外国人モニター体験団④は初日に観光をした場所をご紹介します。
まず最初に向かったのは「燕巌水車公園(연암 물레방아공원)」です。
ホームページ http://ansim.go2vil.org/
(韓国語)
山奥にあり、雪で覆われていて水車の水はカチコチに凍っていました。
写真の真ん中の銅像はこの方↓
朴趾源(パク・ジウォン/박지원)という人で中国の清から戻ってきて、ここに水車を作った人です。
韓国で初めての水車が作られたのがここ慶尚南道咸陽郡でした。
現在は稼動していませんが、韓国で一番最後まで動いていた水車だそうです。
この水車がどれくらいの大きさかというと・・・
かなりの大きさ直径10m、幅2mの大きさで、木材でできた水車で韓国1番の大きさだそうです。
そして、そこから少し離れたところにある「龍湫寺(ヨンチュサ/용추사)」です。
これは龍湫寺の一柱門です。
1972年2月12日に慶尚南道有形文化財第54号に指定されました。
新羅の僧侶である覚然(각연)が長水寺を創建するときに建てた門です。
この龍湫寺の一柱門から龍湫寺までは徒歩約20分。
まだ雪の残る坂道を登ります。
道沿いに渓谷があります。ここの渓谷の水は1等級だそうです。(水がきれい)
渓谷を越えて(橋を渡り)細い山道を進むと、小さな龍が迎えてくれます。
これが↓龍湫寺の大雄殿です。
龍湫寺は、大韓仏教曹渓宗第13教区の本寺である双渓寺の末寺です。
487年(新羅時代)に覚然が創建しました。お寺が建てられた当時は龍湫庵と呼ばれていたそうです。
お寺の名前が「龍湫寺」であるだけに、大雄殿には龍の彫刻がいたるところにありました。
そして、この龍湫寺のすぐ下には龍湫瀑布(ヨンチュポクポ/용추폭포:滝)があります。
箕白山(기백산)郡率公園から始まる龍湫渓谷にある滝で、高さが約15mで滝つぼの深さは約25mあるそうです。
この滝には伝説があります。
イムギ(이무기)という蛇竜が住んでいて、108日間、断食をしてお祈りを続ければ龍になって昇天できると言われていましたが、稲妻に合って結局のところ龍にはなることはできず、周辺の蓮池に落ちてしまいました。
村の人々はイムギが落ちて死んでしまった蓮池の水を使って農業を行ったところ、豊作になった。
という伝説があり、この滝は冬でも凍ることなく一年中、勢い良く流れ落ちているとのことです。
どこの車がないと行きにくい場所ですが、咸陽の歴史を知るにはとても良い場所でした。
外国人モニター体験団⑤では、宿泊場所の韓屋とそこで食べたヘルシーな朝食をご紹介します。
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