椎葉 周
ニューロティカ・プラネット―嗤う惑星

この3年後にアルファクです。
思わずこの作品の発行年とアルファクの発行年を数えちゃいました。
いやー。凄いわ。うん。凄い。最初から追いかけていったファンの人に拍手。


初の女性視点。
ダリア・ロセッティという表紙の女性視点でのお話です。
まぁあんまり女性っつー感じはしなかったし結構ひとりの人間的な捉え方だったのでそこまで違和感はなく。


設定がね、先ず凄いの。
この世界は<神様>に操られ、しかも作られた、人工物。
全部全部、彼ら創造主の手の内。
たまにちょっとだけ五感を共有してテレビのように覗かれる。

そんでもってダリアは旧式執事ロボットのクロヨテンと一緒に、
この事実に気付いた人達と一緒に悪の親玉を倒そうとするんですが。

その前に彼の使徒である<天使>との対戦が主です。
しかもエグーい。
170何ページかの(一の位の数忘れた)バイオロイド?相手の奴とか、本気でえぐい。
まあ今回はそこまでエグくもなかったしこのワンシーンだけしか引っかからなかったのでよかったんですが、正直クロヨテンオチ? それともCBオチ? と考えてました。

ん。どっちも解らない。不発。
ぶっちゃけますと、クロヨテンがダリアを慰めるあたりもよく解ってなかった。
だからなんだよー。


まぁテコンドーは足技が多くてキレイなんで読んでて面白かったんですが。
というかこの先生、戦闘シーン、面白いなぁ。これだけは結構変わらずに面白いです。
会話はきっとたくさんヤスリがけして磨きがかかって行ったんだと思います。



「痛いから、必死になる」


血の味を知らない者と知っている者の違いが面白かったです。
そしてやっぱり“超人”好きだね、この人。昔から趣味は変わらないみたいです。

それではそれでは(。・ω・)ノ゙



・ 関連作品の感想 ・

<アンジェリック・ノワール>
アンジェリック・ノワール(1) パラダイス・ロスト
アンジェリック・ノワール(2) パラダイス・リゲインド

<アルティメット・ファクター>
アルティメット・ファクター(1) 軌道上のキリングゾーン
アルティメット・ファクター(2) 決別のフォトン・クロス
アルティメット・ファクター(3) 不屈のカウンタースナイパー
アルティメット・ファクター(4) 鋼刃のジャスティス
アルティメット・ファクター(5) 成層圏のパペットショー
アルティメット・ファクター(6) 最果てのイモータル
アルティメット・ファクター EARLY TIMES 赤道直下のソニックウェイヴ


・ 他作品の感想 ・
ゼロから始めよ――閃光のガンブレイヴ