噴煙上がる硫黄山のすぐ下にある共同浴場で、昔、ここに円谷寺というお寺があったことから寺の湯と名づけられたようです。
共同浴場 寺の湯
この寺の湯は唯一残る混浴です。入浴料300円を料金箱に投入し、ドアをあけると左右に脱衣所があります。男女別の標記はないですが、右の脱衣所はちょうど湯上りの女性が出てきたところだったので、左の脱衣所を利用しました。
脱衣所は左右ともこんな感じです。仕切りもな~にもありません。
先客は男性2名のみ。これはまたもやフル画像ゲットと思いきや、最後に残ったのは地元の方なのか、常連なのか、まもなく6時になるというのに、そこからシャンプーを取り出します。しかし、洗いだしません。どうも偏屈そうな雰囲気で話しかけるのも抵抗があるので、タイムリミットで諦めました。
一応、脱衣所からその御仁のいないほうを撮影。
浴槽は、2つ。パイプから源泉が投入されています。温度は狢の湯からくらべるとちょっとぬるめ。そして見てのとおり、白濁は薄い・・・いや白濁しているとは言えないレベルです。私の印象では、狢の湯で身体をいじめて、寺の湯で癒す感じでした。
しかし帰ってから調べてみると
泉質 酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型) 湯温74.3℃ ph2.2
狢の湯より熱くてキツイ湯なはずだし、過去のブログでも温度、ピリピリ感などでそれを証明する記述がほとんどです。そして浴槽は白い。一件だけ、ぬるめだったとする記述ありでしたが。
温泉って生きているというか、日によって湯の状況が変わることがあるけど、そんな感じなのかなー。それとも、居残りの男性が私がいても反対の浴槽にばんばん水を投入していたから、私が入るまでの間に薄められちゃっているのかなー。(某サイトでは右は湯治客用に薄めない掟と書いてありましたが)。
これは継続調査の必要がありですね。幸い今回の湯巡りは時間切れで中の湯を回れませんでしたので、いづれ再訪することになるでしょう!
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