浸水等に被害が出ました。
町に住む人々の間では、『これから梅雨末期や台風シーズンになるとまた起きるんじゃないか?』『不安だ!』という声が多いです。
西日本で起きてしまいました。
今回の被災地では、自衛隊、警察、消防署員と共に消防団の皆さんも懸命に活動しております。
まずは、天候が落ち着き捜索・復旧活動が順調に進むことを願います。
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昨日は
第29回 森鈴旗争奪 秋田追分全国大会が行われました。
主催は町と実行委員会。
民謡『秋田追分』生みの親である故鳥井森鈴氏は当町岩野出身であり、その功績を伝え、唄の正しい伝承と保存普及を図るために平成2年から開催されているものです。
会場は広域五城目体育館。
午前9時~開会式
実行委員長あいさつ~町長あいさつ
進行はABS秋田放送のアナウンサーお二人。
伴奏者紹介。
尺八、三味線、掛け声、みなその道の一流の方々です。
今年の大会には熟年の部に遠くは奈良県から35人がエントリー。
前唄3小節まで歌います。
奈良県から参加の方。はるばるお越しいただきありがとうございます。
地元五城目から出場の皆さん!
続いて行われた一般の部も、熟年の部と同じく前唄3小節で、地元五城目から1名。遠くは兵庫県から30人がエントリー。
昼食後
熟年の部と一般の部の予選通過者発表。
熟年の部は35人中5人、一般の部は30人中10人が予選通過。
その後、五城目町の地酒や朝市パックが当たる入場者抽選会。
そして、午後2時20分~
年少の部スタート。
参加8人中、4人は地元五城目の小学生♪
前唄全部。
地元の唄だものしっかりと継いでいかないと!
そのために、努めてくださっている方がおります。
本番中、客席最後方で五城目の子供たちに
大きな身振り手振りで指示。
このような方々が、地域の伝統文化を後世へと繋いでいってくださっているのです。
学校授業での指導、心から感謝いたします。
数年前に調整役として携わりましたが、中学校での民謡授業も必要と思います。
『秋田追分』の承継、真剣に考えていかなければなりません。
学校授業の一環である『民謡クラブ』の皆さん頑張りましたね!
町外から参加の選手はみな本格的に習っているようで、もう衣装から違いました!
8人の歌のあとは、ゲスト出演。
15時すぎ
年少の部の審査結果発表。
全員に記念品を渡した後に発表。
優勝は秋田市の方。おめでとうございます。
プロの歌い手めざして頑張ってください♪
2位も秋田市の方、3位は男鹿市の方でした!
続いて、熟年の部(5人)と一般の部(10人)による決勝。(本唄)
五城目町から唯一決勝にコマを進めた熟年の部のIさん。
15人の唄が終わり審査結果集計中、ステージではゲスト出演コーナー。
おそらく県内の民謡の世界では知らない人はいない
河田カツ子さん、利部梅謡さん、中村菊枝さん、伊藤福実都さんらの素晴らしい演奏。
そろそろ、審査結果が出たようです!
審査委員長である秋田県民謡協会理事長、王藤さん。
私は民謡のことは詳しくはありませんが、とても分かりやすい講評。
地元の小学生たちの挑戦とそれを支える大人がいることを評価してくださいました。
そして、いよいよ結果発表~~!
熟年の部決勝進出者5名のうち、入賞の3名が壇上に!
優勝は大仙市のSさん!
今のこの喜びをどなたに伝えますか?
『会場にいるかあちゃん♪』
おめでとうございます。
準優勝は五城目町Iさん♪
第3位、秋田市のNさん。
皆さん、おめでとうございます。
続いて一般の部!
10名の決勝進出者の中から入賞の5名が発表され壇上へ!
こっちまで緊張してきます。
優勝は!
由利本荘市から参加のTさん~~!
おめでとうございます!
2位秋田市のKさん
3位潟上市のTさん
4位兵庫県のMさん
5位八郎潟町のSさん。
賞状記念品等授与のあと
一般の部優勝者による唄披露。
感動の時間となりました!
締めの言葉(閉会宣言)を、秋田追分実行委員の副委員長である、議員の兄貴分が述べて無事に全日程が終了しました。
お疲れ様でした。
なお、昨日の様子は
7月15日(日)13:00~14:00
ABS秋田放送ラジオで放送されます。
ぜひ、聴いてみて下さい
民謡・秋田追分
残していかなければならない町の宝です。